2018年9月25日火曜日

41ナローとオフセット分割ライザー。


みなさまごきげんよろしゅう。


先日、大神戸共榮圏の41ナロートリプルをアーリーショベルにインストールしまして。


いやはや削り出しとは思えないこの造形はいつ触れても驚嘆です。

削り出しとは言っても最終の手仕上げにかかっているわけですが

削り出しという言葉で受けるイメージを根底から覆したパーツと言えましょう。


してこのトリプルはナローと言ってもワイドグライドがワイド過ぎるが故に

所謂普通に心地よい幅で構成されておりますので

ヘッドライトもこのサイズが収まりますし


3.5ガロンやご覧のパンヘッド純正タンク等とのマッチングがよろしいところも利点です。

今回はスプールのインベーダー17mmアクスル仕様にてセットしましたが

ハンバーガードラムや片ハブドラム、SR純正ドラムといった

ブレーキが装着できるのもまた人気の理由ですね。


そして!一旦は仮の純正分割ライザーで納車させて頂きましたが

熱望されておりましたオフセット分割ライザーが納品となりまして早速お取り付け


手前味噌ながらこのライザーはポジションの修正だけでなく

その造形や質感、所有感と何拍子も満足が揃っておりまして

ハッキリ言っておススメです( ´∀`)


乗車中も常に視界に入る事もあってエクスタシー度も高いです。

で、密かな改良としましてはハンドル差し込み部分が深くなっておりますので

クランプ力が上がっております。

とは言え、1インチ未満のパイプに関しては相変わらずご注意くださいませ。



最近では海外からのお問い合わせも多く、

こうなったらPayPalでお支払い頂けるようにした方がいいかな等と考えております。

手作りの少量生産品ですのでいつでも有る部品ではございませんゆえ

なるべく国内の皆様に優先的にデリバリーできればと思っております。

よって、少しでもご興味あられます方におかれましては

お早めにご予約をお願い致します。

あと、お問い合わせは多いながらも中々決まりません絶賛FOR SALE中のXLH883鉄仮面


そして97XLH83も宜しくお願い致します( ´∀`)


と、バリッバリ宣伝しまくりですが

この度また新たに導入したブツがございまして

次回はそちらを宣伝させて頂こうと思います、


ではさらば!








2018年9月18日火曜日

1997 XLH883 SOLD OUT!


みなさまごきげんよう。

さて本日は前回お伝え致しました通り、FOR SALE車両のご案内でして

2年前に購入後、当方で手を入れさせて頂きましたスポーツスターです。

THANK YOU SOLD !


パッと見綺麗ですが実際に綺麗な車両で、

年式は1997年の排気量は883でリジッドマウントスポーツで言うと中期に当たりますが

この年代にありがちな、なんとなくボロい感は全くありません。


車体姿勢はフロント4インチオーバーのインナーチューブで上げてあり

リアはクロームのフルカバーサスで車高を落としてスタンドの立ちも程よい具合でして


外装もやり過ぎると言うか要らん事は全くしておりませんので、

スポーツスターから逸脱しておらず普通に良いバイクですね。


スポーツもこのくらいのチョイ上げですと乗り味を激しく損なわず

と、いうよりリア側に乗る事で日本人的にはむしろ乗りやすくなるくらいでして


ルックスと走りのバランスが良いセットアップになっています。


状態の良さは写真からも判断して頂けると思います( ´∀`)

と、いうのも全体的にフレームのリペイント等、お金をかけて仕上げてありますので

当然と言えば当然ですね。


走行距離は現在21641kmです。


黒塗装の2.25ガロンスモールタンク。


磨き傷等はありますが綺麗です。

そしてウイングロゴはデカールではなくペイントのようです。


オイルタンクまわりも綺麗ですね。


フェンダーも綺麗な部類かと思いますがシート下等はそれなりの小傷等あります。

あと、厳しい目で見ましてストラットのメッキは多少経年劣化が見られます。


シートはトランプさんのでしょうか、

ムッチリ感、艶感よろしいカッコいいのが付いています。


そしてそして、この年代のスポーツスターでは錆の定番箇所であるこの部分。

ご覧のようにツルピカで錆のサも字もありません。


同じくよく錆びますネック部分もご覧の通りでして


フレームのリペイントは当然コストがかかりますが

やはり絶大な気持ち良さがあるのも事実ですし

バイクがパリッとして見えるのは当然として、所有感も非常に高めてくれます。


フェンダーも綺麗です。

が、フォークシールは替え時な感があります。

走らせての劣化というより交換後殆ど走っていない事が原因かと思います。


ハンドルはラビットバーになっています。

お小言を言わせてもらいましたら

ライザーブッシュにガタが出ていますので交換したいですね。


細かい事ですがメーターのリムに少し傷と薄い打痕があります。

ご覧の通り。


好みの分かれるハンドルですが、この辺は別なハンドルに変えるのもアリですね。


吸気はブリーザーがキャブサポートと一体になっております

大神戸共榮圏とウチの共同開発の、ワンスロートキャブカバーキットを装着しており

キャブセッティングも出しております。

2年前の装着時にインテークマニホールドシールも交換しています。


ヘッドブリーザーの5速スポーツにおいて

ネックレスのようにブリーザーホースを垂らさずに済み

しかもこのまま車検に通せる見た目にも機能的にも優れたパーツです。

手前味噌ですがw


コイルとイグニッションスイッチはバッテリー下へ移動されております。

キーはオリジナルキーが1本、ハンドルロックキーは有りません。


ウインカーは社外品ですが、まぁこれもお好きにいじってくださいという感じです。


レバーはアントライオンのビレットアジャスタブルレバーで


ブレーキ、クラッチともに揃えてありまして

左右で3万円弱もする高級レバーが奢られています。


マフラーは社外のテーパードで、それ程うるさい印象はありません。


リアショックはこういうのが付いています。


リアのパッドはまだまだ残りがありますが


フロントはそろそろ交換時期です。

ブレーキホースはブラックコーティングのステンメッシュ。


フロントタイヤはAVON SスピードマスターMk2でバリ山というかほぼ新品です。


リアタイヤもヒゲがバリバリ残る純正タイヤでこれまたほぼ新品ですね。


エンジン周り。


クランクケース等、アルミ素地の部分は多少の腐食が見られます。


あと、ヘッドボルトはエボスポの掟といいますか、やっぱり錆びています。

まぁ磨くなりカバーをつけるなりして遊んで頂ければよろしいかと。


またお小言ですがクラッチケーブル根元からのオイル滲みをシーラントで止めようとしてありますが

ここは残念ながらどうしても滲みますね。

ケーブル交換時にOリング交換しようかなっていう感じです。


現在車検切れです。

車検証的には記載変更済みで、マフラーを念のため交換して左ミラーを取り付けましたら

そのまま車検合格出来る仕様で

高いか安いかと言えば格安ではないと思いますが

現在売り出し中のXLH883と同じく

かかっているコストを考えると妥当かむしろお得であるとも思います。


現状販売となりますが、

車検や消耗日の交換、仕様変更等も別途承ります。


委託販売となりますのでオーナー様の売却希望額は尊重致しますが

まずは現車を確認して頂きまして

価格交渉など細かい部分を詰めていければと思います。


いずれにせよ外観的にはこのまま乗って恥ずかしくない状態ですし

実際に綺麗に仕上げてある車両ですので

是非とも一度お問い合わせくださいませ。

こんな感じに弄りたい!とか、こういうスタイルが好きな方には

確実におススメ出来る車両です。

ご一考頂けますれば幸いです。


と、いうわけでひとまずさらば!


あ。。。XLH83鉄仮面の方も宜しくお願い致しますw




2018年9月12日水曜日

パテスクーター。


みなさまごきげんよう♪


廃車復活したベスパ100ですが日常の足として元気に走り回っていまして

ここの所燃料は軽油がふた昔前のハイオクくらいのお値段ですし

1号機は乗りやすいし楽しいのですが早朝や夜間は音量的にちと迷惑ですので

調子を出す意味も含めて重点的にベスパに乗っている次第です。


しかし走らせ出すと不具合もどんどん出てきますのはこのテのポンコツは当然で

アルミ鋳物のヘッドライトケースはクラックをアルミテープで裏貼りしてから

パテで埋めてありポロリと落ちまして。

H4バルブを無理やり押し込んでレンズをボンドでとめてあったヘッドライトは

これまたポロリと落ちて割れまして。

テキトーにつけてあった左のウインカーレンズは砕け散り

右側は当然のように走行中にポロリと落ちまして。

とにかく色んなものが落ちたり割れたりしていくので

その都度部品を買ったりするのですが

ベスパの部品は結構お高いので結構出費がかさみますね。


タイヤもヒビヒビのカチカチなダンロップD306で、

このスクーターは普通に走っていてもアマリングなくタイヤを使えてしまうので

普通にすっ転びそうな感じでしたので前後交換しました。

本当はIRCのハイグリップ、MBR740辺りを狙っていましたが

ベスパっぽさとコストの都合でミシュランのS1を履かせてみました( ´∀`)


で、気ぃよく走っていましたら急にトルクが痩せてきまして、

見るとマフラーが裂けていました。

と言うかまったく溶け込んでいないクソ溶接で

修理風のコトをした後にマフラーパテで埋めてありまして。


ハナクソ溶接のビード風の塊を除去しましたら

クラックも綺麗に再現wされましたので


きちんと溶接して修理したら復活。

マフラーパテは基本的に、よっぽど温度の低い部位であるとか

パッチなんかを合わせてバンドで締めるとか

そういう風にしか使えませんので、早い話が気休め程度です。

もっと言うと使い物になりません( ´∀`)


そしてそして、水色と白という本来オサレなお色の組み合わせなのですが

ベスパの写真なんかを見ていると、どうも私のベスパは形が違うようでして

いじっていると分厚いパテがパッキーンと剥離しました。


で、結局パテと塗装の厚化粧を落として

否、化けの皮を引っぺがしていく事になりましたら

両サイドのレッグシールドはベコベコで

フロアもベロベロにめくれていまして

おまけに何か取り付けていたであろう穴はアルミテープで埋めてパテ埋めと

つまりかなりボディーがヘベレケになったのを

パテとアルミテープで誤魔化してドバッと色塗りされるという

私が言うところのパテ埋め能面車である事が発覚しました( ´∀`)


フロントフェンダーも凄いことになっていましたが

買い取り時に赤いフェンダーを一緒に頂いたのでそれに交換。

因みにフロントショックはブッシュが千切れて飛び出てきたので交換し

ステムもガッタガタでベアリングもギシギシでしたので交換したりしています。

要はガワだけテキトーに直して高く売り飛ばされた系のかわいそうなバイクです。

いや、かわいそうなのはそのケツ拭きをしている私ですw

というか前オーナーは手放して正解だったかもしれませんね。


シワクチャのパネルは板金して修正したら幾分ピンとしてきまして


フロアパネルもある程度板金して、というか全パネル板金修正してあげると


ベスパの魅力的なプレスや曲線が見えてきまして非常にスッキリしました。

このベスパというバイク、上塗りはショボいですが下地のサフは非常に良くて

恐らく電着か焼き付けでしっかり処理してる感じです。

これはメンテナンスを怠らなければ長く道具として使えるバイクですね。

ベスパは高く売れるので商材としても良いのだと思いますが

それだけにインチキレストアパテ埋め能面車には注意が必要です。

あと、ナンバープレートのブラケットがイタリア仕様な正方形のままで

ナンバーの下に鉄板が余るのでカットしました。

因みに元色は黒で、車体番号から1990年式らしく

1990年といえば奇遇にも1号機と同じ年式だったりします。


先日ボロいジョルノと間違われた我がベスパですが

プラスクーターどころかパテスクーターだったわけでお恥ずかしい限りでして

これにてようやく鉄スクーターに戻れましたw

別にピッカピカにしてオサレに乗ろうとは微塵も思いませんが

まぁボチボチ愛でてあげて燃料代節約に協力してもらおうと思います( ´∀`)

テメー遊んでねぇで仕事しろ!

というお声が聞こえてこなくもない感じですが

状態のよろしいエボスポーツのライトカスタム車のFOR SALE情報がございますので

近日中に写真撮影してご案内予定です。

っつーかXLH883鉄仮面も絶賛FOR SALE中ですので宜しくお願い致します♪



ではさらば!