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2021年12月16日木曜日

どこまでいけばFinishかは乗り手次第。

 

みなさまごきげんよう( ´∀`)


フルカスタムのオートバイが3台。。。そりゃゴキゲンですわね。

ライト機は無事オーナーの元に戻りまして

サベトルーパーも輸送のアレンジをして頂きお渡しの準備へ。


最後の取り付け部品としてオーナー自作のエンブレムを装着しまして。

サベージやイントルーダーに使われていた、バー&シールドとスズキのロゴを組み合わせた

あのエンブレムは非常に秀逸でCoolな逸品でしたが

さらにオーナーのマインドが組み合わされてペンギンがあしらわれていて

こりゃ素敵なエンブレムです。


さらにはこの車両唯一の車種専用品ではないでしょうか

イージーライダース製のサベージ用フットペグを支給して頂き

私は純正のステップもよく出来ていると思っていましたが

適度な細さのコレ、確かにイイですね。


これで全てのピースが揃ったという事で、後は輸送を残すのみ。

オーナーの手元に届くのはクリスマスです。


と、言いつつ最後の最後までキャブをセッティングしていたんですけどね。

いかんせん単気筒650ccにEキャブというのはノウハウが全く無く

当然ネットなんかで探しても情報はありませんので。

キャブの性質上細かくスロットル開度毎の設定がし難いんですねEキャブは。

スロージェット ではなくインターミディエイトジェットである事からもわかりますが

スロットルワークにおいて気持ち良いポイントがセッティングによって

刻一刻と変化するんです。

今は私が私の道で私の乗り方で走って良いポイントになっていると思うのですが

後はオーナーに沼にハマってもらおうかと。


毎度毎度書いていますが、後はどう育てていくか。

どこでFinishとするかはオーナー次第。

私たち作り手はお手伝いしているに過ぎません。

製作中もワクワクドキドキと楽しめたと言ってもらえて、作り手冥利に尽きるのですが

これからが新たなスタートです。


きちんと望んだものになっているのか

楽しみでもあり不安でもあります。


長期間にわたり本当にありがとうございました。

そしてこれからもよろしくお願い致します( ´∀`)






2021年7月29日木曜日

サベトルーパー


 みなさまごきげんよう( ´∀`)

イヤー暑いっす。

最近の作業場の気温は大体39.5度をマークしてまして

仕事自体が軽くエクササイズです。


そんな事はさておき、サベトルーパー。

とっくに完成してるんじゃねぇの?という話ですが

オーナー様の別な所有車両との車検時期をズラすという目的で車検を受けておらず

この度無事に改造車検をクリアしまして。


それにしても遅れが出ているのは弁解の余地もなく

いざ車検となった際に

ベルト駆動からチェーン化した事をすっかり忘れていまして


そのままシレッと車検受けても博打になりますし

今後の事も考えて一旦継続検査をキャンセルしまして


改めて動力伝達方式の変更に伴う書類を作成して改造車検を受けまして

晴れて公認車両として公道デビューする事ができました。

珍しい車両な事もあって四苦八苦しつつ1ヶ月以上かかってしまいましたが

サベージのチェーン化公認については確かなノウハウが蓄積できまして。

まぁそうそう行う作業では無いので今後あるかはわかりませんけどね( ´∀`)


当然、改造車検では新規登録と同じく重量を計測しますが

私はこれが密かな楽しみでして。

如何に軽量化できたかが実測でわかるチャンスですから楽しいです。


ノーマルのサベージ650はカタログ値で172kg(前74後98)ですが

サベトルーパーは前軸60の後軸90で150kg。

純正サイレンサーの重さを考えると150kg切りで

22kgの軽量化になりました( ´∀`)


150kgという重さは他のバイクで言うとNSR250(MC21)とほぼ同じで

そこに650ccのビッグシングルを積んで、S&SのEキャブ燃料をうつわけですから

いやはやHot Rodです。

私は改造時に如何に軽く造るかを非常に重要視しています。

軽量化は動力性能だけでなく操作性、特にブレーキングにはかなり効きますからね。


ディメンションとしては当然リア荷重なのでケツからクルクル回りまして

ハンドリングも素晴らしいです。


トルクフルな650ccエンジンは意外にもスムーズで

1号機のような暴力的な振る舞いはありませんが、回せば回しただけトルクが出て

そりゃ2019年までアメリカで売られてたワケだと納得できます。

減速比をいじってる関係で5速は本当のオーバートップで

4速と3速をメインに走り回る感じですね。


大幅に作り直しているけど純正然とした構成なので

サベージオーナーにしかわからないw


オイル漏れしていた腰上はバラして組み直しましたが

まさかカムシャフトが割れているとは思いませんでしたね。

カムシャフトが36,000円もするのにはビビりましたがw


ヘッドカバーはテンプター用のフィンドカバー。

徹底的にアライメントを出して最小限の加工でオートデコンプを取り出しています。


サベージ650はデコンプをタイマーとソレノイドで行うので

コントロールユニットやタイマーは全て電装ボックスにビルトイン。


普通にくっついているサイドカバーもセクショニングしてフレームの傾斜に合わせ

電装類は全てシート下にまとめる事で

フレームにのたうつ配線を極力減らしたメインハーネスレス仕様。


ちょっと埃かぶっちゃってますが

純正風バッテリーケースも新造した物です。

スターターボタンはシート下。


ものすごい幅広なスイングアームは

もう一つスイングアームを買ってきて2コイチする事で極限までナロード。

この楕円断面のスイングアームはサベージのアイデンティティですから

安易に丸パイプや角パイプ化するのは勿体ないですね。


フロントは19インチで星キャスト。

ローターを探すのがホント大変でした。

フォークはヤマハ35に秘密のインナーを組んでロング化。


ブレーキは初期SRのものでパッドはSBS。

タイヤはダンロップのF24。


リアは16インチのドラムブレーキ仕様な星キャストで、パネルはサベージ。

タイヤはK327で細身大径にしてヒラヒラ感。シューはベスラですね。

もうこんな純正流用の嵐になると消耗品も何頼んで良いかわからなくなるので

ちゃんと記録しておかないと後で困りますw


キャブは当初ケーヒンバタフライでしたが

ジェットの選択肢が無さすぎて諦めまして。

予定を変更してS&SのスーパーEに。

お陰でクリアランスがよりギリギリになりまして。

ホントにギリギリですw


メーターはおなじみのコレで、ちゃんとラバーマウントなので全く揺れません。

サベージはミッションからメーターをドライブしているので

減速比やリアホイールを変えると辻褄合わせが困難ですが

電気式にする事で如何なるタイヤサイズでも減速比でも

極めて正確な速度と距離を表示できるようになっています。


サイレンサーはジャマーの当時物テーパードで

サムライチョップショップさんに譲ってもらいました( ´ ▽ ` )

コレがまた歯切れの良いイイ音するんですよ。


サイドスタンドは猫脚(*´∀`*)


裏側には爪まで彫ったんですが、メッキの際のバフで消えちゃいました。

こちらの猫脚はオーナー様の愛猫の左手(で、いいのかな)をイメージして彫りました。

名づけてトロ脚です。

ちなみにスタンドは純正のステッププレートからだとものすごく長くなるのと

全くスマートじゃないので位置変更してSTEED400のものを装着しています。


ヘッドライトはエレクトロラインレプリカ。

しかしコイツのビビり音がかなり気になるというか唯一の異音で気持ち悪いので

後ほど対策します。


グリップはおなじみ神戸グリップ。

ハンドルスイッチはホンダ純正。


テールとウインカー、ブレーキは一体型。

もちろん車検対応策です。


フロントの小さなウインカーも車検対応策です。


もういろんな事やり過ぎてて言葉では言い表せませんが。


これからもっと走り込んで完成の域に達してから納車させて頂きます。


日本ではあまり売れなかったサベージですが世界的に見ればロングセラーの名車です。

見た目地味ですが、あらゆる面でここまでやってるサベージはまず居ないと思います。

自分で言うのもナンですが、良いバイクになりました。

反面、時間をかけ過ぎたのも揺るぎない事実です。

オーダーフルカスタムをもうやらないと決めたのもその為なのですが

次も誰かに愛してもらえるフルカスタム車両を製作しようと思っておりますので

適当にご期待ください( ´∀`)

それではひとまずさらばだ!





2020年8月20日木曜日

エンジン始動。


みなさまごきげんよう(´∀`*)


エンジン始動に向けて色々やっておりますサベトルーパーです。


ハーネスも一通り引いて電気部品の動作確認。

特にソレノイドを使ったデコンプユニットとそれを作動させるタイマーが

正確にマニュアル値通りに稼働するかをテストしまして。

どうも様子がおかしくドツボにハマっておりましたが

動作確認用に使っていたバッテリーがよろしくなかった事に行き着きまして。

そこら辺をきっちり安定させて無事動作確認完了。


デコンプユニットはバッテリーケース内に隠して装着してあり、調整も面倒なので

今のうちにきっちりやっておきます。

そしてようやくキャブを取り付けてエンジン始動させますが、

これがまたうまくいかない。

このハーレー 用のケイヒンバタフライはジェットの選択肢が殆どないのですが

イケると踏んで採用したわけですがそこに落とし穴がありまして。

純正のキャブはケイヒンだと思い込んでいましたがミクニでした。

ケイヒンはジェットの数値が穴の内径を表しますが、ミクニは流量?かなんかなんです。

そうなると、必要なジェットの番手がバタフライ用では大きすぎる事がわかりまして


Eキャブに変更しました(´∀`*)


大体ジェットを合わせて軽々始動できました。

後は細かいセッティングです。


元々、Eキャブにも対応できる寸法ではありましたが、、

ご覧のようにバッテリーケースやデコンプワイヤーとのクリアランスはキッチキチです。


無事に始動できたとはいえ、650ccのビッグシングルですので

ジャマーのテーパードマフラーでは完全に容量不足というか

音が凶悪すぎるのでこの辺も対策していきたいと思います(´∀`)

まぁ初めて触るバイクなので想定外の事も沢山ありますが

完成まであと少し、気合い入れていきまっす!

ではさらば。



2020年4月16日木曜日

車速センサー。




みなさまごきげんよう(´∀`)


草刈りをしたり臨時休校の長男と林道ツーリング行ったりと

まぁ私なりに私の生活を普通に続行中の昨今でございますが


サベージの作業もジクジクと進めておりまして。

ギチギチクリアランスの中で配線とレイアウト作業ってなところで

全く誰がこんなギリギリな設計にしやがったのか

見事にギチギチです。


製作したメーターブラケットを仕上げたりしつつ

電気式スピードメーターを採用したので、車速パルスを発生させる為のセンサーを

邪魔にならないリアホイール周辺に設置せねばならず

その作業を進めます。


で、こんな具合にセンサーを設置しました。

現代の車両はメーターが電気式なのは当たり前で、ABSを装備せねばならない事もあって

車速センサーはキャリパーサポートに埋め込んであるような設計ですが

社外品に関してはステーをタイラップで固定してセンサーを装着するという

個人的には絶対やりたくないタイプの固定方法がデフォルトになっています。


そんなワケで車速センサーをなるべく目立たずに装着すべくブラケットを製作しまして。

リアからセンシングする場合、スイングアームに固定する方式にすると

チェーンを引いた際にセンシングする位置がズレてしまうので

いちいち調整するのは面倒くさいという事で

チェーンを引いた際に一緒にセンサーも移動できる固定位置はココしかないという感じで


尚且つセンサーをなるべく簡単に交換できたりするように考慮した結果

多少目立ちますが殆ど目立たないチェーン引きに固定する事としました。

この車速センサーはセンシングした際にLEDのインジケーターが点灯してくれる設定で

その辺の視認性も考慮してこのような固定方法としました。

裏に隠しまくる事も不可能ではないのですが

こういうセンサー関係は突如ぶっ壊れる事もなきにしもあらずだと思うので

ちょろっと整備性も重視した次第です(´∀`)

少し不細工ですがタイラップどめでいちいち調整しないといけないような事も無いので

個人的には満足です。


あと、おかげさまでCB400SSはSOLDとなりまして

沢山のお問い合わせまことにありがとうございました。

自身の1号機の車検とサベトルーパー完成に向けて猛進して参りますので

何卒よろしくお願いいたしますおよびさらば!