2022年4月16日土曜日

ソフテイル車検ヘッドライト対策。

 みなさまごきげんよう。


お車検でお預かりのソフテイル。

コンプリート車両で各部ピカピカで大事にされてる事がうかがえます。

車検に関してはこのヘッドライトでは通らないとの事で、、


形状はスリムでリムの綺麗な形のヘッドライトで、バルブはH4。

パーツ屋さんで普通に販売されている部品ですがコレ中華製なんです。


とりあえずレンズにはクラックが入っちゃってます。


んでH4バルブなのに車検に通らないというのはこのレンズカットと

役目を果たさない曇り気味のリフレクターと35/35Wのバルブが原因で

要はヘッドライトユニットが粗悪品だからです。


当方としては車検用ヘドライトの用意もありますが

車検毎にヘッドライトを交換するのは面倒ですし

実際暗くて使い物にならない物を普段使いするのもアホらしいので

4.5インチのヘッドライトユニットを車検が通るスペックの物に入れ替えまして。

とは言え、元のユニットと車検対応のユニットは厚みが違うので

レンズ固定のクリップやヘッドライトボディを改造せねばならず

ポン付けというワケにはいきません。


比べてみると元のユニットが死んだ魚の目みたいに曇っているのがわかるかと。

元のユニットはバルブが透けて見えないくらいレンズカットが悪く透明度も低いですね。

車検時にヘッドライトに求められるのは光量と光軸ですので

その要件さえ満たせば車検は楽々クリアになります。


バルブもモロに中華な低効率バルブ。

レンズやリフレクターの品質が悪いので高効率なバルブが使えないうえに

高効率なバルブを入れても能力を発揮できない品質なんです。

当然今回55/60Wのちゃんとしたバルブになっているので

普通に明るくカットラインもしっかり出ます。

バルブに関してはLEDを投入するという選択肢もアリですね。


見た目の雰囲気も全然変わりません。

むしろレンズカットがハッキリして目ヂカラは上がったかと。

通販で簡単に買えたり業者としては使いやすい安価な粗悪品が出回っている昨今ですが

全てが全て悪いわけじゃないです。

実際に投入する前にどういう品質の物が使われているのか

アップデートは可能なのか

そういった点に注目する事で

気に入った形状のものを最適な状態で使えるようになる可能性も十分にあります。

現在ヴィンテージレプリカ系のヘッドライトの選択肢がそれなりにあって

尚且つ安く手に入るのですが、形だけの粗悪品として諦めずに

実用上の明るさや車検対策としてアップデートする事で便利に使いましょう。

ヴィンテージのヘッドライトやフォグランプに限って言えば

その構造は結構ショボかったりしますので

中華製レプリカと大差ないところもありますしね( ´∀`)

モノホンのヴィンテージを使う人には色々諦めてもらって

車検時には車検用のヘッドライトを使うのがよろしいかとは思いますが

レプリカであれば改造して車検にも対応させちゃいましょう。

部品を買う際にそういうった事もちょろっと考えて頂ければよろしいかなと思います。

ヘッドライトはコレで良しとして

その他車検に通らない箇所が数箇所ありますので

各々対策していきたいと思います。


ではひとまずさらば!