ラベル ST250XK4 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ST250XK4 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年4月16日日曜日

配線やら溶接やら。

 みなさまごきげんよろしゅう。

自分のバイクに乗るのに1ヶ月くらい間が開いちゃってますが

梅雨までの期間がクッソ丁度良い季候なのでもっと乗りたいところです。

てめぇ呑気に単車なんか乗ってんじゃねぇぞ的なお叱りを受けそうでビビっておりますが

実際のところ私はキャバクラにも行かないし飲み会にも行かないし

ゲームもせずテレビも見ず、ポケモンカードを買い漁ったりもせず

そういった禁欲的生活にあって唯一オートバイに2時間ほど乗る事が心の潤いですので

どうかお許しください( ´ ▽ ` )


さてと点検整備が大幅な修理になっているST250ですが

火が飛ばないのは恐らく直結防止回路の不具合か

CDIであると睨んでトラブルシューティングしていきます。

直結防止回路というのはまぁそんなご大層な装置ではなく

単にCDIからのアース線を、キーシリンダーの接点に設けられた

100Ωの抵抗を介してアースに落とさないと火が飛ばなくなるという回路です。

なのでコイツが組み込まれたキーシリンダーの車両で

キーシリンダーをカスタムチックな物に交換すると火が飛ばなくなります。

まぁ抵抗かませばイイんですけどね。


んでキーシリンダーの導通や抵抗値はOKでしたのでCDIが怪しい。

と言うか配線自体も怪しさ満点で

キーシリンダーはフェンダー上のカバンの中にブチ込まれていて

配線もご覧のような状況なので


キーシリンダーを移設しつつ、細すぎる電源線は太くして

露出したままの配線は被覆し直し、全体的に整理してスッキリさせまして。

こうしたターミナルブロックを使った分岐は配線をいじりやすかったりしますが

ヒューズ組込タイプを使うと更に良いでしょう。

分岐した線は細いまま弄りませんでしたが、行き先は殆どLEDなのでOKです。

取り回しもフレームの上や外側を這わせていると

見た目ゴチャゴチャするだけでなく思わぬ断線に見舞われますし

継ぎ目の多い線だと雨の日などにショートの原因にもなります。

そしてこういう配線引き直し作業はコストにビビりがちですが

実施すると感動されると共に非常に満足して頂けるオーナー様が多い作業です。

CDI交換によりスパークは復活しました。


ショート化したものの角度が合っていなくて地面を傷つけるだけでなく

夏の日のアスファルトにズブズブ沈んじゃうサイドスタンドも角度補正しました。

コレでベッタリ接地しますので不整地での駐輪やキックスタートも安心ですね。

尚、識者の皆様はこのビードの向きを見て

「斜めに切断して溶接しなきゃダメだろ!」と思われるでしょうが

今回は切込みを入れて角度補正しているので溶接ビードが真っ直ぐになっております。


ホムセンステーで吊られてフラフラのマフラーはフレームにしっかり固定しました。

ワイルドな継ぎ目のパイプも溶接し直したいところなのですが

こういうどんな棒を使って溶接しているか不明な箇所は

ヘタに触ると収拾がつかなくなっちゃいます。

ので、イチから作り直しみたいになっちゃうんですよねぇ。


自作のダイレクトジョッキーシフトは新品パーツを使ってノーマル戻し。

当たり前ですがシフトフィーリングも良好になりました。

ジョッキーにする場合はリンク組んできちんと設計してやりましょう。

ミッションがかわいそうです。


エアが抜けるというタイヤはチューブ交換。

あるあるですが手組みでチューブ噛んじゃうんですよね。

ホイールを車体から外せるのであれば分解して持ち込むと安上がりで失敗も無いです。

まぁ自分でやって失敗するのも良いと思うんですけどね。

私も散々失敗してきたワケで、それが糧になってますから。

あとケーブル類も整列を整えておきました。


AIキャンセルとスタータージェット適正値補正と

メインジェットとニードル変更で少しリッチに降って始動性も良好です。

見た目もスッキリ。

ホースも太く、フィルターの向きも直したのでフローも良好。

以前は始動にかなりコツが要るという事でしたが

キャブ車っていうのは基本的にそんなにコツは要らないです。

そりゃインジェクションと比べるとアレですが。


と、まぁそんなワケで各部点検と試乗を終えてお渡しです。

オーナーのセンス的部分には手を入れずに細かいところを補正したワケですが

こういうのがイチバン効いてくるんですよね。

ケーブル類の整列や配線の処理、部品の固定方法など等。


ドバッと改造するのもそりゃイイんですが、機能面や細かい事を気にするようにすると

飽きずに1台のバイクと長く付き合えます。

たとえばこれからパーツセレクトの基準を変えてみる。

最初は安さ優先で選ぶものですが

そういったパーツを品質や機能、精度に重きを置いた物に交換していく。

あるいは固定方法なんかを考え抜いて変更していくのもイイですね。

そうやって自分の成長と共にバイクが熟成されていくワケで

これこそ改造の醍醐味なんですよね。

まだまだこれからドンドン楽しめると思います( ´∀`)

ではさらば!

。
。
。





2023年4月5日水曜日

ガレージチョッパー。

 みなさまごきげんよう。

花見をするまでもなく桜散りましてコウバ長です。


バイクにも全然乗ってねぇなぁ。。

さて、本日は車検のない250ccのバイクの点検ご依頼です。

車両はST250で自作派チョッパーです。

私自身、元はプライベーターですから自作改は大好きですが

点検整備は非常に大事です。

自作ゆえに安全面や操作性に難アリな部分があったり

不調をきたしていたりするので、時々はきちんと整備しましょう。

ってnワケでガレージビルド感は残しつつ

各部点検して補正する部分はちゃんと補正しましょうってなメニューです。


まずコントロール関係。

極度にナローなハンドルが装着されていますが

幅を狭くしたいが為にレバホルダーを内側に寄せ過ぎ。

このようにレバーとハンドルバーが平行になっていません。


人間工学的にも力学的にも、レバーとハンドルバーは同じ線上にないと

ブレーキフィーリングが悪いだけでなく

素早いブレーキ操作や繊細なコントロールの妨げになります。

特にフロントブレーキメインで制動させるスタイルの場合

こういった箇所の配置が悪いとパニックブレーキ時の初期制動遅れや

コントロール不足によるフロントからのスリップダウン

そして握りゴケを誘発させます。

また、写真では修正済みですが切りっぱなしでギザギザのハンドルバーのエンド。

歩行者を引っ掛ける恐れもありますし

転倒時に自分に刺さる事もあります。

保安基準で定められている突起物は自分だけでなく他人も傷つけないための配慮です。


こういった箇所も


きちんと修正。

ナナメって入っているとケーブルやメータードライブに支障が出ます。


イマイチ調子が悪いというキャブレター。

新しめのバイクによくあるAI(エアインダクション)の経路が

エアクリーナーボックスを撤去したまま開放状態です。


負圧ホースも抜けていますので二次エア吸いまくり。

ジェット交換したとの事ですが、コレでは全然調子よく走れません。

のでAIは適切にキャンセルしておきます。


燃料ホースが細すぎますね。

接続が確実でないうえに、フローも悪くなります。


何度も当ブログで記載していますが燃料フィルターの向きが逆。

ダメな理由はもう書きません( ´∀`)


自作のフットクラッチでジョッキーシフトでしたが

クラッチケーブルは無理な取り回しでボロボロですね。

リンクを介さないダイレクトシフトですので

キック始動時に不意にギアが入ったり、ミッションのシャフトを傷めたり

良い事は全く無い状況ですのでケーブル交換して元に戻します。


とりあえずザザッと部品注文して順繰りに作業していきます。


こういうネジ山が傷んだボルトも交換します。


キャブは岸田精密さんの燃調キット。


必要なOリング類だけでなく数種類のジェットにニードルまでセットされていて

キャブをいじる上でこれ以上親切なキットは他にありません。

尚且つ純正で揃えるより低コストで済みますので非常に有難いですね。

因みにどこ製かわからないような激安のリペアキットなんかも売られていますが

経験上アレはクソの役にも立たないシロモノですので

信頼性が高くお値段も適正というか良心的な、こちらのキットが失敗無くて良いですよ。


キャブは消耗品全交換して清掃、セッティングもファンネル仕様で合わせていきます。

ちなみに、交換されていたジェットはメインでもスローでもなく

スタータージェットでした(#57.5のところ#100が入っていました)。

スタータージェットが大き過ぎて始動性悪く、二次エア吸いまくりで調子も悪い

そんな状態じゃダメだろって事で気分良くエンジン始動

しようとしたら火が全く飛んでいませんの刑。

元々エンジンかからず軽トラで運ばれてきたんですが、、


このくちゃくちゃな配線とCDI本体の不具合が予想されますので

エンジン始動に向けて配線の解析とCDIの故障診断へと進みます。

ただの点検整備だと思っていたのですが

思いのほか不具合箇所が多くお預かり延長戦ですね。

きちんと走れるように仕上げていきましょうってなところです。

ではさらば!


。
。
。