2018年5月24日木曜日

中古パーツにご注意。


みなさまこんにちはコウバ長でございます。

さてお世辞抜きでボロいベース車を部品取りにしまして

あまりボロくない事故車をオコすという作業を進めておりますビラーゴ250 。


ジェネレーターカバーを外しましてマグネット脱落チェック。。ではなく。

4速スポーツではないのでその辺は不安がありませんが


転倒時にへし曲がったステップホルダーがジェネレーターカバーを破壊していまして


これをご用意頂きました中古部品と交換する訳ですが

この車両はジェネレーターカバーにコイルやピックアップが付いているパターンで

これらの固定ネジは脱落防止の為ネジロックがしっかり塗ってありまして

ただのカバー交換のつもりで挑むと意外と大変だったりします。


で、支給品の中古部品を見ましたら、

やはり分解時にネジが緩まず、恐らく頭をナメてしまいサンダーで切断したようです。

ネジが硬くて緩まないうえに、配線が繋がったままですと車体からブラブラした状態で

しっかりトルクもかけられませんので起こりがちなトラブルと言えます。

で、ネジを潰してしまったものの、

電装品関係は分解しておかないとパーツとして成立しないと言いますか

線を切ったりするのも商品が一個減るって事で

サンダーで頭を落としてコイルを取り外したってトコですね。


で、このネジはコイルからの配線がローターと干渉しないように押さえるという

とても重要な役割を果たすプレートを固定する為のネジでして

そんなもん無くてもいっかと思ったかどうかは知りませんが

コイルからの出力線がローターと接触してショートするというのは

どう考えてもただでは済みませんね( ´∀`)


そんなワケで切断されていたネジは綺麗サッパリ抜き取りまして


無事に元通り組み戻しました。

当然ですが折れネジ抜きには工賃もかかりますので

こういった部品を売る方も売る方ですが

買う側も気を付けておきたいところです。

まぁ隠して売られた場合は泣くしかありませんが。。


してフレーム破損箇所はじめ事故のダメージを部品取り車と

私が保有する部品、オーナー様が集めた部品類を投入しまして普通の中古車に昇格。


サイドカバーは持ち込みのメッキに、マフラーは部品取り車から。

ステップを交換したり変形していたヘッドのカバーのステーを修正したりしつつ

割れてしまっていたエアクリーナーボックスは樹脂溶接にて復元しまして


フレーム補修に曲がっていたリアショックを交換


フェンダーの形状修正、リアホイール、タイヤ交換

ハブダンパーとシューはほぼ新品のものに交換し


ハンドルとミラーは750用の純正品


ヘドライトリムも交換しまして、ウインカーは持ち込みの新品に。

フォークアセンブリ、フロントホイール、タイヤも交換しまして

後はバッテリー、チェーンとオイル交換を実施してお渡しという感じです。

色々と改造プランを練ってのベース車持ち込みでしたが

ベース車が変わったうえに単なるノーマル車が出来上がるという事態になっていますが

これから自分で色々改造していきたいという事ですので

メーカー出荷時の乗り味は勿論のこと、設計ですとか構造

どうやって強度を持たせているか、何故そうなっているかを考えるには

素の状態のバイクはもってこいの教材になるかと思います。

バイクを改造するばかりではなく

そういったものをご提供するのも私の仕事であると考えておりまして

どんな形にせよ、オートバイを末永く楽しんでいただけましたら幸いです。

そして行き詰まりましたらフルカスタムオーダーお願いします

って感じで商魂も燃やしておく姑息な私ですが

オートバイの事は何なりとお気軽にご相談くださいませ( ´∀`)



そんなわけでさらば!




2018年5月23日水曜日

ハミタイサク。


みなさまご機嫌いかがでしょうコウバ長です。

さてホイールなんて単なるドライブフランジであって回転時はデザインも見えませんし

それこそ他人がどんなホイールを履いていようがカンケー無ぇって話ですが

個人的にはそういう事をグダグダ考えたりするのが非常に好きでして

まぁよく言う自己満足ってヤツなのですがそれをBlogで垂れ流している次第です。


で、減ったタイヤだけ替えれば良いものを「ここぞとばかりに」ホイールまで変えまして

お陰様でフロントバッチリハミ出してしまいました。

因みに以前の100系ハイエースでもこのくらいハミ出ていましたし

気にならなないといえば気にならないのですが

何せタイヤがハミ出しておりますとディーラー入庫拒否されてしまうという事でして。

オイル交換はディーラーにお願いしているのでそれは困ります。

と、言うのもクリーンディーゼルオイル、どういうワケか自分で仕入れて交換するよりも

ディーラーの方が単価が安く、しかもオイルも沢山使いますので

生まれて初めて部品発注以外でディーラーさんのお世話になっている次第です。


で、出幅は10mmほどですのでフェンダーアーチモールでボデー幅を増やす事にしました。

今は安価な商品が沢山出回っていますが、元祖はこのJURANの製品だったと思います。


チューンナップという言葉に萌え萌え感満点ですがw

こちらの製品は断面形状がモッコリしていないので実はエイトにも取り付けていまして


オーバーフェンダーの上から貼り付けてまとめて塗装してあります( ´∀`)


フロントだけではおかしいので必然的にリアにも貼り付ける事になりまして

つまり2セット購入せねばならずコストがかさみます(汁

まぁ冬場に履いているスタッドレスはハイエースのホイールで

当然のごとくハミ出していたのでコレで冬でも安心って感じです。


まぁお陰様でフェンダー内というか全幅内にタイヤが収まったので

ディーラー出禁は解除という事でひとまず安心ですが

個人的にはこういう対処ではなく

フロントをナロードしてホイールを収めるのがカッコいい対処だと思います。

因みに8Jのインセット42に225/50タイヤの場合でコレですので

ホイールが7Jでインセット42でしたら綺麗にツラになる感じで

同モデルの17インチは7Jインセット43と安心できる設定になっています。

ので、断然17インチがおススメって感じですが

18インチ と19インチは非常にレアなので、そういうオナニーも一興かとは思います。

ついでに、この辺のホイールでキャラバンインセットのものは

ハブ径までキャラバン仕様の場合がありますので

NV350用ホイールをハイエースに流用の際は激しく注意が必要です。


で、インチアップでハミタイよりも問題なのが跳ね石でして。

タイヤが標準より外に出るのでマッドガードが全く足りませんで

選んだタイヤも小石をよく拾うので短期間でチップ傷が何箇所かついてしまい

このままでは塗装の薄いデリケートな、早く言えば安っぽいボディーが

さらに安っぽくボロボロになってしまいますので


純正オプションのマッドガードを注文して取り付ける事にしまして。

っつーか最初から付けといて下さいって感じです。


リアに至っては装着すらされていませんで、NV350ご購入の際には

同じく装着されておりませんエアコンフィルターと併せて装着をオススメします。

そう言えばジムニーもJA11まではマッドフラップがリアのみ標準で付いていましたが

アレはアレでスタック時にバックで脱出すると

自分でマッドフラップを踏んでしまい、引き千切れて勝手に無くなる設定でしたw

今まで棄てていたような物をわざわざ購入して取り付けるとか

車が変われば人も変わると言いますか、何とも感慨深いですな。


んで見た目的には殆ど変化する事も無い感じですが私的には地味に満足です。

しかしアレですね、ハイエースやNV350と言ったワンボックス車の改造に関しては

パーツメーカーなんかも豊富ですし改造する人も比較的多いようで

勿論、それだけにヤリ過ぎな改造も多いですが業界的には元気なのかなと。

しがないチョッパー屋としては思いますね。


タイヤやホイールの交換といえば当たり前感が強くなってしまっていますが

車いじりの原点的な事もあって久しぶりに新鮮な気持ちだったりします。

ホイールを変えた事を指摘して頂けるとそれなりに喜びますが

早速ついてしまったホイールのガリ傷と、年明けにやらかしたリアゲートの凹みは

上司のバレバレのズラと同レベルではげしくスルーして頂くよう強くお願い致します。


そんなわけでグッドバイ。






2018年5月21日月曜日

タンク加工底面斜めストレッチ②


みなさまご機嫌麗しゅうコウバ長でございます。

5月中に溜まってしまった作業にケリをつけるべく

巻き巻きで作業中の今日この頃でして。

6月からはNEWプロジェクトをスタートさせていきたいと思いますが

先ずはタンク加工の続きから。


ガワのストレッチを終えまして、トンネルや底板の製作へ。

ツインカムの角パイプフレームに合わせて四角いトンネルを作っていきますが

トンネル高さは後ろ50mm、前側55mmとこちらも斜めになっていまして

現車無しですのでとにかく数字が全てです。


そして斜めったタンクと斜めったトンネルがピッタリになるように

タンク側も加工、整形していきまして。

この段階でタンク底のラインが最終決定されるという感じですね。


底板はコンマ5mmだけ大きめにカットしておきまして下半分が完成。

ガワの延長部分と、この底面は全て1.6mm鋼板で製作していますので、

強度的にもかなりしっかりしています。

ちなみに外板が1mmと薄々なのは別に悪いことではなく

細かいプレス成形の為には仕方ない事でして

シーム溶接で組み立てるので薄さはあまりネガではなく

むしろ軽量に作れますので量産品としては当然の仕様ではあります。

が、今回のように加工する場合に限っては溶接作業がちょっとしんどかったりしますので

ご自身でタンク加工などを行われる場合はこの辺にもご注意頂ければと思います。


底が決まりましたら今度は燃料コックの設置作業へ進みます。

支給されたバングとピンゲル のコックですが

ロッカーカバーを避けつつ、長いストレーナーがトンネルに干渉しない角度を

何度も仮組みして決定していきます。

送りでのタンク加工では、このコック位置が一番難しいかもしれません。


さらにタンク組み上げに向けて、タンクコーティングを全て剥離していきまして


側面に補強部材がスポット溶接されていたりと

非常に狭くややこしいですが、気泡が出来て要る箇所があったりしますので

しっかり剥離しておかねばトラブルの元になります。


して、トンネル前側に残った10mmの隙間をビチッと埋めつつ全周溶接していきまして


タンク固定用のタブも前後製作して容器として成立しました♪


溶接ビードなんかはお見せできるような綺麗なものではありませんが

アンダーカットを出さないように、尚且つ裏までしっかり溶け込むように施工しまして

ちなみにこの辺でアンダーカットを出してしまうとクラックの原因となりますので

ご自身でタンク加工などされる場合はご注意くださいませ。


机上では寸法的に大丈夫でも

実際にはイメージ通りいかない事も多々ありますが


今回は全てご指定頂いた寸法できちんと収まりまして

それもこれもご依頼主様の綿密な計測と適切な指示のお陰であります。


ロッカーカバーとの干渉もダミーのカバー(ただの木ですが)で確認しまして

コックレバーの可動範囲もきちんと確保できております。

リークチェックも一発クリアでして

ここから防錆、パテからペイントへと進めたいと思います。

ちなみに、画像で装着されているコックはリークチェック用でして


タンク製作時に使用しますコックはよく使われるものを

各サイズ用意してあったりして以外とマメっぽいところをアピールしておきます。

マメっぽいだけで実際まったく大雑把な私で申し訳ございませんが

きちっと作っておりますこちらのバイクも宜しくお願い致します。


と、きちんと宣伝もしておきつつ先へ進みたいと思います( ´∀`)


それではさらば!




2018年5月14日月曜日

タンク加工底面斜めストレッチ①


みなさまご機嫌麗しゅうコウバ長でございます。

前回猛烈に長い記事を書いてしまいまして

あんな長い記事よりもFOR SALE記事のリンクをちゃんと貼っておく事の方が

よっぽど大切じゃないかと考え直した今日この頃です。

http://radjalopy.blogspot.jp/2018/05/for-sale-1988xlh883.html

ので、88XLH鉄仮面オファー熱烈にお待ちしております。


さて本日はこれまたタンク加工でして、これまた現車無しにて頑張るパターンです。

よって細かい指示書を添付して頂き、タンクにも色々とマーキングして頂いております。


モノはコフィンタンクですが、メニューは下方向へのストレッチと

コックバングの取り付け、給油キャップの位置変更と

トンネル作り直し、底板張り替えといった具合で

要はガワ以外作り直しとなります。


ご依頼頂いた際にお伺いするのをスッカリ忘れておりましたが

タンク内はコーティングが施されておりまして。

コーティング剤は溶接時に邪魔になるうえに

溶接の熱が入り元のコーティングの密着も悪くなるので剥離する必要があり

残念ながら工賃アップとなってしまいます。

今回のように底板も剥がすようであれば剥離できますが、

燃料漏れ修理や部分加工などタンクを切開しないパターンの場合

コーティングが施されているタンクへの施工は基本的にお断りしております。


フランジ溶接されていますのでフランジ部分を8mmカットして底板を外します。


底板にはこのように、コーティング剤のの溜まりがあったりと

施工をお断りする理由の1つでもあります。

ついでに記載しますれば、ラッカー系缶スプレーで塗装されているパターンも

ディスクパッドに溶けた塗料が絡みついて剥離が面倒ですので

お断りはしませんが割増料金になります( ´∀`)

私は基本剥離剤の類は使いませんのでご承知くださいませ。


して先ずはタンクキャップの移動という事で、受けの部分を綺麗に取り去りました。


そして円形部分にピッタリはまるピースを切り出しまして。


綺麗サッパリ埋めてしまいます。

わざわざ四角く切らずに円形にしているのは

溶接距離をなるべく短く済ませるためでして。


と、言うのも支給された大神戸製鋳物タンクキャップのバングは

削り出しでしっかりと厚みのあるものですので

板厚が1mmというペラペラのタンク外板に溶接しなければならず

熱歪みを嫌っての事です。


タンクキャップは指示通りの角度にて溶接していますが

「とっくり」のようにならないように出来る限り沈めて溶接してあります。


次いで下部をストレッチする為にサイド部分を最小限剥離しまして。

中々な厚みのパテが入っていますが、

これは基準面として残しておきまして、これぐらい余裕があると

少しは歪みに対する恐怖が和らぐかななどと思いつつ

板厚はやっぱりペラペラですのでこりゃ大変です( ´∀`)


そして今度は延長部分を切り出していきますが

今回のご依頼は前方で30mm、後方で10mmと前後で高さが違う為

切ったフランジ分の8mmを追加して

30mmを守る部分と10mmを守る部分を前後に取っておきまして

間は暫定的にまっすぐ繋いだ状態でまずはタンクに溶接していきます。

因みに延長部分は1.6mmに板厚を増しておりまして

新規製作するトンネルと底板も同様にガッチリ補強して仕上げていきます。


薄板に対して1.5倍の厚みの板を溶接するワケですが、まずは点付けで固定していきまして

こういった場合も例の如くいかにピッタリ擦り合わせが出来ているかが勝負です。


して、定電圧にて点付けを連続させつつ裏波を出して溶接していきます。

この状態で、前後それぞれ30mmと10mm延長されていますが

タンク外周に沿わせるとご覧のように下っ腹が出っ張ったように垂れてしまいます。

先に残しておいた30mmと10mmは、前後のパネルになる部分だったと言うわけで

トンネルを製作して底面がはっきりと決まってから

側面パネルをビシッと整形してあげる事で

前後高さの違う斜めストレッチをキメてやろうというのが今回の作戦でして

ところがトンネルの方も前側を5mm高くとのご指定ですので

斜めと斜めの辻褄合わせ中々難儀しそうですね。

次回はトンネルの製作から完成まで一気にいきたいと思います( ´∀`)


それではさらば♪