2019年3月23日土曜日

オイルタンク変更。


みなさまごきげんよう。

私個人的にはハーレーダビッドソンのビッグツインほど

オイルタンクの自由度が高いオートバイは無いと常々思っておりまして

特にバッテリーが要らなかったり小型で済む車両はスペースが広大で

お好みのオイルタンクを選ぶことができちゃって

そういう事をするにはフレームを大改造せねばならないエボスポーツに対して

いろんな面で有利です。

そんなビッグツインのオイルタンク交換のご依頼でして

フレームは社外のリジッドで、オイルタンクはXLCHのホースシューという設定でしたが


フレームのオイルタンク取り付け部、前方下側シートポスト部のマウントが

何と右が5mmも低くてつまり斜めっていまして

オイルタンク側もブラケットをわざわざ斜めに取り付けてあり

シートレール側のタブも左右の高さから角度まで全て狂ってしまっているので


純正レプリカのオイルタンクは当然ながら全く合いません( ´∀`)

ので、まずは位置決めから始まり各部のクリアランス測定と

シートポスト部のマウント角度修正に使い物にならないタブの切除と進めてゆきましたら


オイルタンクに新しいボスを溶接、シートレールにはタブを溶接してガッチリ固定。

元のタブが使えれば良かったのですが、こうなるとフレームも部分塗装せねばならず

ちとコストが嵩みます。


ただ取り付けるだけでしたらこれで終わりですが

CHのタンクを使用する前提で作ってあるクラッチリリースレバーも

高さのあるオイルタンクに交換する事でスペースが狭くなりますので

オイルタンクを付けたままリリースレバーを単体で外せて、

尚且つレバーを付けたままオイルタンクを脱着できるように整備性も考慮しておかないと

後で泣きを見ることになります。

主に作業する私自身がw

くっつけるだけというと簡単に捉えられてしまいがちですが

オートバイとしてきちんと成立させるには考えることが多かったりしますです。


前述のクリアランスの関係で純正同様の底板プレートは付かないので

バッテリーを載せる為にも底板を作成せねばなりませんので

ゴミや水の抜ける穴を設けつつ


側面からチェーンの油や砂利なんかが侵入し難いように側壁も設けておきまして

こういう部位はどうしても汚れや水が溜まりやすいので

侵入の抑制と排出を考えておかないと後々清掃が面倒で泣きを見ることになります。

主に作業する私自身がw


そしてバッテリーが前後にズレないように内側にも壁を設けておきましたら


オイルタンク内に無事バッテリーを内蔵する事ができました( ´∀`)

後はここに電装系のパーツを整備性が良いように設置してゆき

オイルタンク、フレーム共に塗装に入ります。

さらに追加でトリプルツリーの交換とフロントホイールの変更

シフターレバーの短縮にチェーンガード製作と

作業がボチボチ進んで行く予定です。

と、いうわけで取り敢えずみなさまごきげんよう( ´∀`)




2019年3月22日金曜日

地味な改造の積み重ね。


みなさまごきげんよう。


鮮やかなオレンジの外装を脱ぎ捨ててイメチェンをはかっております883Rです。

95ビッグタンクがメインディッシュではありますが

それに合わせるべく各部を変更していきまして。


シートはXL1200Sの純正バッドランダーシートに変更。

オーナー様も同じ物をお持ちとの事で、お尻後方にズレるので使用を中止したと伺い

それではポジション修正して使えるようにしてみようという試みです。

今回はスポーツスターの純正パーツを色々使ってマニア好みな感じに持っていく作戦で

形状もスマートで走りに振ったモデルである1200Sのシートは是非使いたいなと。

ダメでしたら座面のみ滑らない素材で張り替えかなと思っております。


そしてデュオグライドテールが装着出来るように加工したフェンダーは黒にペイント。


純正デッドストックのオリジナルペイントに合わせてラインを引いた訳ですが

本来このペイントのXL1200はフェンダーは真っ黒だったと記憶しておりまして

純正を装いながら純正とは違うという風情を演出するという企みです。


今回はメッキのフェンダーストラットカバーを外して黒々とした雰囲気でいきたいので

カバー下でサビてしまって見窄らしくなってしまっていたストラットと

シートレールの一部をサビを落として再塗装しておきました。


デュオテールをインストール。

ストラットカバーを外してメッキを廃するのかと思いきやココはメッキかよって感じで

ブラックアウト野郎からは突っ込まれそうですが

今回は大人っぽくがテーマですので光り物は適度に取り入れていく雰囲気です。


ミラーと共にハンドル下に吊られていたウインカーは

ミラーと同じく削り出しのクランプを使い

ミラーやクランプと同じく削り出しのウインカーに変更。

これはふた昔前のドゥカティパフォーマンス製のデッドストックです。


ハンドルバーはXLXスタイルバーで、ここも黒いハンドルからメッキにしまして。

このハンドル、純正スタイルのままポジションが手前に来るのが美点ですが

私個人的におススメしている理由はちょっと垂れ角をつけるのにも最適で

純正のフラットなポジションから、少しだけ垂れ角が付くことで

身体のいろんな部位の角度が自然になって楽なポジションになります。


そしてフロントフェンダーは純正をチョップしておりましたが

持ち込み頂いたパイプステーのショートフェンダーが

スタビライザー効果も高そうなのでこちらに変更しまして。

一番最初の写真と比べるとハンドルが垂れているのがよくわかると共に

スリムになりつつ走りの雰囲気も出てきた感じです( ´∀`)


まだまだ仮組みの状態ですが

元々装着されていたパーツを生かしつつ

ちょっと走りの雰囲気を醸しながらレトロチックなスポーツスター というこの感じ

私はチョッパー大好きですがこういうのも大好きでして

足回り改のZとか刀のような

上半身スリムで下半身マッチョなもっていきかたに似ている感じです。

完成に向けてはリアウインカーの装着やブレーキ関係のリフレッシュ

スマホホルダーのブラケット製作等

もう少し作業が残っておりまして

特にリアウインカーとスマホの取り付けは一工夫かまそうと思います。

フルカスタムからチョイカスタムに車検と相変わらず工場パンパン状態につき

作業ご依頼の場合はお早めのご予約何卒宜しくお願い致します。

それではひとまずごきげんようm(_ _)m





2019年3月13日水曜日

警告灯同時多発点灯からの脱線。


みなさまごきげんよろしゅう。


もう春って事でいつのまにか旧型になってしまった我がNV350もスタッドレスを脱ぎ脱ぎ

スタッドレスはハイエース純正の鉄ホイールに履いていて

2011年モノなので正直気休め程度でしかない上に、

外装が凹んで微妙にボロい我が相棒の場合は

せめて足元くらい気を遣っていたい気分でやっぱ気に入ってるホイールが最高です。

つってもワイフが豪快に縁石で切削してくれたのでガリガリなんですけどね。。


で、ガリ傷は心の目を閉じていれば取り敢えず気にならない

いや、気にしないように努めるとして、それとは別にある日メーター内の警告灯が

まるで中古外車の如く同時多発点灯しやがりまして。

点灯しているのはサイドブレーキ警告灯とチャージランプ、

あとは燃料フィルターの水位警告灯で

取り扱い説明書によると、どれもすぐにディーラーへ持って行けと書いてありまして

私のキャラバンはホイールのスポークがハミ出しているという事からディーラー出禁で

まずディーラーに行くには折角交換したタイヤをまた変えなければならず

おまけに修理代なんてどこにも無ぇぞという感じで

悲しみに打ち震えておりました。

が、よく考えるとホーンを鳴らした瞬間に警告灯が点いた気がして

っつーかホーンが鳴らなかった気もしたりして

試しにホーンボタンを押したらやっぱり鳴りませんでした( ´∀`)


早い話がホーンのヒューズ切れで

NV350キャラバンはホーンのヒューズが切れると上記3種の警告灯が点灯しやがるようで

まったくもってビビらせてくれます。

キャラバンのヒューズはグローブボックスの蓋を外した奥にあるのですが

ホーンやらのヒューズはエンジンルーム内にありまして

リアヒーターとかのオプション関係が殆ど付いてないスッピンのバンなので

ヒューズホルダーがスッカスカで笑えますw

と言うか今時の車は滅多にヒューズなんて切れないのか、

スペアヒューズがどこにも無くて驚きました。

因みにバッテリーの上に乗っかっているのはTDIチューニングのサブコンで

燃料の噴射タイミングとブーストをいじって馬力やトルクを40%も上げるという

何とも怪しい雰囲気のブツですが効果は絶大で

2トンを超えるこの空気抵抗の大きいうすら長いグレーの食パンを

2.5リッターの4気筒で走らせて街乗りで燃費が11km/Lを切らないとは優秀です。

と、言うかコレが無いと走りがモッサリし過ぎていて乗れたもんじゃなかったりします。


で、やっぱりヒューズは切れていて原因は後付けしたホーンの配線がショートした事で

簡単に言うと私の自爆ですw

で、ヒューズはこれまたちっこいブレードヒューズで

このような専用の掴み具があると抜き差しが超便利です。

と言うかこんな物をちゃんと持っていた自分が偉い!と思いましたが

ホーンの配線をショートさせているボンクラである事にすぐに気付き

海よりも深く反省した次第です。

管ヒューズ時代はタバコの銀紙で応急処置できたものですが

世知辛い時代になったもんですな。

因みにマジガチで過電流でヒューズが切れるトラブルだと

タバコの銀紙は盛大に燃え上がりすぐに通電が切れますので

実際あまり役に立たないと言うかやめておきましょう( ´∀`)

そこら辺を思えばサーキットブレーカーを装備している車両は優れていますね。

要はコストの問題でしょう。

ついでに、ブレーカーと言えば

ブレードヒューズ型のサーキットブレーカーがあったりして便利そうですよ。


さらに

エンジンルームを覗いたついでに必ずチェックするのがコレで

何とNV350キャラバンは今の時代に珍しく、冷却水を足しながら走る車でして

私はこれまでそんなポンコツに乗った事はありませんでしたが

何と生まれて初めて買った新車がこんなポンコツでした( ´∀`)


MAXレベルより上まで注入しても15000km程で下限に到達するほどの減りっぷりで

これはピットワークの売り上げを確保するための策略なのかと

ついつい疑ってしまいますが

さらにはこのスーパーロングライフクーラントの交換サイクルは

初回7年16万キロとなっていますが(2回目以降は8万キロ)

この減りっぷりですと初回の交換時期を迎える頃には

ラジエーターの中からリザーブタンクまで

新車時のクーラントは注ぎ足したクーラントにすっかり入れ替わってしまうわけで

スーパーロングライフの秘密ここに見たり!という感じです。



「のまないで おとさないで つきささないで」

と悲痛なメッセージがパッケージに綴ってありますが

私から一言言わせてもらうとすれば

「へらないで」

です( ´∀`)


あと、私は2月13日が誕生日なのですが

誰からも物質的なプレゼントを貰っていない事に気付き悲しみに打ち震えておりましたが

自分で自分にプレゼントしようと当たり前のように思い付き

バックランプをLED化しました( ´∀`)

貯まったカードのポイントを使って( ´∀`)

お代は1400円程でした( ´∀`)


と、いうのは田舎暮らしですので我が家の周辺は真っ暗で

駐車スペースにはセンサーライトを設置しているものの

郵政車両の引き上げなんかで結構な山奥へ行ったりしますので

ヘッドライトとナンバー灯がLEDで白色なのに

バックランプだけがハロゲン色でカッコ悪いみたいなヨコシマな理由ではなく

実用性の為に必要不可欠な理由で交換した次第です。

いや、本当はヨコシマな理由で交換しました( ´∀`)

因みに、LEDバルブは製品としては黒いボディの物も売っていて

商品画像的にはとてもカッコよろしいのですが

最近のリフレクター式のバックランプの場合に黒い物を選ぶと

バルブが黒い点のように目立ってしまう事から、

本体色がシルバーやホワイトのものがスッキリ見えてよろしいかと思います( ´∀`)


バックランプが白くなって超満足です。

しかもかなり明るくて夜間のバック時の視認性が格段に上がりましたが

やはり発光色が白くなった事に超満足です( ´∀`)

まぁ1400円程度でこの満足度ですからお値段以上ですし

自分へのプレゼントは成功と言ったところです。


そして私はレーダー一体型のポータブルナビを愛用していましたが

ナビなんぞに頼らず自ら道を切り拓くという意思表示を込めて

ああしなさいとかこうしなさいとかもうウンザリだよ!という感じで

ナビを取っ払ってゴミ箱に捨てました( ´∀`)

そしたらダッシュボード上がスッキリして気分爽快です。

本当は地図データが古くなって使い物にならなくなっただけなんですけどね。

とは言え昔は当然ナビなんて無くて

私はツーリングマップルを常に携行していて

走った頁の角を折り曲げるというのを習慣にしていました。

全頁に折り目を付けるんだ!みたいな( ´∀`)

それにしても当時は峠のみ走って目的地へ行くとか

右折限定の旅だとか可能な限り海に近い道を走る旅だとか

まぁ色々な旅をしたものですが、ナビなど無くて地図を確認する事もあって

停車する機会も多くてそこでの発見というのも多くありました。

ナビは目的地までしっかり誘導してくれる訳ですが

単細胞な私はどうも誘導に従順に従ってしまって、

目的地に到着する事が目的になってしまいがちだったりします。

で、その昔「ぶんぶん新聞」というウェブページがあって

主宰者の方はクズ鉄と呼ばれるZXR750Rを駆るバトルツアラーでした。

所謂ツーリングレポートを物語形式で進めるという趣向でしたが

そのタイトルが『列島弾道バトルツアー』で

その「弾道」という言葉に私はいたくシビれておりました。

「誘導」ではなく。

なのでまぁナビを見ている暇を別な方を見る余裕に変えようかなと。

困った時にはグーグルナビがありますしねw

しかし初めて走る峠なんかではナビがあるとコーナーのRや構成が図的に見れるので

安全にワインディングを走るという面では便利なツールで

なるほど皆さんスマホホルダーをつけているワケだと納得です。

まぁ何が言いたいのかというと

別に何が言いたいという事も無いというのがオチですが

大して内容も無いことを午前3時半にタイプしているという私の生き方は

大いに問題があると思われ

そこら辺を改善すべく真人間目指して精進しますので

だれか誘導してください( ´∀`)


ってなワケで



みなさまひとまずごきげんよう♪






2019年3月12日火曜日

3000000PV。


みなさまごきげんよう。

3月12日です。

3月11日といえば忘れる事のできない日でありますが

1月17日も同じく、否。。良き事も悪しき事も日々色々な事が起こっているわけで

それぞれ忘れてはならない事ばかりだとは思いますが

とりわけ311は事の重大さの割に風化が激しいように思えてしまいます。


で、3月11日には当blogのページビューが300万を超えまして

まぁ数字的には単なる積算でSNSのフォロワー数だとか「いいね」の数だとかと同じく

それほど気にしているわけでもないのですが

2011年半ばから7年半、当初は誰にも知らせずに始めたblogが投稿数2300回

年平均で40万回、1日平均1095回もどこかしらのページを見て頂いていると。

まぁ熱狂的支持者の方が1日100回くらい見てくれているのかもしれませんし

ページビューやアクセス数がもっと多い人気のページもあるのは当然ですが

このようなニッチな、狭い世界の紹介と当方の拙い作業記録を

こんなにも沢山閲覧頂きまして皆様どうもありがとうございます( ´∀`)


言うてもここのところちょっといっぱいイッパイでして

コーナーアウト側に向かって一直線に残るブラックマークが表すように

気晴らしに走りに行ってもこれまたいっぱいイッパイだったりして

終ぞ道を外れてしまうのかと思いましたが、

アウト側に登山道の入口があってそこにエスケープして助かった感じで

これは「新たな山を登れ」というバイク神の思し召しですかね。

っつーか強力なブレーキを入れてもタイヤがクソだと余計にアブネーって話ですがw


新たな山なのかどうかはわかりませんが

最近は近所のお子様の自転車から農機具の修理もあったりとかで

もう本当に何屋かワカラン雰囲気が満点ですが

地面に這いつくばって雨水を飲んででも頑張りたいと思いますので

皆さま今後とも宜しくお願い致します。

ってな話です。



それではひとまずごきげんよう!





2019年3月1日金曜日

純正風。


みなさまごきげんよう。


さて、LS650サベージですがシート下の処理を進めていきますが

エボスポーツをはじめとしてハーレーのChopperであれば

シート下はオイルタンクとまぁ決まっていてノウハウも有りますが


サベージの場合オイルタンクを有さないという事で

オイルタンク風の物体をブラ下げておくのも何ですし

サベージ乗りは此処の意匠を大切にしている人が多いと伺いまして

では純正同様にワンオフで作ろうと思いましたが

フレームが変わっているので当然イチから設計し直しとなりまして


まずはバッテリーボックスから製作していきます。

バッテリーボックスのサイドカバーは純正が綺麗な作りですのでソレを流用しつつ

固定方法などは純正よりも確実かつ破損しにくいように設定していきます。

寸法的にはバッテリーボックスは純正位置より20mm後退させ、幅は30mm詰めまして。


SHORAIバッテリーに変更する事でバッテリー上部にデコンプ用のソレノイドを設置。

余談ですがサベージ650はデコンプをソレノイドとワイヤーで行なっており

そのソレノイドはタイマーで制御されておりまして

当然ですがそのタイマーユニットも設置せねばならず難儀ですw

(純正ではソレノイドはタンクトンネルの中に隠れています)


で、箱部分が出来ましたら後方にサイドカバーを

これまた純正流用で設置するべく位置を探りますが

シートレールを改造している関係上、角度が微妙に合わないのは当たり前ですね。


ですのでサイドカバーを一旦切断して角度を合わせて再溶接

所謂セクショニングを実施します。

このサイドカバーの鉄板の厚みは1.0mmと薄い上に

形状も3次曲面ですので角度やRが合わないので、板金にて形状を合わせ

接合面をピッタリ合わせてから歪みが出ないように溶接していきます。


とまぁ随分改造しているのですが、改造している感が全く無く

やり過ぎてるのにやり過ぎ感も無くて早い話がサイコーですね( ´∀`)


そしてバッテリーボックスは上面のカバーも

形状が綺麗なサイドのカバーを流用して仕上げる事にしましたが

プレス成形された3D曲面のパーツですので当然の如くサイドカバーとのRは合わないので

これまた板金にてRが合うように整形してあげましたら

純正風ですが純正より美しいバッテリーボックスの形状になりました。


後は蓋の固定を如何にするかと

サイドカバーの固定方法や電装類の配置が残っていまして

サベージの電装品はボルト固定されているのがレギュレーターくらいで

ソレノイドタイマー、ヒューズボックスにスターターリレーにイグナイターは

一般的なウインカーリレーのようにゴムで吊るようになっていて

整備性やコネクターの出る位置

端子の取り外しや整備に要する工具の削減など

シート下の空間内で空中戦を繰り広げねばならず

サイドカバー等も固定位置の決定から固定方法の選定と

作業的には改造と言うより設計の領域でして非常に難航しております( ´∀`)

まぁ打開策といいますかようやく目処がついてきたので後は手を動かすのみですが。


外装も既にパテまで進んでおりまして

パテの前にサンドブラストにて錆びや酸化被膜、油膜を完全除去してから

エポキシ系重防食プライマーを塗装といういつもの段階をきちんと踏んでおります。

お次は電装類の固定具の作製、実際に電装類の固定と

サイドカバーの位置決め、装着へ向けて進んでいきます。


それではみなさまごきげんよう!








2019年2月25日月曜日

EキャブとCVキャブと私。


みなさまごきげんよう。


季節は冬を越えようとしている雰囲気で、つい最近まで雪が降ったりしていたのが

懐かしくは思いませんが本当に時間が過ぎ行くのがあっという間ですね。


あっという間というと2019年になってほぼ3ヶ月が過ぎてしまっていて

私は自身のバイクに乗らないままほぼ4ヶ月も過ごしてしまっていました。

お客様のバイクを預かっておきながら、自分は伸う伸うとバイクに乗る。と。

そういうのが申し訳ない気分で、当たり前ですがそりゃ皆さん乗りたいわけですから。

しかし今年からは定休日は絶対に休むと決めていて、密かに休む練習をしておりました。

主目的は2号機を手がける為なのですが、まずは休む事に感じる罪悪感を

コレをまず取り除かないといけないというわけでして

仕事、つまり作業自体が嫌という事が無いので始末が悪いのですが

訓練3ヶ月弱にしてようやく仕舞い込んでいたバイクに乗ってみた次第です。

そしてその理由づけとしてキャブをEキャブからCVへ戻してみました。


マニホールドを交換しないといけないので面倒くさいなと思っていたのですが

マニ交換の面倒くささの筆頭であるマニのフランジボルトを

工具がかかりやすい12ポイントのボルトに変更していたので楽ちんでした( ´∀`)

ここは本来六角穴付ボルトで、工具が入りづらく苛々するのですが

それはそれで恐らくトルク規制の為だと思われ

2次エア対策で締め過ぎるのを防止しているのだと思われます。

ここは構造上いくら締め込んでも2次エアは解消しないのは周知の通りなのですが。


そしてCV用ワンスロートキャブカバーキットにて仕上げますが

このキャブサポートは試作第1号でブリーザーホールが未加工で

加工方法も試行錯誤中でしたのでボルト穴の位置関係がちと微妙だったりするのですが

非常に思い入れの強い部品です。

4速ですのでヘッドのブリーザーはありませんから

固定ボルトは雰囲気重視にてスロッテッドボルトを使用しています。

パーカライズドっぽい表面処理はユニクロメッキを焼いただけだったりしますが。

で、このスロッテッドボルトは締め付けトルクを要する箇所には不適なのですが

ブリーザーボルトは肉薄でむしろトルクは弱い方がよろしいわけですから

ヘッドブリーザー車用のマイナス頭のブリーザーボルトを企画しようかなと。

雰囲気も良いですし、ブリーザーボルトを締め過ぎて折ってしまうトラブルも防げて

一石二鳥だと思います。


と、いうワケでスンナリとCVキャブに戻りまして

理由もできた事ですし久し振りに1号機を駆り出しました。


若干走るステージを間違えた感じで雪とかが残っちゃっていますが

移転前のEキャブ時代は走る場所が平地だったり高速だったりという事もあって

そのまま走るステージが峠中心に変わったのですが

私がメインで走っている勾配がきつくてツイスティーな峠だと

EキャブよりもCVの方がトルクの立ち上がり方が合っている感じです。

CVはEキャブに比べてトルクの出方がマイルドで

例えばコーナー立ち上がりでEキャブだとダッダッダッと路面を蹴るところが

CVではダダダダダッという感じで

全開するストレートも1秒に足らないくらいの我がホームコースでは

私の乗り方の場合はEキャブよりCVの方にアドバンテージがあるようです。

Eキャブでもタイヤがもう少しマトモであればトルク特性を生かせるのですが( ´∀`)

変な話、ロクでもないタイヤを履いているせいでトラクション管理がシビアで笑えますw


燃費もほとんど峠ガバ開けで走っても24km/lほどで

Eキャブで高速中心に大人しく走った時と同じくらいの数値ですので優秀ですね。

因みに以前Eキャブに交換した際の記事はこちら↓

これで飛距離がだいぶ伸びますので、少しは遠出してみたいなどと夢想する次第です。

言うてもワンタンク100kmのラインにやっと入っただけなのですが( ´∀`)

そして久し振りの1号機ですが

月並みな表現ですがやっぱり走っている間は何も考えなくてよく

たとえ数十分でも、それはこのトルクを直に感じている一瞬一瞬の積み重ねであり

私にとって必要不可欠の甘美な時間である事を再認識しました。

同時に、そういう時間へ連れて行ってくれて無事に家に帰してくれる

このオートバイを抱きしめたい気持ちでいっぱいになりました。

キモチワリーですがw

で、やはり皆さんにとっても同じ存在であるはずのバイクを

長々とお預かりするのはやはりよろしくなく

今の状況にきっちりケリをつけなければならないと襷を締めまして

来年度より少し体制を変えていこうと思っております。

因みに、現在お受けできる作業は

軽作業および車検を除いては4月以降のお預かりとなります。

ので、ご依頼の場合はお早めにご予約ご相談のほど宜しくお願い致します。


では


さらば!





2019年2月23日土曜日

4速スポーツスターXLH883。


さてみなさまごきげんよう。


本日お預かりは久し振りに4速スポーツスターで

それも87年式初期型の後期で非常に珍しい7本キャストを履いているXLH883です。

さらに珍しい事に純正風に塗られていますがタンクは95年XL1200のデカタンクですね。

内容的にはちょっとお色直しとお車検といったところで


まずはハンドル交換から。

純正のステンレス製プルバックですね。

細かい事ですがメーターケーブル等は取り回しを正しく直したりして

これだけでもかなりスッキリしたりします。


が、ライザーブッシュがへこへこにヘタっていてハンドルがガタガタですので交換。

ここが傷んでいる車両は非常に多く、当方での交換頻度も高いです。

ガタが出て無理くり締め上げてワッシャーが変形している例も多いですが

いくら締め付けてもワッシャーが変形するだけですので

潔く交換しましょうという感じです。

気づかぬうちにガタついてくるワケですが、ココがシャキッとすると

当たり前ですがバイクとの一体感が増します。


そして神戸グリップの2型縦溝が装着されておりますが

このグリップは握りが細い、つまり肉厚が薄いので純正や社外のスロットルスリーブだと

滑り止めのリブに乗り上げてしまい握りが四角くなってしまうので

リブを削り落とすと共に、スリーブを5mmほどカットしてあげると

ぴったりピタピタに気持ちよく組めます。


さらにおまけとして、グリップのパーテーションラインを

スイッチボックスやスロットルホルダーの分割線に揃えてあげるとさらに気持ち良いです

細かい上に超個人的感覚ですがw

あと、この場合グリップボンドは必須です。


そして改造へ進む前にまず前後ともブレーキがおかしい感じで

ローターは明らかに引きずっていた痕跡がありまして


パッドも殆ど当たっておらず。


キャリパーピストンは戻る事を忘れておりました。

因みに86年から87年までの4速スポーツはリアブレーキのキャリパーがガーリング製です。

ショベルFXRも同じキャリパーだったりして、隙間年式ならではですね。


どうも長期不動車をオコしたような感じで、オーナー様に伺ったところその通りでした。


ローターは摩耗と歪みが出ておりましたのでゴミ箱に棄てる事にして


たまたまストックしていた鉄ローターに交換しました。

と、言うのもあまり減っていないパッドはオーガニックパッドで

オーナー様はフロントブレーキ主体という事もあっての組み合わせです。

ローターボルトは新品交換ですね。


そしてマスターシリンダーからはフルードが漏れていました。

このロッドがブーツで隠れるタイプは少々の漏れですとブーツ内で完結してしまい

意外と気付きにくかったりしますので、ブーツに湿り気がある場合注意です。


これだけカップが痩せていれば漏れるのは当然ですね。

4速スポーツスターは87年後期からマスターシリンダーが変更になり

ガワこそ似ていますがインナーパーツは別物ですので注意です。

因みにCCIとかDSで扱っているインナーキットはどれも日本製で、

なんかちょっと安心する気分です( ´∀`)


で、主に使われているというフロントブレーキはパッドが斜めに減っていまして

ローターも偏摩耗しているのでこれれも交換する事としました。


フロントはラッセルのステンレスドリルドローターで、

パッドはSBSのシンタードという組み合わせにしまして


副産物的に前後ローターのデザインが揃ってカッコよろしいのと

個人的にはスポーツはリアブレーキがしっかり効けば楽しく走れるのですが

オーナー様の乗り方とフロントに強化スプリングを入れられている事から

リアよりフロントの方に重点を置いて

制動力が高くコントロールしやすい方向でいきましょうというところです。


そして今回はフロントフォークのインナーチューブも交換しまして

2インチオーバーの「チョイ上げ」でセットアップしていきます。

が、フォークは錆びて固着しており中々抜けません。。


分解しましたら錆びたフォーククランプ部はホーニングして錆を落としておきまして

いちいち言いませんがこの作業は当方では全車実施しております。

これをやっておくと、フォーク組み付けがスムーズなだけでなく

インナーチューブに変な傷を付けずに済みますし

次回の分解時も非常に楽になります。


ついでに初期型4速スポーツだけの特徴と言いますか

35mmフォークの中でもこのモデルはちょっと特殊で、パッと見は同じですが

フォークトップキャップのネジピッチが異なりますので

インナーチューブ交換の際にはこのトップキャップも用意しておかなければなりません。

で、交換するインナーチューブはスライダーブッシュが付く年式から選びましょう。


一通り作業を終えて、構造変更検査を受けますが。

何と純正スピードメーターでメーター検査に落ちてしまいました。

これまで450000kmの距離を重ねて来たオリジナルメーターだけに

社外品に交換して検査を通すのも勿体無いという事で。。

実際の速度よりメーター表示が低く出る事から、メータードライブ関連を整備します。

まずメーターケーブルですが、こちらは洗浄とグリスアップを実施しまして。

因みにメーターケーブルは適度な抵抗が無くてはならず

サラサラの油を注入して抵抗が無くなり過ぎると、メーターの針が踊る等の症状が出ます

ので、油は適材適所選びましょう( ´∀`)


そしてドライブユニットは分解できるだけ分解して内部の汚れや古いグリスを洗い落とし

ウレアグリスを詰めなおしまして無事に元のメーターで検査合格できました。


あとは持ち込み頂きましたショートなシガーサイレンサーを

前後共にブラケット製作して装着。


これも初期4速スポーツの特徴ですがサイレンサー交換する場合は

ブレーキペダルのストッパー兼アジャスターを設けてあげなければなりませんので

 見た目には同じような4速スポーツスターシリーズですが

86年から87年前期の初期型は87年後期以降と比べるとかなり違います( ´∀`)

ので、4速をお探しの場合はウィークポイントの対策の有無だけでなく

改造の方向性やどのように付き合っていきたいか等も考慮に入れておくと

作業面でもコスト面でも後々色々やりやすいと思います。

また、特に初期型でオリジナル度が高い個体は、改造ベースにするよりも

その良さや希少性を大事にして頂きたいと思います。

個人的意見ですが( ´∀`)


と、言うわけで全ての作業を終えまして

フォークは2インチオーバーでリアサスはハガーの11.5インチと

立ち姿的には純正キックスタンドのままでイケますし

乗り味もノーマルの良さを生かしつつ、予めリア荷重で乗る感じです。


ノーマルのスポーツスターはどちらかと言うと押さえ込む感じで乗りこなすのに対して

このくらいのチョイ上げスポーツはリラックスした姿勢になると共に

バイクが手の内に在る感が感じやすく、寸法は大きくなるわけですが

ポジションがコンパクトになり、気軽に流せるようになりまして

早い話がおススメなセットアップです。


2インチというとたったの5cm強という事で物足りなく感じるかもしれませんが

見比べてみるとこの位歴然と違いがあります。

因みに4インチオーバーであればリアは10.5インチ

それを超えてくるとサス的に我慢が必要だったり

ネック角的に厳しくなってきたりというネガも少しは出てきたりもします。

そこら辺お悩みの方はお気軽にご相談くださいませ。


それにしても純正ウインカーをはじめ素性が良かった事もあり

スポーツスターらしく非常に良い感じに仕上がったと思います( ´∀`)

エンジンも静かで調子はよろしい個体ですので

これからも大切に距離を重ねていってもらいたいですね。

ありがとうございました。