2020年9月10日木曜日

現行機種。


みなさまごきげんよう(´∀`*)

さて私は普段の生活において燃料代の削減をはかるべく

買い物であるとかちょっとした用事は原付スクーターを使用しています。

これは一定の成功をおさめていて、生活に使う燃料代はかなり軽減されました。

ところがドッコイというか、次男がオートバイに2人乗りしたいと言い出しまして。

その発言を大義名分として、さらなる生活費削減を目論み

新たな生活の足を模索する事にしました(о´∀`о)

条件としては

ファミリーバイク特約が使える125cc

幼稚園の送り迎えに使える

ちょっとした買い物に使える

いきなり壊れたりしない

低燃費

いきなり改造したりしようとしない

峠もソコソコに走れる

と、なるとスポーティーなスクーターがベストだと。


ってなワケで数多ある原付2種スクーターの中から、生まれて初めての現行機種である

ヤマハのNMAX125をセレクトしました( ´∀`)

本当は私の中で導き出した最強の2種スクーターはフォルツァ125なんですが

アレは車両価格が猛烈に高いので(60万円オーバーっすよ)

正直、私には買えません( ´∀`)


価格と性能のバランスでいくとコレになるワケですが

アンダーボーンフレームではなくバックボーンフレームを採用していて剛性が高く

前後13インチホイールに前後ディスクブレーキでABS付き。


ガンダムみたいなエクステリアも別に嫌いじゃないっす。


エンジンはブルーコアエンジンという、オフセットシリンダーに可変バルタイで

とても燃費が良く出力も向上させたというシロモノで

当然キャブではなくインジェクションです。


ヘッドライトとブレーキランプはLEDで、ウインカー とテール、ポジションは電球。


で、まず行ったのがポジションの修正です。

前オーナーの仕業でハンドルが前傾させられており、おまけにセンターも狂っていて

ブレーキレバーも下向きすぎ。

こういうズレはホントしっくり来ないんですよ。

たとえばハンドルを前傾させるのが好きな方は結構おられますが

ステムに対してステアリングが作用する位置が前にズレると共に

手首が不自然に下へ曲がるので、ブレーキレバーやクラッチレバーへ指をかけるのに

必要以上にストロークが要るようになります。

ならばとレバーを起こせば、スロットルワークに影響が出てきます。

これらはひろうかんにも繋がりますし、何より万が一の時の適切な操作を妨げます。

こういったステアリング回りの角度であるとか位置関係には一定の決まりがあって

よっぽど規格外の体型の方でない限りはその決まりの範囲内で調整すべきです。

ポジションひとつで大袈裟に思われるかもしれませんが

コレ本当に本当でポジション修正だけで乗り味が大幅に変わるものなんです。

ご自身のオートバイが乗りにくいというか乗りこなせないような気がする場合

ぜひ変なこだわりを捨ててポジションを今一度考えて頂きたいです。

もちろんチョッパーでも同じ事ですよ( ´∀`)


そしてアームがただの棒でひょろっとした純正ミラーは嫌いなので


がっしりしたマジェスティ純正ミラーに交換しました。

このミラー、ナポレオンのクロス2をエアロデザインにしたような風情で

カウル付きとかでミラーがイマイチかっこ良くないヤマハ車なんかにはお勧めっす。

んでグリップヒーターが付いていましたが撤去して、ロッシグリップに交換。

まぁただのホンダ純正グリップなんですが、コレ握りが気持ち良いんです。


んで肝心の性能はどうかという所ですが。

こりゃイイです( ´∀`)

エンジンとしては加速はゆっくり目ですがそれなりにトルクはあって

バルブタイミングが切り替わるポイントとかは体感できませんが、

スムーズに車速が乗っていきます。

マイルドな味付けですがスムーズに伸びるので、気付くと車速が上がってる感じ。

サスは硬いと言われますが、走行性能から言うとこれくらいじゃないとダメだなと。

むしろ奥ではもっと踏ん張ってもらいたいくらいです。


コーナリングも剛性の高いフレームとソコソコ踏ん張るサスのお陰でスムーズです。

センタートンネルがあるので、くるぶしで車体をホールドできて

左右ともフルバンクはタイヤの端を少し残してセンタースタンドが接地。

このセンタースタンド、おそらくですがバンクセンサーになってますね。

前後のディスクブレーキは下りのフルブレーキでもABSが介入する事は無く

必要十分に効きます。

特にレバーーで操作するリアはディスクなだけあってコントローラブルで

フットブレーキより細かい操作が出来て面白いですね。


実際に幼稚園の送り迎え、タンデムでプチツーリングに日々の用事、たまに峠と

まぁエコドライブは一切考えずガシガシ使ってみましたが

驚いたのがその燃費で、公称燃費WMTCモードで45.2km/lという事で

ホンマかいなと思っていましたが

何と満タン法で計測しましたら48.7km/lという強烈な数値を叩き出しまして

実に1号機の2倍、NV350キャラバンの4倍という驚異的な燃費性能です。

全く燃費を考えずに好きなように走ってコレですから大したものです。

まぁ乗って底抜けに楽しいのはやっぱり1号機なんですが

趣味のためのオートバイと違って、生活を共にするオートバイとして

きょうびの原付2種スクーターは「使えるヤツ」だなと実感するとともに

そりゃPCXとか原付2種クラスがよく売れるわなって話です。

ついでに言うとスクーターは馬鹿にされがちですが

オートマでギアチェンジが無いお陰でハンドリングやブレーキングに集中できるので

ライディングの基本を理解しやすかったりします。

セカンドバイクを考える時に候補に入れておいても損はないと思いますよ( ´∀`)




ってなワケでさらば!



2020年9月9日水曜日

プライヤープレイ。





細かい事を言って鬱陶しいと思われるかもしれませんが

ナットの傷ひとつで自分の仕事でない事が簡単に判るもので。

ナットをプライヤーとかで掴んで傷を入れるような手合いは当然ネジの事は考えないので

ダブルナットによるロックの意味もわからぬままにネジ山を潰します。

ついでにロック用のM6ナットのみステンレス製というのもよろしくありません。

その場ではどうにかなった気がするかもしれませんが、それで結果オーライではなく

むしろご覧のように結果アウトです。





2020年9月8日火曜日

ジャンキー。




昔はスニーカーブームとかあって、色んなメーカーのスニーカーを履いてきたものだけど

超扁平足の私が履いていて一番しっくりきたのはVANSのプロモデルで

やっぱりこのしっくり感っていうのが何より一番大事なんだけど

辿り着くには結構な時間がかかるものです。

みんな自分の身の回りはしっくりくるもので固めていくよう努めてると思うけど

こういうしっくり感はオートバイも同じで

既製品でありながら比較的自由にカストマイズできるっていうところが

ある種特殊な魅力で中毒性も高い。

ただ、比較的自由だからこそ間違った方向に進んでしまったり選択を誤ったり

そういう事が常に裏側に、時には表側にある。

だからと言って特別視せずに、自分の身の回りのお気に入りと同じように

オートバイをお気に入りに仕立てていけばいい。

ジャンキーでイイんだよ、そういうモノなのだから。



2020年9月1日火曜日

JA10エンジン修理。


みなさまごきげんよう(´∀`)


さてと。

走行中エンジンが停止して再始動不能との事ですが、

私が郵政車両におけるこういったトラブル時に一番に疑うのがオイルでして。

オイル交換は局員の自主整備項目になっているのですが

オイル過多やオイル過少はともかく、オイルの入れ忘れというのが結構あります。

冗談みたいな話ですけどね。

ちなみに2番目に疑うのは燃料ポンプで、JA10のポンプは結構壊れます。


圧縮は基準値の半分程度。

ネットリとした物体に覆われていますが。

腰下から上がってくるオイルの潤滑経路に合わせて濃縮オイルが焼き付いています。


ピストンもご覧の有様です。


かなりダメージ大きいパターンですね。

スーパーカブのエンジンはこのJA10型になっても基本的には頑丈です。

まぁJA07なんかはミッション砕けるのが定番だったりしてちょっと弱いですが(´∀`)

いくら頑丈と言っても

エンジンオイルを入れずに運行すればこうなりますよという見本ですね。


クッソ汚いヘッドは気合で洗浄して。。


ビロビロのカムチェーン、テンショナーローラーにピストンやシリンダーも全て交換して


やっと修理完了です。


納車後はまたいきなり業務に就くのでせめてもの慣らしを行うべく

実走テストしたらお渡し。

個人的にはエンジンを組み直したから安心というよりは

エンジンを組み直したからこそ何かがあるかも知れないと思うのです。

これは車体においても同じで、如何に走り込みが大切か

それを怠る事でどういう事になるのか

これまでに散々教えられてきました。

お互い、、、オートバイを愛していきたいものです。