2023年4月30日日曜日

軽トラ。

 みなさまごきげんよう( ´∀`)

これまた私事ですが

ここ最近はアウトドアがブームだったりプチ農業がブームだったりと

まぁオートバイも小さなブームですが、それ以上に軽トラがブームですね。

特にダイハツのハイゼットがカラーバリエーションも豊富なせいか

非常に多く見かけます。

そんなワケで私もブームに乗って軽トラを購入しました( ´∀`)

まぁブームに乗ったというのはウソです。

実際には村仕事で草刈りや獣害防止柵の補修など

田んぼや山の中に入っていく必要があり

アドレスで刈り払い機や大ハンマーや番線の棚を担いで野山に入っていくのに限界を感じました( ´ ▽ ` )

また、子供会でも秋祭りで軽トラを使う必要が出てきて

早い話が生活の道具として必要性に迫られまして。

ちなみに

周辺の家々は一家に一台軽トラがあるノリで

役場の駐車場なんて場合によっては9割くらい軽トラで埋まっている事もあるほどの軽トラ過密地域において(人口は過疎ってますが)

新車の一番人気はハイゼットっぽいですが

定番のキャリィはともかく

何気にミニキャブが多くてアクティが1番少ないです。


んで私はというとS82Pつまり7代目ハイゼットの

最終型スーデラックスの

レアなオートマ車をセレクトしました( ´∀`)

オートマである事自体レアですが、スーパーデラックスでしか選べないシルバーもポイントです。
(SDXのみ白以外にポリバケツ青と銀が選べました)

最終型なのでホイールは10インチから12インチにアップして

フロントにディスクブレーキ装備です。

オーディオもFMですよ!

NOパワステNOエアコンでキャブ車ですがね。。


エアコンもパーステも無いしキャブ車なのでシンプル。

走行距離も77000km程度なのでまだまだ元気です。

家内も乗れるようにオートマとしましたが

意外や意外に1速がローギアードなMTと違い

ATの方がスムーズで元気に走りますね。

今でこそATの軽トラも多いですが、このシフトスケジュールの設定は絶妙ですね。

軽量な車両だからこそだと思いますが、かなり乗りやすいです。


誰が触ったかわからないキモいステアリングは

もうかれこれ30年以上所有しているナルディクラシックウッドに交換(*´ω`*)

擦り減ってツルツルになって緩んでブヨブヨになるウレタンハンドルと違い

これだけの年数使えるってスゲーっすよね。

ホーンボタンは当時のまま、ラッパ無しの角ホーンボタンなのも素敵でしょ🎶

ボスも超安くて助かります。


んで荷台のアオリがガタガタガタガタ五月蝿いので

失われていたゲートロックサイレンサーを取り寄せて


ガタゴト音解消!

因みに、このゲートロックサイレンサーは

LJはじめSJ10やSJ20のリアゲートやスペアタイヤマウントに使うと

クロカン時のガタガタが解消されて気分良いですよ。


こういうガタピシ無くなるとポンコツ感が薄れます。

薄れるだけですが。


アオリの受けゴムは純正を取り寄せ。

黒いゴムパーツがちゃんと付いているだけで

ポンコツ感が薄れます。

薄れるだけですがw


角シールドビームも左右とも新品交換しました。

ガラスレンズなので今時のカッコつけた

ポリカ製の異形ヘッドライトみたいに曇らないのが良いですね。

その他の電球類も総交換しました。


いつ交換されたかわからないエアクリーナーエレメントも新品にして


これまたいつ交換されたのかわからないプラグも交換。


多極プラグなんですねぇ。

メンテがズボラになりがちなので採用されてるんですかね。

しかしキャブ車な事もあってフツーのプラグの方が良さげです。

プラグの設定ひとつとってもメーカーが何を優先したかが見えますよね。


バックで何かに引っ掛けたのか

めくれていたアンダーカバーも


板金修正しまして。


タイヤ/ホイールは13インチにインチアップ( ´∀`)

もうホントPCD110とか勘弁して頂きたいっすね。


ホイールはブラックレーシング(白いけど)で、タイヤはネクストリーにしました。

ワタナベもイイんですが、ここは敢えてのBR。

そして敢えての黒じゃなく白です。


実際に村仕事やゴミ捨て、草刈りに大活躍していますが

それ以外の用事でも圧倒的に乗る機会が多いです。

ご近所の皆さんも軽トラをコミューターとして使われていますが

気軽に付き合えて小回りもきくし、家にレクサスはあっても普段は軽トラっていうスタンスに妙に納得した次第です。

後は微妙に調子悪いオートチョーク直せばOKかなと。

で、何やかんや色々コストがかかっちゃってますが

バイクにせよ車にせよ30年落ちの車両は

やっぱ色々大変ですw

ですが、手を入れていく悦びはやっぱイイんだよなぁ。

ってなわけでさらば!

。 

※Information※

○お問い合わせに関するお願い○

作業に関するご相談、ご予約等のご連絡は基本的にE-mailかLINEにてお願い致します。

LINE:radjalopy

Mail:ken8mano@gmail.com

SNSコメント欄やDM、FBのメッセンジャー等は見落としが多くなります。


○ご来店に関するお願い○

作業ご依頼等の重要な案件でご来店の際は必ずアポイントメントをお取りください。

車検や引き取り、配送等の業務ならびに地域行事や会合、会議で留守の場合がございます。寝てるだけの時もありますが(´∀`)

ふらりと遊びに寄って頂くのは勿論大歓迎ですが、上記理由により不在の場合はどうかご理解ください。

尚、現在すぐにその場で作業可能なのはオイル交換や微細な調整等の軽作業のみとなります。

以上よろしくお願い致します。

RadJalopy 浜野建介










2023年4月26日水曜日

私事ですが。

みなさまごきげんよう( ´ ▽ ` )

私事で大変恐縮ですが。

GSX-R1100を購入してからずっとやりたい事があり

部品を集めつつ、ここ1年くらい夜中とか定休日にコツコツ作業しておりまして。

そもそも私が油冷初期型を好きになったのは

あぶない刑事で舘ひろしがスーツ姿で乗るR750がきっかけですが

ヨシムラ大好きっ子の私としては

限定500台で国産初の100万円超えを果たした

乾式クラッチを装備したGSX750RRつまり

GSX-R750Rにも激しく憧れていまして。

油冷Rを手に入れて舘ひろしエレメントは満たされましたが

RRエレメントも満たしたく


ボロいシングルシートカウルを随分前に、秘密裏に購入しておりました。

元はキタネー塗装で青と白に塗られていて、クッソ汚かったですが

バッチい塗装を剥がすとオリジナルペイントが顔を出しました( ´ ▽ ` )

オリジナルはサフから黒、オレンジを経て赤、ガンメタと塗装を重ねていたみたいです。


何かに流用したのか、乱暴に切り開かれていた部分は復元しました。


欠損部分やクラックも補修。

因みにですが私、過去には雌型と雄型を作ってジムニーのフロントフェンダーを自作したりしていて

FRPは割と得意分野です。


で、あんまり居ないとは思いますが

GSX-R1100に750Rのシングルシートを装着する場合

フレーム寸法が絶妙に違うので結構加工や製作が必要になります。

具体的には両サイド前側のステー

テールランプのブラケット

シート両サイドの台座

これらは750Rの純正が有れば良いですね。

あと私の車両だけでしょうか両タンデムステップのホルダー。

シートロックのシリンダー位置が合わず

フレーム幅の違いからか干渉もあるので対策が必要です。

因みに純正のステー類はとっくの昔に製造中止ですので

私は全部位置決めしてコツコツ製作しました。

まぁ、私みたいに細かい意匠がどうのこうの言わないのであれば

微妙な違いなのでテクニカルガレージRUNから出ている

シートカウルボルトオンキットを買うのが良いですね。

750R部品を使って構築するより安上がりだと思います。


おお!


750Rのシングルシートめちゃめちゃカッコええ🎶

純正のテールランプを使わなければもう少し楽なんですけどね。


セパハンでシングルシートにメガホン。

少年期からずっと大好きな意匠がここに集い


私は大満足であります。


シートロックは見えないように処理して

ステップホルダーは撤去したのでスッキリ。

ちなみにシングルシート化は

リアサスの調整でいちいちサイドカバーを外すのが面倒だったっていうのもあります。


右側もマフラーステーをギリギリ干渉しないサイズで製作して

ステップが無くなりスッキリでございます。


後は塗装すればOKですね。

まだ欧州仕様のタンクやSTINGのハーフカウルに、ミウラフェアリングのライトカバーと

まだまだ装着予定で溜まっている部品がありますので

コツコツ仕上げていくとします( ´∀`)

ではさらば!

※Information※

○お問い合わせに関するお願い○

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LINE:radjalopy

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SNSコメント欄やDM、FBのメッセンジャー等は見落としが多くなります。


○ご来店に関するお願い○

作業ご依頼等の重要な案件でご来店の際は必ずアポイントメントをお取りください。

車検や引き取り、配送等の業務ならびに地域行事や会合、会議で留守の場合がございます。寝てるだけの時もありますが(´∀`)

ふらりと遊びに寄って頂くのは勿論大歓迎ですが、上記理由により不在の場合はどうかご理解ください。

尚、現在すぐにその場で作業可能なのはオイル交換や微細な調整等の軽作業のみとなります。

以上よろしくお願い致します。

RadJalopy 浜野建介








2023年4月22日土曜日

ナンバー灯を直す。

みなさまごきげんやう。

私の趣味は他でもなくオートバイなワケで

まぁたまには自分のバイクも触ります。


ずっと気になっていたんですが

私のR1100はナンバー灯がグラグラしていて

ウレタンゴムを折り曲げて挟むという手法で対策?されており

もっと言うとナンバー灯のカバーも何か斜めっていて

しかし忙しいしめんどくさくて放置していましたが

重い腰を上げて修理する事にしました( ´ ▽ ` )


んでナンバー灯とそのカバーを外そうと思ったら

なんとスタッドボルト3本のところ1本しか機能しておらず。

だからウレタンを挟んであったのかと納得しましたが


残り2本のスタッドがフェンダーにメリ込んで残っちゃってます。

恐らく、ガタつきを直そうとギュイギュイ締め込んで

スタッドがズッポ抜けちゃったんですね。

こうなってくるとカバー自体交換か

いっその事フェンダーレスになるところですが

中古パーツもそうそうあるもんではありませんし

私はこのクチバシみたいなナンバー灯の意匠をとても気に入っているので

貧乏臭く修理する事にしまして。


ナンバー灯のカバーのステー(単純なようで結構な部品点数です)にスタッドを埋め込むのは難しいので

ナッターを埋め込めるようにステー側を切削し

ボルトで留める構造としました。

ナッター埋め込みは強度的にはやや不安ですが

スタッドで強固に固定しておいて

下2本は位置の固定用といったところです。


んでラバーマウントのナンバー灯も

ラバーがヘタってグラつくのと

サビも出ている上に重たいので軽量なLEDに変更。

こちらのナンバー灯は決してスリムではありませんが

接着面積が広いので

フェンダー裏やこういったカバーの中に仕込むにはもってこいでオススメです。

が!

現在ナンバー灯を両面テープで固定すると保安基準に適合しませんので注意が必要です。

まぁ車検に関してはその時改めて対策するとして

ナンバー灯が軽くなった事でステーやカバーへの負担もだいぶ軽くなりまして。


しかも明るくなりました( ´∀`)

しかしたかだかナンバー灯に随分手間がかかるもんです。。


んで色々外したついでに汚れている所も綺麗にしました( ´∀`)

ん?

テールランプが何か違くねぇかって?

それは以前からボチボチ作業している別な案件の為で

まぁその話はまた記述するとします。


ついでにちょっと小話ですが

テールランプのレンズを固定している小さなタッピングビス。

クロメートメッキがくすんで汚くなっていますが


こういう細かいビスは磨くと超綺麗になります( ´∀`)

錆びてボロくなっているなら交換ですが

くすんでいるくらいならチマチマ磨いてあげましょう。

こういった細かいネジはいちいち用意するのも面倒ですしね。


さらについでに、レンズもくすみがちですので

綺麗に磨いてあげると見違えるようになります。

レンズ磨きのコツは

凸凹しているメーカー名や品番の文字や数字部分を

如何に綺麗にするかがキモです。

こういった箇所は汚れだけでなく

ワックスやコンパウンドのカスが溜まるので

ココが綺麗なだけで見映えが格段に良くなりますよ。

まぁこの文字を削り落としてポリッシュするという手もあるんですが

そこら辺はお好みでって感じですね。

こういうちょろっとしたプチ面倒くさい作業は

手軽に出来る割に満足度も高く

愛車を眺める楽しみも増えますので

是非やってみてください( ´ ▽ ` )

因みにレストアっていうのはこういう作業の繰り返しなので

超時間がかかるワケですね。

フルレストア車が高額な理由のひとつですが

自分でやればプライスレス。

さぁこちら側へどうぞってな具合でさらば!



 

2023年4月20日木曜日

FTR223点検整備の巻。

 みなさまごきげんよう( ´∀`)

本日は非常に状態のよろしい車両の点検でした。

ご友人から中古にて入手されたとの事ですが

乗り出し前に一通り点検してほしいというご要望です。


車両はFTR223。

レーサーレプリカ的なFTR250と違って非常によく売れたストリートバイクですね。

走行距離は17000km弱ですので

そろそろ各部傷んできたり部品交換が必要になってくる頃合いです。

殆ど改造されていない車両なのでお直し的な作業はほぼ無し。


しかしブレーキフルードは黄色を通り越して茶色です。

ちなみにカップやシリンダーが摩耗するレベルになると灰色になります。


エンジンオイルと違ってブレーキフルードは見逃されがちですが

最低でも2年に1回、できれば毎年交換しておきたいですね。


キャリパー清掃とメンテナンスも実施。

パッドはまだ山盛り、ピストンの状態も良好です。

ホイールベアリングも問題無し( ´∀`)


前日にご自身でハンドル交換されたとの事ですが

右にハンドルを切るとアイドリングが下がってエンスする

スロットルが戻らないという状態になってしまったとの事でした。

このようにハーネスとケーブル、ブレーキホースが絡んだ状態ではなく


きちっと整列。

こういうのは見た目スッキリで気持ち良いだけでなく

適切な取り回しを行う事で操作性もアップします。

ブレーキホースやメーターケーブルなんて場合によってはサスの動きを邪魔したり

レーサーなんかとなるとそういう細かい事まで超シビアなんですよ。

ケーブルや配線の取り回し、処理の仕方はどんなバイクでも重要です。


タイコがナナメってるのも良くないですね。

そしてこういうL字にケーブルを取り出すホルダーは

ホルダー内部、内側にスライダーが入っているので

コレの潤滑と装着方法をミスるとスロットルが重くなったり戻らなくなったりします。

ケーブルにも注油して遊び調整を実施し、スルスル軽いスロットルに戻りました。


プラグチェック。

やや白いですがAI装備車ですからあんまりキャブの状態把握にはなりません。

キャブレター調整実施。

エアクリーナーエレメントはまだOKですが

ビスカス式ですので20,000kmで交換です。

ブリーザーは定期的にドレーンしましょうね。


その他ステムや脚周り等、車検のあるバイクと同じ24ヶ月点検を実施したら

猛烈に洗車します。

こびりついたブレーキダストとか埃なんかを徹底的に落としまして。


普段掃除しにくいハブ周りや


スイングアームの奥まった箇所などをビカビカに。

本当は最初にやっとくと良いんですが、ビチョビチョだと整備し難いのと

リターンタイムを短くしたいというのもあります。

あまりに汚い車両は別ですけどね。


国産車のリアドラムブレーキはシューが長持ちしますねぇ。

タイヤは空気圧調整のみ。

製造年が古く山も少なめでオゾンクラックも出ていますので

早めの交換をご案内しておきました。


サスペンション周りも問題無しでした。

フォークはそろそろオイル交換かなという感じですね。


水切りと動作確認の為10kmほど試乗してお渡しOKとなりました。

20,000km時に部品交換含めてもうちょっとメンテしましょうってな感じです。

この状態ならこれからのメンテナンス次第で永く付き合える事間違いなしです。

ところでFTR223ってエンジンは250と違って大人しいんですが

ディメンションとしてはよく出来ていて

腰を使いつつ肩からコーナーへ入っていくのがキマる

スポーツスターとも似たライディングフィールで好感度高いですね。

こういう素直な特性は街乗りでも生きてくるんですよ。

つまりはストリートバイクとしては非常に優れています。

ホンダも上手いことやったもんです。

このエンジンだってSLやらXRにまで使い回したわけですしね。

んー何だかスズキっぽいぞw

GNからボルティ、グラストラッカーの流れね。

まぁ実際のところストリートバイク=カッコいい実用車ですから

やたらブン回って30馬力くらい吐き出しちゃうけどカムベアリング が砕けるとか

そういうハイリスクハイリターンは望まれてないんですよねぇ。

つまり250ccクラスにおいてはコレが正解なんだな。

なんつー事を思いつつ、製作関係をガシガシ進めていきましょう。

んなワケでさらばだ!