博物館前の目立つところに雪上車が・・・・・ソリに乗ってあった。
クローラーで長距離自走は効率悪いもんなぁ。
こんなんで大丈夫なんやなぁ。
そしてなぜかセルシオのバンパーが・・・・・・
これは・・・・・・FJ45Pやなぁ。渋い・・・・・・・それにしても溶けやすいランクルが、しっかりカタチ残ってるねぇ。
まだフードにオーナメントがついてた頃だなぁ。
溶けてないのはカリフォルニアかオーストラリア帰りかと思ったら・・・・・なんと南極帰りで御座います。
雪国のクルマが溶けるのは・・・・・雪のせいじゃないもんねぇ。
極地で酷使されて・・・・・・ランクルの本来の使い方やなぁ。
向こう側のフック・・・・あれが開くほどの牽引をしたんやなぁ。この頃のランクルはほんまにオーバークオリティなほど頑丈やからなぁ。
そのせいで重いんやけどね・・・・・・・
左フロントの1輪だけ15インチだなぁ。因みにこのタイヤ、エイトに履いてたなぁ。
左フロントの破損状況からして、ツブしてしもて後から調達したんやろね。タイヤは新品だわ。
荷箱も波打ってるかど全然腐ってない。
仕事してるクルマは美しいなぁ。
穴あき定番のホイールハウスもスポット跡生々しく・・・・・原型を保ってるなぁ。
錆を呼ぶのは泥と塩カルやもんなぁ。
スポット跡をパテ埋めしちゃう「レストア」っていうのもあるけど・・・・ソレやると総パテになったうえに結局のところ面は出ないし・・・・・ちゃっかり錆びてバリっと剥がれ落ちる。
いいことひとつも無しで御座います。
左右ハンドルに簡単に対応できるダッシュパネル。
流石に乗り降りするときに荷重がかかる部分はボロボロやなぁ。
元色は綺麗な赤色やったんやねぇ。面倒な作業だけれど、屋根は外せマス。
三角窓はアクリルに替えてあった。
上ワイパーなのは窓枠を倒す為。
因みに窓枠を倒すのは戦闘時の姿勢を低くするのと、船積みする際に前後フェンダーの上に車両を重ねる為であります。
生粋の軍用車であるJeepを模倣しとるから、民間車両には全く必要ない機構が長く採用され続けたのであります。
海岸の漂流物みたいになってるなぁ・・・・・・・・
相当な衝撃やったやろなぁ。
80年代までほぼ変わることなく作り続けられた。世界中で売れたトヨタの屋台骨だなぁ。
リアは16インチ。リングホイールではない。
ここも残ってるなぁ・・・・・・この車両は歴史的価値が高いねぇ。
ええもん見させてもらったなぁ。
・・・・・・・
旧YOKOHAMAが植木鉢に・・・・・・・・
おもろかったなぁ。
帰り道・・・・・・こっちに中指立ててる建物があったわ・・・・・
これにて博物館記事は終了で御座います。
展示の入れ替えもあるやろから、また行きたいなぁ。