これは神楽殿という建物。2000年11月に完成とあるから随分新しい建物やなぁ。
それにしても曲線の流れが美しい。。。。。
新しいか古いかはあんまり関係ない。ヴィンテージも素晴らしいけど、この2000年代の建築物も素晴らしいと思うなぁ。
技術面では進歩してるワケだし、昔の手法や作法をしっかり尊重して頑張れば出来る!
寺社仏閣とかお城の修復や建て直しを観ると、よく感じるんだけどバイクでも同じやないかなぁ。
菊の御紋・・・・・
こういう重なり合いの調和って素敵やなぁ。
金属装飾も。
部材の厚みとかの関係もいいなぁ。
ロック部分。シャフトを通す、受けの部分は多面体になってる。
これは他の建物でもっとヤレた古いものが観られるんだけれど、新しく造ったものも負けてないし、負けたくない気持ちも感じるような気がする。
たとえ機械で切削、彫刻していたとしても。
十四面体。
ここでバキッとした画が撮れてないのは腕のせい。。。。。。
この扉は上から下まで超ロングなヒンジでその巨体を支えてる。
ロック部分の多面体は引き手と違って強度重視で接合部の面は取ってない。
葉っぱの縁のゲジゲジを撮りたかった。
もしかしたら木部も金属部も機械削りなんじゃないかと思うんだけれど。。。。。。そういうことを神宮の人に尋ねられるくらいの勇気がほしいよ。
ナニで削るかの問題じゃないってこと。
どんな気持ちで削ったかっていうことなんやなぁ。
そしてそれは必ず結果として現れる。
各々のベストな手法でやって、それできっちり表現出来ればそれで良しじゃないか。。。。。。
何万時間穴ぐらに篭ってやっててもダメなものはダメになるし、観てももらえないだろう。
少し前まではハイテクな機械をコンピューターで制御して削った部品なんて温かみの無い無機質な物体だとしか思ってなかった。
でもそれは違ってたんやなぁ。
どんな手法でも、すげぇモノを創るヤツは創る。
もちろん自分の手の油が全て部品に染み込んでしまうくらいの執念で手作りする者も居る。
とにかく結果
とにかく気持ち
とにかく執念
そしてとにかく狂気。
それより手前に居る者は、とにかく勇気やなぁ。