2021年9月12日日曜日

熟成。

 みなさまごきげんよう( ´∀`)


愛してやまない1号機ですがいよいよ製作から丸7年、8年目に突入です。

リアタイヤをハイグリップに替えてサスもセットし直し

かなり気持ちよく走れるようになってきたのですが。。


今度はフロントタイヤがズルズルになりまして。

以前履いていたリアタイヤが全然減らないのに対して

フロントは結構な勢いで摩耗してしまうのはロングフォークである事と

そのフォークの捩れでタイヤを引き摺り回すのが原因で

今回はタイヤと同時にフォークのセットアップも変更する作戦です( ´∀`)


タイヤは相変わらずAVONのSPMK2。

コレ、クラシックなパターンですけど結構食うんですよね。

ちょっと高いですがw


フロントフォークは12インチオーバーから8インチオーバーに。

ブッシュにガタが出ていないオイルシール付きの後期アウターに変更して

フォークオイルはヤマハ15番とワコーズ20番を5:3ブレンドに

イニシャルは+5mm。

実はフロント8インチオーバーのこの姿勢って7年前に作った形そのものなんですよね。

外装も当然それに合わせてるから、こっちの方が横から見た時のおさまりがイイ。

おさまりってのはタンクの前側の傾斜の事ね。

実はずっと気にしてたんですよね。

それくらい、真横ってのを気にして作ったバイクなんです。


早速走らせてみますが、もうね、、、、、

抜群に乗りやすいです( ´∀`)

フォークが捩れないっていう当たり前のスタビリティなんですが

それが有るっていうのはこういうコトなのかと今更にw

フロントに荷がかかる長さじゃないんだけど

タイヤ2本分は内を回る感じですね。


7年間でちょこちょこいじり続けて

ここ最近で足回りやり直して、ようやく熟成されてきのかなと。

まぁ普通はセットアップはパパッと終わらせるモノですが

やっぱり乗り手も走る環境も変わっていきますから

立ち止まるもんじゃないよなって思いますね。


そりゃ速くは走れないけどイイ走りはしたいし

納得できるように走りたい。

単車ですからね( ´∀`)

まだまだガンガン走りたいところですが、今度はリアブレーキのフェードが気になるので

丁度減ってきたデイトナのゴールデンパッドを

もっと耐フェード性の高い(値段も高い)メタリカの7735に変更してみたいと思います🎶


ではさらば!





2021年9月11日土曜日

ブラック。

みなさまごきげんようっと( ´∀`)

やりたい事、やらなきゃならない事が多すぎて

ホント20時間くらい起きて活動してたりするんですが

それにしては巷で見かけるリアル充実層に比べていまいちバエない生活な気がする

そんなワタシです。


さてとエアで吹いたら塗装も飛んだというFXSのタンクですな。

社外タンクはこのようにプレス成形時のシワや引っ掻き傷があるのが当たり前ですが

これはちょっと激しく部類です。

スポタンはサイド部分、ピーナッツタンクはモノにもよりますがタンクセンター部

それぞれ金型の都合でこういう風になります。

なので社外タンクをそのまま塗って終わりというワケにはいかないんですね。


パテ入れして面を調整していきますが

それほど厚く盛らないのでポリパテでいきます。

パテに関してはですね、如何に巣穴を作らないか。

パテ練りからパテ打ちに至るまでそれを徹底できるかで勝負が決まります。

巣穴が出来るとサフ後に拾いパテが必要になって手間ですし

経年で気泡の中の空気が膨張してブリスターになったりして困っちゃうんですよ。

そういうのをずっと見てきたし自分でも経験してきました。

表面上は同じでも年月を経ると全然違う。

見た目ではパッとわからないし理解してもらいにくいけれど

だからこそヤルんです。


フェンダーはテールランプステーを溶接して出た歪みを修正。

これも手練れの溶接マンが行えば歪みを最小限に抑えられるので

パテは薄付けで済みます。

私は手練れじゃないので歪み修正もチョイ多めですね。


そして全体的に足付けを行なってサフ。

サフは練習みたいなものだから多少垂れたりゆず肌になっても平気。

というワケではありません。

この段階で肌が出せていないと研磨に時間と手間がかかります。

パテを水研ぎする人が居ますが水研ぎするのはこのサフ研磨の段階です。


サフの硬化を待ってまた足付けの研磨を行い、静電気の除去、脱脂後に

ようやくブラックを吹いていきまして。

ベースの色がキマったらクリアを入れて完成ですね( ´∀`)


ピッカピカのバイクではないので肌感はこのくらいで。

ブースも無い環境で塗ってるので偉そうな事は言えたモンじゃないんですが。。

コレでも市販のちょっと高めの黒いミニバンなんかより肌は落ち着いてます。


おもくそ私が映り込んでいて恐縮ですがw

ちなみにベースの黒を中研ぎ入れてクリア、その後ポリッシュすると

水面のような本当のミラーポリッシュになります。

が、そうなると気軽に洗車できないレベルの超繊細な塗装になってしまいますし

今回は予算も考えて磨きは無しでいきたいので

このくらいでカンベンして頂きたい感じです。


最初は元の塗装の上からブッカケでお手軽にと思っていましたが

やっぱりちゃんとやっておいて良かったなと。

私自身もそうですしオーナー様においてもそれは同じだと思います。

それなりのモノをそれなりに安く手に入れる。

これは現在の主流であって効率的な考え方です。

でもそれは自分にとってとびっきりになるのか?

そう問われると「違う」と答えると思うんですね。

安いとか高いとかいうこと以前に

オーナー様は汗水流して必死で稼いだお金を対価として支払うわけだから。

その汗水流して必死で稼いだお金っていうのは100円でも100万円でも価値は同じなんです。

100円であろうが100万円であろうが、そういうモノを対価として受け取る以上

その汗水の価値を下げるような仕事でヨシとするのは間違っているんだと。

受け取ったお金の価値を上げるの下げるのも、手を入れた者次第だと。

そう思うんですよね。

手間を省けば得るものも省かれる。

額面だけ見ていると失われるモノが多いんです。

受け取る側だけでなく支払う側も。

数字とか上っ面だけじゃなくて、結果どう感じたか。

コレを大切にしていきたいですよね。

こういう本当に思ってることを書くとSNSなら猛烈にフォロワーが減るんですがw

ここはウチのBlogですから好きに書きます( ´∀`)

そういうコトがわからい人はハッキリ言ってどーでもイイんですよもはや。

↑さあどんどん嫌ってくささいよ🎶


まぁチョット語り入りすぎてキモい感じになってきたのでアレですが。

ペイントが終わったタンクにはこのエンブレムを。

えらく下の方に貼ったもんですが

このバイクは銀と黒の組み合わせでイク感じで

その為にショックとかもクロームとブラックのコンビだったりするんですが


視覚的にこの位置がイイよねと。

そりゃ何十回も位置決めしてるんです。

タンク単体じゃなくてバイク全体を見て。


おお!カッケー🎶


私的にはタンクの位置で言うとあと15mm後ろがイイんです。

だけどもココにエンブレムを置くと結構イイ感じに見えるんですよね。

え?イイ感じに見えない?

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あ、写真に写っているのでついでと言ってはナンですが

ペラッペラの鉄板で作られたガッタガタのジョッキーシフターも作り直しまして。

そもそもポジションも前すぎて太腿に当たるしシフト操作自体も困難で

ぐらぐらなのでドコにシフトしているかさえもわからない状態でした。


新しいシフターは昔の車の車載工具のホイールナットレンチを加工して

ジャッキ棒を挿れる穴にガーディアンベルをブラ下げてみました( ´∀`)

操作する度にティン🎶ってイイ音がしてオサレです。

走ってると聞こえませんがwww

エイトボールのシフトノブは私が昔使っていたものです。

ジムニーエイトに身を捧げてからというもの、私のトレードマークはエイトボールなんです。

どうでもイイ話ですがw

しかしロータリートップってアレですよね。

ジョッキーにしてもシフトフィールがすごくイイですよね。

まぁ走り的には私はハンドクラッチでフットシフトが好きなんですが、、

ジョッキーもソレはソレでイイなと。

まぁちょっと語り入ったりしてキモい雰囲気のなったりしつつ

次は変な箇所が満点のリアエンドに手を入れていきたいと思います。


とりあえずさらば!





2021年8月30日月曜日

ペイント。

 みなさまごきげんよう(・∀・)

イヤー雨が長かったですねぇ。

こうも長雨になると作業も遅れがちですが

やっと試乗含めて色々進みそうです。


作業はFXSですが

ペイントの状態がかなりイマイチでして


なんせブツブツなんですが

予算の事も考えるとこのままブッカケで塗って

何とか見れるようになればと思いまして


とりあえず塗膜を研磨してみますが


どうもプライマーもサフも入れず

いきなり塗ったようで

ブツブツは塗膜ではなく下地の錆でして

塗膜も薄すぎますね。


エアーで吹いたら吹き飛びました。

そして地金は思った以上に錆サビで

正直心が折れたんですが


もうここまでハゲちゃったら完璧に剥がして

イチからやり直しです。

錆をしっかり落として素地を調整したら


いつも通り防錆プライマーを塗布。

この外装のように少しでも錆があった場合は

特に浸透力に優れた防錆剤を塗っておかないと

錆が再発するリスクが高くなってしまいます。

塗装の役割は金属地の密閉ですから

その保護皮膜の厚みは結構重要です。


そしてこのタンク両サイドのプレス皺も

パテを打って綺麗に均します。

これだけナミナミのヘコヘコだと

塗り終わりの磨きもできませんし

普通にとても目立ちますし

オーナー様が磨く時も気になると思うので

工程は増えますが必須ですね。

気持ちよく乗ってもらうというのは

走りだけでなくメンテや洗車も含めての事で

そういう楽しみをご提供させて頂くのは

私たちのつとめだと思います。

コスト面少し上がってしまいますが

しっかり仕上げる方が費用対効果が大きく

最終的には差し引きプラスになる事が殆どなので

安かろう悪かろうより

適正価格で良いモノがやっぱり良いです。

安くしようとすると、「やってやってる感」

が出てくるのもこれまた良くなくて

やっぱり「やらせて頂いている」という気持ちで

真摯に仕事にあたらなきゃ

良いモノはできないし

最終的にみんなアンハッピーになっちゃいます。

肋骨も治ってきたし

どんどんまくるぞー(*´∇`*)

ってな事でさらばい!



2021年8月17日火曜日

ディテール。

 

みなさまごきげんよう( ´∀`)

お盆も終わりまして通常業務なんですが雨続きで難儀ですな。

それ以前に私、不注意から肋骨を左右とも傷めてしまいまして

正確には肋軟骨損傷という診断なのですが、全治3週間との事で

ロキソニンとロキソニンテープに固定バンドで何とか元気です。

今で2週間なのでもう少しで完治しそうなんですが

4月の末に左手を傷め(短小指屈筋)、その後右手首を捻挫し、その後に肋骨と

何だか身体がポンコツになってきていますw


まぁ安静にしてなんかいられないので治りも遅いんですがGSX-R1100です。

購入されて即入庫というか直送されてきた車両なわけですが

わざわざ乗るのを我慢してウチに預けてくれるというご期待には応えねばなりません。


こういう一見どうでもよさそうなところも


パーツを取り寄せて装着しまして。


擦り減ったチェンジペダルのラバーも


新品に交換。


ブレーキペダルも同じく


新品の交換しまして。


グリップも純正新品に。

私は中古車を購入したら即座にグリップは新品に交換する派です。

純正だったり神戸グリップだったりロッシグリップだったりしますが

グリップは結構重要なんですよ。

まぁ誰がニギニギしてたかわからないゴム部品は嫌だっていうのもありますが。

あと、こういう年式の車両の場合はゴム部品が真っ先に製造中止になるケースが多く

出るうちにサッサと交換しておくというのはひとつの掟です。

ちなみにステップのラバーは既に廃番になっていました。


エキゾーストはBEETのバックファイア2のフルエキですが


オーナー氏の当時仕様という事でKERKERに変更。

元はCBR1000F用でしたが色々加工して取り付け。

バックファイア2自体貴重品ですが、

CBR1000Fとはまたレアな車種からの流用で面白いですね。


さらにはエンド形状まで当時にこだわるオーナー氏が

デッドストックのレンコンを入手してくれまして。


この辺の眺めはだいぶ当時に近づいたかと思います。

細かい事ですが、「気持ちよく乗ってもらう」という要素は色々あって

それは外観であり機能であり性能であり

それらが少しでも理想的で在れるようにトータルで見ていく。

それはスーパースポーツでも原付スクーターでもチョッパーでも同じ事だと考えています。

気持ちよく走る。

そう、気持ちなんですよ気持ち。

そこを大事にできなきゃいけませんよね。





2021年8月5日木曜日

何もかもガタガタ。

 みなさまごきげんよう(・∀・)

作業車両が並行するようになってペースが落ちてしまっていまして。

やはり一人ぼっちで仕事するとなると2台までが限界ですね。


さて81FXSはフェンダーの位置やテールランプが決まって

テールランプやナンバーのブラケットをフェンダーに固定しました。


ITテールは非常に軽い事もあってブラケットの強度を落とせるので

このようにフェンダーに直溶接で、ランプ裏を保護する形で突っ張りを入れましたら

振動でランプやナンバーがブラブラする事もなくしっかり固定。

個人的に、テールやナンバーがブラブラ揺れているのは好きじゃないです。

ナンバーも割れますしね。


そして真っ白に塗られていたAMF9キャストの塗装剥離。

塗るのも当然手間ですが、剥がすのも結構な手間です。

特にラッカー系缶スプレーで塗ってあるパターンは困りもので

塗る時の色や塗料の種類は熟考が必要です。

まぁ剥がすことなんて普通は考えませんが

剥離や(上塗り)塗装の際には効いてきますよ。


リアも気合いで剥離しまして。


タイヤはリアがK527のフロントはF11としました。

この辺のタイヤはライフが色々言われるところではありますが

年間走行距離を考えると高いファッションタイヤよりコスパは良いです。


フロントは4.00-19というぶっといタイヤから

2サイズ落としてリム幅に合った3.25-19に適正化。

ちなみに、元のギザギザパターンのタイヤは直進性はものすごく高く

2サイズもアップしているとセルフステアも阻害されるので

直立してバイクを走らせる事になり、タイヤの真ん中がベッタリ減りやすい傾向です。


タイヤの摩耗に対して敏感な人が多いのはタイヤの値段や工賃を考えれば当然ですが

タイヤを無駄なく使えるセットアップを行えば摩耗も緩やかになります。

エア圧も然りですが、タイヤの減り方もバロメーターになりますので

タイヤチェックを日課にすると楽しいですよ。


リアから組んでいきますが、ブレーキキャリパーはGMAの対向2ポットに変更しまして。

元の純正バナナキャリパーを使いたかったのですが

メンテナンスされていないバナナキャリパーの定石どおり

パッドピンの穴までガバガバになってしまっていたので諦めました。

特にこの年代の11.5インチローター対応のバナナキャリパーは

ガタの対策として支持部を増やしてゴムブッシュを入れるようになっていますが

ブッシュが減って放置しているとガタの度合いが猛烈に増えるのと

この車両のように上下逆にするという取り付け方法も相まって

どうしようもないところまで壊してしまいます。

ちなみにガタは無いに越した事はありませんが、片押しピンスライドキャリパーは

ガタを無くしすぎるとまたトラブルになるので

現状でマトモなバナナが付いてる皆さんはキッチリメンテして大事に使ってください。


リアショックと揃いでブラックとクロームのコンビにしてみたっす。

ローターはホイールがよく見える10インチローター(私の1号機の予備なんですけど)に。


ブレーキキャリパーのアンカーを固定するボルトのスイングアーム側は

ボルト&クラウンナットに割りピンの筈ですが

ボルトを切って穴を開けて割りピンのみでの固定で

こんな固定方法で引っ張り強度なんてあるはずも無く

キャリパーだけでなくアンカーまでもガタガタな仕様で

割りピンが折れたり抜けたりしたら死ねますので

ちゃんとした固定方法に改めました。

つまりリアブレーキは壊れたのではなく、壊したというのが正しいです。


フロントもキャリパーをオーバーホールして組み戻していきます。


が、ここのところ定番のステムがガッタガタの刑。。。。

確認するとステムナットが全然締まっていませんで。

緩んでガタガタになったと思いたいところかもしれませんが

アンダーステムとフォークはクランプボルトで締まっており

トップブリッジも横からピンチボルトで締めてあるので

トップナットが緩んでアンダーステムが下にズレ落ちる事が無い構造です。

つまり組んだ時からこの状態だったという事です。

仮にそうでなかったとすれば、全てのボルトが全く締まっていなかったという事で

どっちにしても話にならんでしょう。

↑の写真はガタついたアンダーステムが配線を切断しようとしているの図。


全くもって想定外にダメです。

フォークは1Gで2インチ以上沈んでいるので短いインナーチューブかと思いましたが

ジャッキアップするとどんどん伸びるのでFXSの純正で、

折角2インチ長いインナーですからキッチリ純正の状態に戻して

シャキッとフロントの車高が上がってカッコ良いっす🎶

ちなみにオーナーは結構体重があるのでそこそこプリロードかけております。

元のフォークだと恐らく底付きするでしょうね。。。。

ほんと色々勉強になって何よりですが

しっかり気持ちよく走れるショベルを目指して引き続き気張っていきます。


ではさらば!