2020年8月26日水曜日

初期型チャンプの負圧コック。


みなさまごきげんよう( ´∀`)


長い眠りからさめた初期型チャンプですが

いきなり叩き起こされたせいか、負圧コックから燃料がダダ漏れになりまして。

ダイヤフラムからだけでなく燃料のアウトプット部分の付け根からも漏れていて

内部パーツも出ないようなので何とか修理したいところです。


しかしこの初期型のチャンプ、27Vペリカンジョグ、あとパッソーラやトレーシーもかな

負圧ポンプがちょっと特殊で負圧の経路が後年のものと違っています。

故に入手困難でレアなアイテムとなっていて、正直あんまり壊れて欲しくないですね。


手前のニップルが他と違うところで、

ここからエンジンのヘッドに向けて負圧を供給しています。


何の為かというと初期型の上記車種は、チョークがバイスターター(電気式)ではなく

ヘッドに設けられたB.V.Sバルブを介してキャブに負圧を送り

その負圧を利用してキャブに装着されたダイヤフラムを作動させる事でチョーキングする

非常に凝ったチョークシステムになっています。

B.V.Sバルブのバイメタルが損傷していれば負圧経路を殺して

後年式のバイスターター式チョークのキャブに換装すれば良いですが

今回はコック部分のみの破損なので汎用のコックを使用して修理します。


コック、というか負圧ポンプはジョグやビーノの物が

固定部の寸法的にもピッタリなのでコレを使いまして。


配管としては負圧をB.V.Sバルブに送れるように分岐し

元々の負圧ポンプに備えられていたストレーナーとワンウェイバルブが失われますので

これらは別で配管に割り込ませておきましたら修理完了です。

ホースの取り出し方向が各々変わるので長めのホース類は別途用意しておきましょう。

ストレーナーやワンウェイバルブ、コックにホースと少しコストはかかりますが

燃料関係ですからココはしっかりやっておきましょう(´∀`*)

ってな具合でまた元気に走れるようになって嬉しい限りです。

初期型チャンプやペリカンを愛する(一部の)みなさまご参考にどうぞ。

ではさらば!






2020年8月21日金曜日

細かい事。




みなさまごきげんよう(´∀`)

ブレーキ周り、クラッチ関係と整備を続けております50FL。

普通にエンジンは始動するものの、息継ぎしてしまって全く走らないので

車検適合作業と並行してセッティングを煮詰めていきます。

まぁこのパターンで走らないのはキャブか点火系が原因ですので、

まずはプラグチェックから入ります。


と、装着されているプラグがBP5HSです。

パンヘッドの標準はBP5Sで、ご覧のようにリーチが違いますので

BP5HSでは燃焼室に数ミリプラグが飛び出してしまいます。

こういう状態のプラグの様子あまり参考にならないので、

ジェッティング自体イチから見直しですね。

因みに、加速不良や息継ぎの症状でキャブを疑う人は多いですが、

私が診ている限りプラグが死んでいるケースが非常に多いです。

カブっている症状と似ていると言えば似てはいますが、、

プラグの焼け色は勿論参考になるのですが、焼け色と劣化の区別はつきにくく

劣化しているプラグの色で燃焼状態を判断しようとすると道に迷います。


あと、フィルターが逆向きに装着されているケースも非常に多いです。

濾過性能が変わったりしないんだからどっちでも良いと言われるかもしれませんが

逆向きだと異物がフィルターに詰まると流量が変わってしまうんですね。

しかも詰まっているのが目視できない。


正しい向きに装着すると、異物は三角錐の透明部分に溜まるので

目視できるだけでなく、ここに異物をトラップしてからフィルターを介して流れるので

異物による流量変化が起きにくいという事です。

実際、このフィルターは内側に異物が詰まって燃料の落ちが悪くなっていました。


そういえばこの車両ではありませんがこんなパターンもありました。

加速ポンプのインジェクター部分に取り付けるOリングが

オーバーフローラインに取り付けてあります。

ここのOリングは結構重要で、劣化していたり失われていたりすると

ここから燃料吸い上げてしまい

確実にセッティング出せずに撃沈することになります。


あと、逆向きの話ついでに車検ステッカーも保護フィルムの貼り付けが逆です(´∀`*)

まぁコレはどうでも良いですが。


そして試乗中にフットボードのスタッドが折れました。

ココ、リアブレーキのリターンスプリングも一緒に固定していたので

ブレーキのコントロールが効かなくなりブレーキ踏んでもフルロックしたまま戻らず

早い話が死ぬかと思いました(°▽°)


元々無理矢理フットボードを取り付けられていたので、

せん断方向への負荷に耐え切れなくなったようですが

断面からして以前からクラックが入っていたみたいです。

と、まぁ色々修理や調整を重ねていますが、もうちょっとツメていって

車検対策を実施して継続検査を受けてきたいと思います🎶


それではさらば!



2020年8月20日木曜日

エンジン始動。


みなさまごきげんよう(´∀`*)


エンジン始動に向けて色々やっておりますサベトルーパーです。


ハーネスも一通り引いて電気部品の動作確認。

特にソレノイドを使ったデコンプユニットとそれを作動させるタイマーが

正確にマニュアル値通りに稼働するかをテストしまして。

どうも様子がおかしくドツボにハマっておりましたが

動作確認用に使っていたバッテリーがよろしくなかった事に行き着きまして。

そこら辺をきっちり安定させて無事動作確認完了。


デコンプユニットはバッテリーケース内に隠して装着してあり、調整も面倒なので

今のうちにきっちりやっておきます。

そしてようやくキャブを取り付けてエンジン始動させますが、

これがまたうまくいかない。

このハーレー 用のケイヒンバタフライはジェットの選択肢が殆どないのですが

イケると踏んで採用したわけですがそこに落とし穴がありまして。

純正のキャブはケイヒンだと思い込んでいましたがミクニでした。

ケイヒンはジェットの数値が穴の内径を表しますが、ミクニは流量?かなんかなんです。

そうなると、必要なジェットの番手がバタフライ用では大きすぎる事がわかりまして


Eキャブに変更しました(´∀`*)


大体ジェットを合わせて軽々始動できました。

後は細かいセッティングです。


元々、Eキャブにも対応できる寸法ではありましたが、、

ご覧のようにバッテリーケースやデコンプワイヤーとのクリアランスはキッチキチです。


無事に始動できたとはいえ、650ccのビッグシングルですので

ジャマーのテーパードマフラーでは完全に容量不足というか

音が凶悪すぎるのでこの辺も対策していきたいと思います(´∀`)

まぁ初めて触るバイクなので想定外の事も沢山ありますが

完成まであと少し、気合い入れていきまっす!

ではさらば。



2020年8月18日火曜日

ブーツを脱ぎ捨て。



みなさまごきげんよう(´∀`*)


お盆は流行りの密の無いとある海で、流行りのキャンプをしてきました。

浜辺に寄せ寄せで車の側で野営できるという環境は中々貴重で

奥さんやリトルテロリスト達が体調悪くなったりしても

エアコンをかけた車内で休ませる事ができます。

ちなみにウチの車の隣に進入したハイエースがおもくそスタックしていましたが

砂浜では進入ラインと脱出ラインまで考えて

慎重に駐車場所を選ばないと簡単にスタックします。

特に空荷で2駆のバンなんてイチコロですからね。

ローギアで車を前後させて地盤を踏み締めながら行かないといけません。


透明度も抜群っすね( ´∀`)


私は小学生の頃は毎日短パンに裸足という少年でしたが

オートバイに乗り始めて以来、脚を露出する事が無く常に長ズボンでしたので

薄汚れた風体とは真逆に脚は真っ白で汚れを知らない美脚っぷりですw


なんか知らんけど私はアサリを獲る才能があるようです。


毎日毎日仕事していて、遊んでる場合じゃないと言い聞かせてきたわけですが

私が遊んでる場合じゃ無いのとは別に

子供たちは遊ばなきゃいけない時期で

何だかんだ言い訳しては遊ばずに過ごしてきましたが、

申し訳ない事をしたなと。


まぁキャンプにおいてはサバイバル能力を身につけるという訓練も兼ねていますが。

昨今はアウトドアブームで、みなさんお洒落かつ充実した装備で

キャンプサイトにリビングを持ち込まれていて驚きます。

もちろんそれを否定するものではありませんが

私としては基本はサバイバルでキャンプ経験が実際に有事の時に活きるように

敢えてショボい設備で野営しております( ´∀`)


翌日は終戦記念日でした。


次男は花をたむけておりました。


仕上げは城崎温泉へ。


キャンプ、海、花火、大きいお風呂と

希望を全て叶える事ができて

尚且つ私もリフレッシュできて一石二鳥でした。


短い夏休みの絵日記。

作戦は成功したみたいで良かったです。

さて仕事に励みましょうかね。

ではさらば!






2020年8月15日土曜日

キャンピン。


夏ですねみなさまごきげんよう。


旧車にはきびしい夏真っ盛りというところですが

真っ盛りすぎて盛ってしまい更新をサボりまくりですね。


カエルにも白い目で見られる始末。


ところでお盆休みはかねてから行きたいと要望のあったキャンプに出かける事にして

久しぶりにキャンプ道具を引っ張り出してきてみたりして

今回の要望は海なので、海用の装備も色々と必要です。


海といえば浮き輪ですが長男の浮き輪はタイヤチューブで

昔は海水浴場のレンタル浮き輪なんかはトラックのチューブだったりしたものですが

きょうびタイヤチューブを浮き輪にしている人は殆どおらず

何ともビンボーくさい話ですが


ウチのチューブはグッドイヤーの15インチでメードインUSAで何気にオシャレですw

ついでに言うと市販の浮き輪なんぞよりタイヤチューブの方が高価で

貧乏人と思わせつつ実はセレブみたいなノリを演出していますが

実際のところただの貧乏人っす。


あと、砂浜でタープやテントを設営する際には

地盤が緩くて通常はサンドペグなんかを用意しますが

そういう専用の高級品でなくても

畑でマルチや防草シートを固定するプラ杭が抜群に効果的です。

しかも一本46円くらいなので超経済的なだけでなく

どこのホームセンターでも大抵手に入る入手性の良さも素晴らしいです。

ロープをループにして引っ掛けておけば抜くのも容易ですよ。


あと、コンパクトな収納が絶対の単車野郎におすすめなのはこの

ステンレス削り出しの分割式のお箸。


かなり精度良く作られていて驚きますね。

ステンレスなので衛生管理が楽なのも良いです。

さらには切断して表面処理すれば子供用の長さに変更できます。


ちなみにコレは100均(ダイソー)で売っていて

コレが税込110円というのですから驚きですね。

正直同じ物を110円で作れと言われても無理です。

コレ、他に数セット購入して先端をスプーンやフォークに加工すればかなり便利です。


と、まぁ張り切って準備して積み込みも終わった頃に入電

神河町の端っこでパンクって事で荷物を全部降ろしてレスキュー行って

パンク修理して車両配送してからまた荷物を積み直すという

ワケのワカラン事態に陥ったりしていますがw

久しぶりのキャンプ満喫してきたいと思いました。


ではさらば!




2020年8月12日水曜日

8月。



みなさまごきげんよう🎶

梅雨明けて8月ですな。

現在集中作業中そして、幼稚園および小学校の夏休みが9日間と短いので

リトルテロリスト達の預かり保育や学童も完全にお休みにしまして

夏の思い出週間としても活動しています。


まぁ合間合間に走り回ってるのはいつもと同じですが


やっとジメジメ期間が終わったので(とは言えウチは湿度高いんですけどね)、

革ジャンを洗濯したり。


8月8日はエイトの日という事でエイトを洗車したりして

草刈りとか庭の掃除とか野菜の収穫とか家の片付けとか

そういう、学校や幼稚園に行っている間に目にしない生活という部分を

共に過ごしたり教えたり、あるいは教えられたりする機会っていうのは

子どもたちにとって結構重要なのかなと。

父親がロクデナシの場合特に。


夏休み最終日に海へキャンプへ出かける事を目標にして、日々訓練に励んでおるわけで

実際の野営の為のテント設営も勿論男3人で協力してこなすわけで

本来ならば健全な大人が2人で設営するサイズのテントも

実際、幼稚園児と小学1年生と疲れたオッサンという半端者が3人力を合わせれば

健全な大人2人分の機動力を発揮できる事がわかりました(´∀`*)


まぁ生活のための仕事も大事だけど生きるという事がまず如何に大事か。

死んだように生きるよりいきいきと生きるという事を学んでもらいたいものです。

私は反面教師かもしれませんがね、それはそれで良しです。