2019年1月29日火曜日

HOT ROD CUSTOM SHOW 2018 #32




ひまわり畑の中にアリエルのスクエアフォア。

希少な旧車ですがチョッパーになっていてしかもリジッドフォークです( ´∀`)


ハンドルみたいなハイウェイペグ。

それにしてもものすげーエンジンですね。


後ろの2気筒は相当熱的に苦しそうですが。

それでも頑張って冷却しようと執念深く刻まれたフィンに萌えます。


線の細いオリジナルベースのフレームはメッキされていますが

構成部品を見る限り、その気になれば元に戻せそうな雰囲気です。


なぜそう思ったかと言うとすぐ近くにオリジナルに近い車両があったからで

こうして見比べる事が出来て良かったと共に

同じ場にアリエルのスクエアフォアが2台も居る事に驚きです。


美しいエンジンでスピード感が溢れております。

内燃機への興味を掻き立てられる造形ですね。


プランジャーサスの受けの部分は鋳物で差し込み式になっていて

そこからフェンダーマウントやセンタースタンドの支点を取ってあって

かなり強度を意識した作りのようです。


ボバーになったVLで、オイルポンプのところのカバーが外されているっぽく

ここのカバーを外してあるとオイルポンプ剥き出しでカッコ良いですね。


VLなので当然アイビームスプリンガーで、私はこのフォークが大好きです。


恐らくオリジナルのタンクをベースにくすんだメッキのような感じで、

この質感良いですね。


VLというと(陸王もですが)クランクケースのカバーがのっぺりしていて

意外とそれが印象強いのですが、カバーの無いこの無骨さの方が好きです。

と、いう事に気づかされた次第です。


そしてどんなスタイルであれハンドルからタンク、シートにリアフェンダーへと

綺麗に繋がるシルエットのバイクが好きです( ´∀`)


グリーンさんはシルエット決めるのが上手いですよね。

フレーム下側から丸スイングアームを支える形でリジッドにされていて珍しいです。

シッシーバーのようにセンタースタンドをカチ上げてあったりします。


シートは見たことのない方式ですが後ろ側はどうやって固定されているのでしょう。


クレイジーフランクは基本的に厚みのある構造物ですが

タンクと併せてペイントで薄く見せる作戦のようです( ´∀`)


シートの折れ目の所に横ステッチが入っていますが

恐らく縦ステッチが逆反りして皺が寄るのを横ステッチで押さえている感じです。

そして古いパフォーマンスマシーンのキャリパーが渋いです。


良い感じに幅が詰められたタンク。

そしてハンドルはトップブリッジ下にプルバックライザーを逆につける感じで

インナーチューブよりも前から立ち上がっていました。

色んなバイクや手法が見れて面白いですね( ´∀`)



2019年1月25日金曜日

HOT ROD CUSTOM SHOW 2018 #31





ハードチョップのデュース3ウインドウクーペでこういうソリッドな仕上げの場合

足回りなんかもクロームでピカリと仕上げてしまいがちなところですが、

黒でビシッとまとめてあって渋いです( ´∀`)


カメラの設定がまた勝手に変わったようですが

この車両に関しては良い雰囲気になっている感じで棚ぼたというところ。

少し跳ね上がるようになっているお尻まわりがクールです。


このクソカッコいいブレーキはKINMONTスタイルのディスクブレーキと思われ

黒い中に決して光ってはいませんが光って見えて眩しいです。


E&Jつまりエドモンドアンドジョーンズスタイルのヘッドライト。

このヘッドライトによっても光り物の比率が下がっていて非常に上手い使い方ですね。


Chop topは窓面積のキメ具合も勝負というのがよくわかります。



こちらはモデルAでボディカラー含めてオールドテイストでこれまた渋いですね。


Edmundのマニにストロンバーク97そして Nicson cal customのエアスクープ。


フラットヘッドはやっぱり素敵ですね♪


モデルAはフレームのサイドレールがスッキリしているので

こういう腰高なスタイルがすごく似合いますねぇ。


デュースロードスター。

デュースと言えども残念な車両はいくらでもありますが

流石というかこの場所にはCoolな車両ばかりで興奮します。


セミグロスのペイントとクロームの取り合わせが大人っぽくて素敵でした。


インテリアもきちんとしたダッシュパネルにSWのゲージ類で

当たり前ですが抜かりありません。


ここら辺の造形がたまらんです。



こちらのデュースロードスターは大きめなヘッドライトで私はこのサイズ感が好きです。


SO-CALのブレーキも定番ながらやっぱりカッコよくて

こういう外観でしっかりディスクブレーキだとか

そういうプロダクツが生まれてビジネスとして成り立つお国柄が羨ましい感じです。


ピボットがダイスになっていてプチおしゃれです。


こうして順繰りに見ていくとヘッドライトのサイズやトレッド、リアタイヤのサイズとか

黄金比の中のアレンジが楽しすぎますね( ´∀`)


フルフェンダーの3ウインドウクーペで、長年この状態をキープされていて

フェンダーがあるとヘッドライトの高さはやっぱりココだよなというお手本です。

やっぱりデュースは私のドリームカーだなと思いました( ´∀`)







2019年1月22日火曜日

HOT ROD CUSTOM SHOW 2018 #30






FORDのModel-Tをナローにしたドライレイクレーサーらしく

幅の狭いフレームに広いトレッドで踏ん張りが効いててカッコええです。


フレームのサイドレールは20年代のEssexっていう車のヤツを使っているらしくて

ナロー化とかフレームの流用とか、超Chopperです。

っつーかChopperの源流たるHot rodです。


フリクションダンパーカッコええですね。


Bomber air tank改のガスタンクを背負うBomber seat。


Cragar2ポートシリンダーにOHVヘッドのモデルBエンジン。

早い話がフルチューンのハイスピード仕様な4バンガーですね。


2機がけされたwinfieldのキャブとかいちいちカッコ良すぎます( ´∀`)


マグは横についてる。


トランスはモデルAかな。

靴べら状のガスペダルが繊細な形状で素敵。


リアのメンバーはモデルTで横置きのリーフスプリングはストロークして擦れた跡があって

実際に走ってるっぽいです。

Hot rod マインドをビシバシ感じるマシンでした( ´∀`)



SCN鈴鹿でも拝見しているこちらはハードトップが完成していました。


チョップドVスクリーンにアルミ製のハードトップがイカします。


何もないところにこういう造形物を作りあげるのは本当に難しく

ましてやメタルワークでとなると想像力に表現力、技術力とフル稼動ですね。



激レアな35年Fordの、しかもTudor(2ドアセダン)でコリャ滅多に見れない一台です。


ボディの形が丁度年式通りに34年のシャープさと36年の丸さの中間という感じで

改華堂さんの35の実車をナマで見させてもらい

その魅力を知らされました。



ベアメタルの36で、この年式のボディがベアメタルを見せつけるというのは

当然ベースのコンディションからボディワークに至るまで一級品である証です。


いやはやすげーです( ´∀`)



上品なまとまりの40Ford。

Street rodにされがちと言えばされがちな年式でもありますが

こちらはトラッドなHot rodという風情でカッコよかったです。


ワイヤースポークも2色使いでオサレですがタイヤはラジアルで

それを必要とする中身に仕上げられていると思われます。


やはりというかハブキャップの向きが揃えられていて

車高は低いですが意識は高いです( ´∀`)


こういう年代の自動車はデザインが誇らしげですね。