2014年5月31日土曜日

明日はSCN




明日はストリートカーナショナルズですね♪

屋外なので写真を失敗するおそれも無し。


少し気分転換してこようと思います。






2014年5月30日金曜日

宇宙





造形のパテ打ちが修理のそれと圧倒的に違うのは、

きわめて宇宙的だということ。

必要であれ不必要であれ、出来るのであれば何をやっても構わない。


宇宙空間に放り出されたような気分になる。


ヘラ目が汚いのは数ミリ足したりしているからだがまだ足りないな右側・・・・

手探りまさぐりでやってたら、埒が明かない。


良いところを伸ばして悪いところを消すという目的を忘れてしまいがちになる。


そして夜の間中作業して、こんな臭いゴミを作っていたのかと明け方に絶望する。

しかし宇宙とは言っても何もないワケではなくブラックホールに突っ込まない限りは星や光もある。


目標を見失わないように。






2014年5月28日水曜日

パテ打ちへ





素地調整と防錆処理を実施してパテ打ちへ。


見据えた完成形を目指す。




勝負。


オイルタンクは一足先に。



夜中が丁度良い。







2014年5月27日火曜日

続々続々タンク




先頭の角度調整と後端絞り込み収束点の為、トンネル前後に10mm余裕を残して底をつける。

今回は2mm小さく作った底板にフランジを立て、タンク側面の下端を僅かに内に入れた。

この少しの余裕が結構効いてくる。


燃料経路は前回と同じく単なるパイプで、コックはインライン式。

この位置なのでかなり最後のほうまで燃料を使うことができる。

マウントも溶接し、底板は溶接の後に半田で埋めた。


半田といえば、半年前にエンブレム部分の腐食穴を修理したタンク。

作業が終わったまま鉄粉舞い散り雨漏りする多湿なコウバに吊ってありますが全く錆びていない。


今回は造形の為の半田盛りではなく、スムーズなパテ打ちの為に半田を選択した。


オイルタンク、燃料タンク共にどこぞの汚染水タンクのような漏れは無し。

燃料タンクは内部洗浄して念の為コーティングを実施する。

もう一度素地調整の後に錆び止めして、いよいよパテに入る。







2014年5月24日土曜日

オイルタンク


みなさまごきげんよう。

じわじわ進むコウバチョッパー。

本日はオイルタンクの製作です。

とはいってもガワは出来ていたわけですから、細かいことを色々。

ブラケットを溶接したり、バッテリーを埋め込んだり。


形状は何の変哲もないホースシュー型。

ですがコウバチョッパーの場合リアフレームの前後長がかなり短いので、リサイズしてあります。

SHORAIバッテリーのサイズからご想像くださいませ。

バッテリーはバンドで留めて跳ねないようにする。



ガムテープ固定で後ろが上がっちゃってるけど、実際にはちゃんと取り付けてます。

当たり前ですが排気管からの距離もとってあります。


固定は取り外しの邪魔にならない位置を探して前方上2点、後方下2点の4点どめ。

バッテリーの後ろにはまだまだスペースがあるっぽい雰囲気だけど、

実際にはフレームに巻きつく形なので殆ど隙間がありません。


上面はこれからわずかに丸みをつけるので、肩を落としてある。

左側の一番下にCB750FOURのオイルタンクから捥ぎ取ったドレンボルトを設置。

オイルホースは下出しです。

これで取り付けも取り外しもギリギリクリア。

整備性も考慮しなきゃね。


あとはダイナSを組んで巨大な点火モジュールとおさらばして、

かさばるサーキットブレーカーを小ぶりなヒューズボックスに変換してバッテリーの後ろに納める。

タンク下のスペースには点火コイルを入れようと思う。


巣穴や溶接不良を直してリークチェックして錆止めしたら、原型としては完成。

半自動なのでここらへんは面倒ですね。



ランプも考えなきゃ。


小ぶりなのがいくつかあるけど・・・・


悩む。


計器も・・・・・


塗装も考える。







2014年5月21日水曜日

コウバチョッパー


みなさまごきげんよう。

今年に入ってから

作り直したリアフレーム

作り直したガソリンタンク

作り直したオイルタンク

作り直したフェンダー

それはスポーツスターをコウバチョッパーへと改造する為の作業であり

まだ作らなければならない部品もあるし、造形だってやらなければならないのだけれど

重要な役割を果たすのが33ナロー。

ようやく組み付けたのだけれど、それは33ナローを組むことをやっと許せたから。

今日はそのコウバチョッパーの写真です。


正直に言うと、組むときは手が震えて仕方なかった。


39ワイドで我慢もしてきたし、とにかく恥ずかしいという想いが強かった。

いくら「本当はこうじゃないんです」と訴えたところで、現実はコレだったわけだから

「ナニクソ」と思う気持ちしか無い。


慎重に組んでみて、バイクに背を向けて数メートル離れる。

そしでどきどきしながら振り返ったら、数メートル先にはちゃんとコウバチョッパーが在った。



水平に気をつけて目の高さ25mm(換算50mm)で撮る。



やっと始まった気がする。


33ナローがすべてではない。

すべては部品を作ってくれた人の気持ちであり、塗装も含めて携わってくれる人たちの気持ち、

そして自分の気持ち。



そういうバイクを、自分はつくりたい。


つくりたいんです。









2014年5月19日月曜日

続々続タンクそしてホイール


みなさまごきげんよう。


ここのところいろいろ動きがありすぎて、写真も製作記も上手く構成できません。

動きがあるといっても、コツコツと部品を固定するためのブラケットを作ったり、

寸法的な確認を積み重ねているだけである。

タンクマウントを作ったり、イオルタンクを固定したり。


6mm厚の鉄板からこんなのを切り出して。

受け側は4mmで。

こういうラバーマウントを考えたが・・・・・・


やっぱりこっちのほうがスッキリですね。

皿もみしようと思ったけれど、道具が無いのでキャップボルトを埋め込むように。

ネジ部は高ナット溶接。

受け側はゴムブッシュを仕込んで寸法を見てから、もっと浅く削ります。



底も製作。

今回は以前のトップチューブびちびちからトンネルをやや大きくしたので、その確認も兼ねる。

この2mmの拡張が、ナロースポタンには厳しい。


フロントハブとホイールは5月10日にスポーク製作へと旅立ったので、きっともうすぐ帰ってくる。


リアのリムも届いた。

スポークが出来たら、メッキを剥がしてリムと共にパーカライジングに出して、

4速スポーツ純正の鉄ハブに組む。


今は目立ち過ぎのメッキのリアホイールや、

寸法合わせで組んであるフロントのキャストホイール。


前後のホイールが完成すれば、リアはぐっと引いて見えるし、フロントは想定どおりの軽さになる。




楽しみだ。







2014年5月17日土曜日

33ナロートリプル


みなさまごきげんよう。

ここのところタンク関連の記録が続いていますが

その裏でコウバチョッパーには劇的な変化が起こっています。

これまで「33ナローを想定して作っている」とは何度も書いたと思うのだけれど、

モックアップ作業に近いタンクの造形作業を経て

いよいよ「想定」ではなく「現実」にして確認する必要が出てきました。

寸法的なものであれば木の板にでも内ウチ94mm間隔で33.4mmの穴を2つあけて

番線でフォークを縛り上げて確認は出来る。

横から見るぶんにはネックチューブに軍手を詰めてアイアンのトリプルで確認していた。

しかし両者とも「現実」とはいえない。



大神戸共榮圏33ナロートリプル。

夢にまで見た部品。


この裏には美しい肉抜きが施されている。


ウイング状のハンドルストッパーと鋭利な角へ整合していく柔らかいライン。


「削り出し」という製作工程で一般的に想像する造形の概念を吹っ飛ばされる。


旋盤目が渦巻くボルトと、ここは変更されて段がついている。


そしてハンドルの穴の裏はボルトが目立たないように座繰ってある。

大神戸河田さんや黒田さんが魂を込めて創った部品。

バイクづくりのモチベーションを盛り上げてくれる部品。

深謝であります。

しかし

組むのは1990年式のエボスポーツ。

生かすも殺すも己次第。

常在戦場である。









2014年5月14日水曜日

続々タンク


みなさまごきげんよう。

コウバチョッパー製作記。

思えばスポーツスターを買って2年。

フレームの後ろ側を切り落として1年が経った。

毎日いろんな作業があって写真もたまってきているけれど、今回はタンクの続きを。


って、オメェもうタンクキャップつけちゃったのかよ!・・・・・と。

そしてずいぶんサクサク進めてるんじゃねぇか?・・・・・と。

思われるかもしれないが。

最終的な高さを見る為にもタンクキャップはつける。


そして今回のタンクで前回と同じような時間がかかっていたのでは、やってきた事の意味がない。



しっかり全景を見る為にフェンダーを固定。

マウントはショックとオイルタンクの陰。

当然、この変なネジは使わないけど、よく考えたら良いネジを全然持ってない。

これまでは想定した形状とか位置、寸法を想像しながらやってきたけど、

これからはそれらを現実のものにしていく。


今のタンク。

具体的には底の形状を見直したのと、おでこの整形。

前回問題になったり邪魔だった部分を直した。

今はちょっと浮いてるのはご愛嬌で、ほかの角度からの写真はもうちょっと後。


前のも載せてみる。


改善された。


とにかく全力で進める。