2021年9月29日水曜日

ダメ探し。

 みなさまごきげんよう(*゚∀゚*)

1号機のために耐フェード性に優れたメタリカのパッドを購入したのに

全然組む時間が無いコウバ長です。


さて作業は81FXS。

ハーネスをフルに引き直しまして。


このゴミ溜めみたいなシート下から格段にスッキリしました。

サーキットブレーカーはいつも通り3個設置でイグニッションとアクセサリーで系統分け。

基本的に灯火類は別系統にしていますがテールだけは別で常時点灯するようになっています。

これはたとえば灯火類のショートで全ての灯火が全滅した時に、

尾灯だけは点灯を続けるわけです。

夜間の灯火類ダウンという状況で、尾灯は消えないという事の大切さは

そういうトラブルに遭った事が無ければわからないと思います。

路上でのトラブル時に危険が迫ってくるのは後ろからが多いんですよ。

逆にイグニッションがダウンしてもブレーキを握ればブレーキランプが点灯するんです。

さらには、3個ブレーカーがあるワケですから、ダメな回路を見つけたら

他所から最低限の電源を供給してあげられるし

ブレーカーの故障であれば、他のブレーカーを使って復帰させる事ができる。

あってはならない事ですし、あってほしくない事ですが

トラブルの事を常に考えるというのは大事な事だと考えています。


配線はハンドル中通しですが、ハンドルの中を通しにくいからといって

こんな髪の毛みたいな細い線を使ってはいけません。

実際燃えてますし。

信号線ならコレで良いんですが、流れる電流に応じたスケア数のワイヤーを使わないと

配線なんて簡単に熱をもって燃えます。


ハーネスの引き直しというと実際高額なメンテナンスですが

ブレーカーやメインヒューズ1個で後は線を繋いでいくだけというのはただ結線しただけです。

必要に応じた機能や安全策、綺麗な取り回しや配線を傷めない取り回しに被覆

トラブルシューティングのし易さ、そしてトラブルからの復帰のし易さ。

そして故障現場での応急処置の可否を考慮して

結構な時間と材料費、工夫が束ねられているのがハーネスです。

イチから再構築するわけですから当然なんですが

こういう事が気持ちよく乗るという事にも繋がるんですよね。

不安は気持ち悪いですから(*´ω`*)


メーターはリアドライブからフロントドライブに戻して

安物メーターをギア比の違ったギアで駆動するという方式とは決別。

このメーターは機械式ですがパルス設定は電気的に行えるので

使用しているホイールやタイヤサイズに応じて極めて正確な設定が可能です。

さらにはオドに加えてトリップも2つ付いていて便利です。

この手のメーターはエンジン近くに配置すると故障しやすい事もあって

視認性も含めてフォーククランプがお勧めかと思いますね。

ちなみにメーターは目立たない左側だろと突っ込んだ貴方は偉いですが

FXはドライブユニットが右側なので

無理に反対に持っていってタイヤでケーブルを傷めるのが嫌なので

大人しく右にメーターを付けてます。


もちろん左に取り付ける事も可能ですが

結構色々加工が要って費用が嵩みますので

ここは費用対効果です。

個人的にベストなのは完全に電気式のメーターでリアからパルス拾うやり方です。

自身の車両はそうしてますからね。

言うてもエンジンハンガーにマウントしちゃってますが(*゚∀゚*)


ハンドルまわりもガタガタのスロットルにビロビロのケーブル

そして溶解したグリップを全部一新しまして。

グリップは神戸グリップ2型縦溝。

私はコレが好きですね。

なんて言うかな、TZグリップに近いです。

だけど7年使っても全然擦り減らない。

以前はグリップは擦り切れてきちゃって消耗品だったんですけどね。

まぁグリップが擦り減る前に劣化してボロボロ(というかネチョネチョ)な人が多い昨今ですが

もっと言えばグリップがボロくなる前に乗らなくなっちゃうとかね。


んでリアブレーキは新品キャリパーを投入しましたがフィールが悪すぎる。

原因はメーターをリアドライブにする為に

アクスル内部構成パーツを適当に削った事によるものです。

そのガタ2mm。

この差異ってアクスルシャフトを締め上げちゃうとスイングアームが縮んで潰れるんです。

元々のバナナキャリパーがガタガタだったからわかりにくかったワケですが

キャリパーがしっかりするとこういうのが効いてきます。

だからアクスルを規定トルクで締めるとローターとキャリパーの位置が合わない。

そうすると微妙に引き摺ったブレーキになる。

メーターをフロントドライブに直したのもこれが理由です。

キャリパーピストンの戻り量って基本的にキャリパーシールの「たわみ」なんです。

1ミリとか2ミリという数値はごく小さいと思われるかもしれませんが

この世界ではものすごく大きな数値なんです。


だからキャリパーの固定にもシムリングを使ってきちんとセンターを出す。

そういうアライメントというものは無形ですが

フィーリングには絶大な影響を与える。

知識や技術は関係なく人間が一番感じられるのがフィーリングなんです。

だから良いフィールを得るために色々と手をかける。

それを疎かにするような事はしたくない。


そしてリア周りをいじっていてふとチェーンのジョイントが目に入りましたが

どう考えてもおかしいですね。


このクリップは630チェーン用で、実際のチェーンサイズは530。

これ、走行中に外れたらどうなるでしょうね。

自身の被害としては暴れたチェーンが絡まってリアロックするかもしれないし

チェーンにビンタされてクランクケースが割れるかもしれません。

後続車は外れたチェーンが飛んでくるわけですよね。

どうですかね。


そもそもクリップジョイントというのは私自身あまり好きじゃないです。

自身の車両も全てカシメジョイントですし。

ただ、サイズ違いのクリップを入れるというのはどんな理由があろうとおかしい。

ご覧になられている皆さんも私が重箱の隅を突ついているようでイラつくかと思いますが

良くする=ダメ探しなんですよ。

私の仕事もどこかでダメだコリャと叱られる部分もあると思います。

その時の依頼主の予算がとか

その時できる範囲で何とかしたというのは十分にわかりますが

絶対にやっちゃいけない事はやっちゃダメだろと。

いくら予算がなかろうが設備がなかろうが

命に関わるようなトコに手を抜くのはダメだろうと。

ミッションが固定されていない

チェーンがきちんと繋がっていない

ブレーキが正常に作動しない

ステムが締めつけられていない。

適当に片付けてお安く仕上がって本当にコレで良いんですか?っていう話です。

組み手も乗り手も。

そしてその家族も。

さらには道ゆく人々

そしてその道ゆく人々の家族も。

走るってのはそういうコトなんじゃないのかと。


まぁ相変わらず言いたい放題ですが

イイんですそれで。人間そうそう変わりませんから

わからないヤツにわかってもらおうとも思いません。

で、クラッチを分解清掃したりキャブを調整したり

シートを固定するためにフレームを加工したりサイレンサーを固定したり

まぁそれはそれはあちこちいじりましたらば。


こんな感じです(´∀`*)

リアフェンダーとタイヤの隙間が大きめだと思われるかもしれませんが

乗り手は中々のウェイトですので。


外観は好き好きですかね。

しかし写真で見てもわかるように全体がユルい。


実際あちこちユルユルだったわけですが。

そういうのは立ち姿に表れます。


写真でもかなりバリッとしたかなと。

この車両の場合

前後タイヤ交換
ミッション固定、アライメント調整
リアブレーキキャリパー新品交換
リアブレーキディアクローター交換
キャリパートルクロッド固定方法修正
キャリパーアライメント補正
リアアクスルシャフト構成部品再設定
フロントブレーキキャリパーO/H
フロントブレーキパッド交換
フロントディスクローター清掃
前後ブレーキフルード交換
ステム調整
メータードライブユニット交換
スピードメーター交換
バッテリー交換
ハーネス全引き直し
操作系スイッチ全交換
フロントブレーキランプスイッチ交換
ヘッドライト交換
リアビューミラー左右取り付け
オイルタンク洗浄
スロットルホルダー交換
スロットルケーブル交換
ハンドルグリップ交換
フューエルコック交換
フューエルフィルター装着
フューエルホース交換
ホースクリップ交換
送り側オイルホース交換
リアサスペンション交換
フロントフォークセッティング変更
リアフェンダー変更、加工
フェンダーマウント製作
クラッチ分解清掃
ロッカークラッチ修正
キャブレター調整
マフラーサイレンサー交換
サイレンサーマウント製作
シート変更
シートマウント作製
外装塗装剥離、防錆処理
オールペイント
前後ホイール塗装剥離
ジョッキーシフトシフター製作
キックスタンドストッパー加工取り付け
エンジンオイル交換
ミッションオイル交換
車検整備
構造変更検査

と、言う具合の作業内容になっています。


ここんトコ毎度お馴染みの重量測定は実測220kg。

FXSノーマルの280kgに対して60kgの減量ですが

今回は別に軽さは意識していません。

それでも60kgもの減量というのは、元が如何に重いかを表していますね。

私の1号機で30kg減の200kg

サベージ650が22kg減で150kg。

このFXSの220kgはGSX-R1100と同じ重さです。

もちろん重心は全然違いますけどね。

でもノーマルのエボスポーツより10kg軽くて1340ccのトルクですよ。

軽い車両をさらに軽くするのは大変ですが、

元が重い車両は軽量化がテキメンに効いてきます。

しかも減量するのは主に上モノで、マスが勝手に集中化する。

人はそれっぽい改造車を指してチョッパーチョッパー言いますが、本質はコレです。

軽くする事で運動性能もブレーキ性能も上がる。

考え方はHOT RODなんです。

見た目なんか二の次でひたすら性能を追求した結果、機能美を得るのがレーサーならば

見た目も考えながら走れるセットアップをしていくのがChopperであると私は認識しています。

そこで生まれる機能美もまたありますし。

これだけの作業をこなしてもまだスタート地点。

走らせて何が不満か、何に満足か。

これからも走らせて育てていかなきゃならない。

終わりは無い。

終わりが無いからイヤになる人もいるかもしれませんが

終わりが無いからこそ、こんなにハマれるんだっていう人もいる。

何を求めるかで見え方は全然違ってくるんですよね。

いつまでこういうコトが出来るかわからない今だからこそ

どう乗るか、どう作るかは考えていきたいなって思う今日このごろなんです。








2021年9月21日火曜日

何をもってよしとするか。

 みなさまごきげんよう(*´◒`*)

さて。私の長男は数年前からトミカにハマっておりまして。

コレクションももう100台近くになったのかな。

モノを集めまくる性癖は父親に似てしまったようで残念な限りです。

して、我が家の自動車は日産のNV350キャラバンなのですが

標準車よりホイールベースが長くルーフが高いヤツで

福祉車両や警察車両、救急車によく使われています。

当然、おウチのクルマなワケですからNV350キャラバンのトミカも色々持ってますが


この救急車を見て言うんですね。

スーパーロングちゃうやん!

標準ボディにプラスチックを被せてハイルーフにしただけやん!

ニセモノやん!

これはどういう事なんだと。


箱絵はもちろんスーパーロングハイルーフ。

基本的に結構よくできてるトミカとしては確かに箱絵とのギャップが激しいですね。

そりゃメーカー(タカラトミー)としては救急車の為だけに新たな金型をおこすなんて

非常にコスト高になるので、ラインナップにある標準ボディを流用する。

なぜそうまでしてNV350救急車を出したいかと言うと、売れるから。

消防車、救急車、パトカーはチビッコに絶大な人気がありますからね。

事実歴代で一番売れてるトミカはスーパーカーでも大衆車でもなく消防車です。

メーカーとしては最低限のコストで売れる商品を出したい。

しかし最も注目すべきは、メーカーがこういうモノを作ったという事じゃないんだよと。

ホイールベースが違う=ホンモノと全く違うプロポーション。

それは確かに違和感がある。

でもどうだろう。

違和感を覚えるのはコレを手にしたチビッコ、あるいはその親の何%だろうか?

そこまで求められてない。

コレで十分なんだよとメーカーもユーザーも示してる。

だからそういう結果になってる。

君がコレをニセモノだと憤るのは確かに正しいけれど

コレを手にして普通に喜ぶチビッコたち(時には大きなお友達w)の姿もまた正しいんだよと。

つまり何が正しいとか正しくないとかじゃない。

何をもってよしとするのか。

どこで満足するのか、どこで妥協するのか。どこにそのポイントをもっていくのか。

そして何をして最終的に何を得るのか。

得たモノに対して支払う対価に満足できるのか否か。

そういう事なんだよ。

望めば自分が思うニセモノをホンモノに、他にはない自分だけのモノにする事は叶う。

それに伴う金銭や時間、労力を無駄と思うかどうかなんだよと。

既製品で満足できれば幸せかもしれないけれど

そこから一歩抜きん出る為に汗水流すコトもまた幸せなんだ。

何が正しいとか正しくないとかじゃない。

その判断基準でいけば誰もが正しいという答えに行き着く。

何をもってよしとするか

よしとできない場合はどこまで抗うか。

ポイントはソコだろう。

ってな事をお風呂で小学2年生と話したわけだけど

話しててホントそうだよなって。

ウチなんかにバイクを預けてくる皆さんとダブるんですね。

もちろん自分自身もそうだろうけど。

自分で話した事なのに教えられた気分だなと。


ところでNV350救急車に関しては実は廉価版のポケットトミカでは

きちんと忠実にスーパーロングハイルーフが再現されています。

スケールが全然違う事、素材がプラスチックである事から可能になったんだろうけど

これはメーカーがトミカで出来なかった事をポケットトミカでやったんじゃないかと。

あのトミカのNV350救急車に憤りを覚えた数%のチビッコ(もしくは大きなお友達)への

せめてもの罪滅ぼしであり、メーカーとしての意地なんじゃないかって。

そんなふうに思うんですよね。

多くの人が望む事を叶えるのも正しいし

ごく少数のマイノリティの望みを叶える事もまた正しい。

正しいか正しくないかじゃない。

何をもってよしとするか。

よしとできない場合はどこまで抗うのか。

そしてそういう事に気づけるかどうか。

それが全てだ。




2021年9月12日日曜日

熟成。

 みなさまごきげんよう( ´∀`)


愛してやまない1号機ですがいよいよ製作から丸7年、8年目に突入です。

リアタイヤをハイグリップに替えてサスもセットし直し

かなり気持ちよく走れるようになってきたのですが。。


今度はフロントタイヤがズルズルになりまして。

以前履いていたリアタイヤが全然減らないのに対して

フロントは結構な勢いで摩耗してしまうのはロングフォークである事と

そのフォークの捩れでタイヤを引き摺り回すのが原因で

今回はタイヤと同時にフォークのセットアップも変更する作戦です( ´∀`)


タイヤは相変わらずAVONのSPMK2。

コレ、クラシックなパターンですけど結構食うんですよね。

ちょっと高いですがw


フロントフォークは12インチオーバーから8インチオーバーに。

ブッシュにガタが出ていないオイルシール付きの後期アウターに変更して

フォークオイルはヤマハ15番とワコーズ20番を5:3ブレンドに

イニシャルは+5mm。

実はフロント8インチオーバーのこの姿勢って7年前に作った形そのものなんですよね。

外装も当然それに合わせてるから、こっちの方が横から見た時のおさまりがイイ。

おさまりってのはタンクの前側の傾斜の事ね。

実はずっと気にしてたんですよね。

それくらい、真横ってのを気にして作ったバイクなんです。


早速走らせてみますが、もうね、、、、、

抜群に乗りやすいです( ´∀`)

フォークが捩れないっていう当たり前のスタビリティなんですが

それが有るっていうのはこういうコトなのかと今更にw

フロントに荷がかかる長さじゃないんだけど

タイヤ2本分は内を回る感じですね。


7年間でちょこちょこいじり続けて

ここ最近で足回りやり直して、ようやく熟成されてきのかなと。

まぁ普通はセットアップはパパッと終わらせるモノですが

やっぱり乗り手も走る環境も変わっていきますから

立ち止まるもんじゃないよなって思いますね。


そりゃ速くは走れないけどイイ走りはしたいし

納得できるように走りたい。

単車ですからね( ´∀`)

まだまだガンガン走りたいところですが、今度はリアブレーキのフェードが気になるので

丁度減ってきたデイトナのゴールデンパッドを

もっと耐フェード性の高い(値段も高い)メタリカの7735に変更してみたいと思います🎶


ではさらば!





2021年9月11日土曜日

ブラック。

みなさまごきげんようっと( ´∀`)

やりたい事、やらなきゃならない事が多すぎて

ホント20時間くらい起きて活動してたりするんですが

それにしては巷で見かけるリアル充実層に比べていまいちバエない生活な気がする

そんなワタシです。


さてとエアで吹いたら塗装も飛んだというFXSのタンクですな。

社外タンクはこのようにプレス成形時のシワや引っ掻き傷があるのが当たり前ですが

これはちょっと激しく部類です。

スポタンはサイド部分、ピーナッツタンクはモノにもよりますがタンクセンター部

それぞれ金型の都合でこういう風になります。

なので社外タンクをそのまま塗って終わりというワケにはいかないんですね。


パテ入れして面を調整していきますが

それほど厚く盛らないのでポリパテでいきます。

パテに関してはですね、如何に巣穴を作らないか。

パテ練りからパテ打ちに至るまでそれを徹底できるかで勝負が決まります。

巣穴が出来るとサフ後に拾いパテが必要になって手間ですし

経年で気泡の中の空気が膨張してブリスターになったりして困っちゃうんですよ。

そういうのをずっと見てきたし自分でも経験してきました。

表面上は同じでも年月を経ると全然違う。

見た目ではパッとわからないし理解してもらいにくいけれど

だからこそヤルんです。


フェンダーはテールランプステーを溶接して出た歪みを修正。

これも手練れの溶接マンが行えば歪みを最小限に抑えられるので

パテは薄付けで済みます。

私は手練れじゃないので歪み修正もチョイ多めですね。


そして全体的に足付けを行なってサフ。

サフは練習みたいなものだから多少垂れたりゆず肌になっても平気。

というワケではありません。

この段階で肌が出せていないと研磨に時間と手間がかかります。

パテを水研ぎする人が居ますが水研ぎするのはこのサフ研磨の段階です。


サフの硬化を待ってまた足付けの研磨を行い、静電気の除去、脱脂後に

ようやくブラックを吹いていきまして。

ベースの色がキマったらクリアを入れて完成ですね( ´∀`)


ピッカピカのバイクではないので肌感はこのくらいで。

ブースも無い環境で塗ってるので偉そうな事は言えたモンじゃないんですが。。

コレでも市販のちょっと高めの黒いミニバンなんかより肌は落ち着いてます。


おもくそ私が映り込んでいて恐縮ですがw

ちなみにベースの黒を中研ぎ入れてクリア、その後ポリッシュすると

水面のような本当のミラーポリッシュになります。

が、そうなると気軽に洗車できないレベルの超繊細な塗装になってしまいますし

今回は予算も考えて磨きは無しでいきたいので

このくらいでカンベンして頂きたい感じです。


最初は元の塗装の上からブッカケでお手軽にと思っていましたが

やっぱりちゃんとやっておいて良かったなと。

私自身もそうですしオーナー様においてもそれは同じだと思います。

それなりのモノをそれなりに安く手に入れる。

これは現在の主流であって効率的な考え方です。

でもそれは自分にとってとびっきりになるのか?

そう問われると「違う」と答えると思うんですね。

安いとか高いとかいうこと以前に

オーナー様は汗水流して必死で稼いだお金を対価として支払うわけだから。

その汗水流して必死で稼いだお金っていうのは100円でも100万円でも価値は同じなんです。

100円であろうが100万円であろうが、そういうモノを対価として受け取る以上

その汗水の価値を下げるような仕事でヨシとするのは間違っているんだと。

受け取ったお金の価値を上げるの下げるのも、手を入れた者次第だと。

そう思うんですよね。

手間を省けば得るものも省かれる。

額面だけ見ていると失われるモノが多いんです。

受け取る側だけでなく支払う側も。

数字とか上っ面だけじゃなくて、結果どう感じたか。

コレを大切にしていきたいですよね。

こういう本当に思ってることを書くとSNSなら猛烈にフォロワーが減るんですがw

ここはウチのBlogですから好きに書きます( ´∀`)

そういうコトがわからい人はハッキリ言ってどーでもイイんですよもはや。

↑さあどんどん嫌ってくささいよ🎶


まぁチョット語り入りすぎてキモい感じになってきたのでアレですが。

ペイントが終わったタンクにはこのエンブレムを。

えらく下の方に貼ったもんですが

このバイクは銀と黒の組み合わせでイク感じで

その為にショックとかもクロームとブラックのコンビだったりするんですが


視覚的にこの位置がイイよねと。

そりゃ何十回も位置決めしてるんです。

タンク単体じゃなくてバイク全体を見て。


おお!カッケー🎶


私的にはタンクの位置で言うとあと15mm後ろがイイんです。

だけどもココにエンブレムを置くと結構イイ感じに見えるんですよね。

え?イイ感じに見えない?

www


あ、写真に写っているのでついでと言ってはナンですが

ペラッペラの鉄板で作られたガッタガタのジョッキーシフターも作り直しまして。

そもそもポジションも前すぎて太腿に当たるしシフト操作自体も困難で

ぐらぐらなのでドコにシフトしているかさえもわからない状態でした。


新しいシフターは昔の車の車載工具のホイールナットレンチを加工して

ジャッキ棒を挿れる穴にガーディアンベルをブラ下げてみました( ´∀`)

操作する度にティン🎶ってイイ音がしてオサレです。

走ってると聞こえませんがwww

エイトボールのシフトノブは私が昔使っていたものです。

ジムニーエイトに身を捧げてからというもの、私のトレードマークはエイトボールなんです。

どうでもイイ話ですがw

しかしロータリートップってアレですよね。

ジョッキーにしてもシフトフィールがすごくイイですよね。

まぁ走り的には私はハンドクラッチでフットシフトが好きなんですが、、

ジョッキーもソレはソレでイイなと。

まぁちょっと語り入ったりしてキモい雰囲気のなったりしつつ

次は変な箇所が満点のリアエンドに手を入れていきたいと思います。


とりあえずさらば!