ども。日曜の夜如何お過ごしでしょうか。夜中までアルミを削り続けてアルミホイルを噛んだ時みたいに虫歯が痛いコウバ長で御座います。
ところでコウバスター(仮 にはイタリアンなグリメカのブレーキマスターを装着することに決たんです。勿論、レバーが折れた中古のポンコツを買いました。
貧テージですから。
マスターをグリメカに変えるということは、気になるのがクラッチレバーで御座います。当然クラッチレバーも交換するワケですが、グリメカに似合うクラッチレバーが無い・・・・・
ハーレーの部品には全く疎いコウバ長で御座いますが、精一杯調べてみたところ・・・・ああ、高いレバーなら「割と」似合うのがあるんだなぁ・・・・・
ところがアタクシが中古で1000円も出して買ってきたクラッチレバー・・・「ハーレー用」とのことなのですが全く合わないw互換性に関しても疎いコウバ長で御座います。
とにかくそのレバーを生かすべく・・・・まずは径が合わないワイヤー取り付け部分から加工・・・元の穴も傷んでガバガバでしたので、少し広げてコウバに転がっていた鉄を削って内径を合わせるカラーを作って焼き嵌め。
アメリ感な大味で大雑把なレバーホルダーはヤスリで切削・・・・ひたすら削る。
そしてレバーもヤスリでひたすら削る。グリメカのレバーに近づくように。別なモノだから同じにはならない。ただ、括れやエッジとか、そういうところを同じように削っていく。
ベースになったレバーだけでなく、グリメカのレバーも削る。片方が擦り寄っていくだけじゃイケナイ。双方が歩み寄らなきゃイケナイ。だからどっちも削るので御座います。
形状は・・・触れる者皆傷つける、ナイフみたいに尖ってみました殺人レバーで御座います。
予めピッタリ合う部品が無ぇ。
高いレバー買うカネが無ぇ。
レバーをワンオフする設備も無ぇ。
そいうコトをイイワケにしててイイワケ無ぇ。
目が見えるだろう?
手は自由に動くだろう?
どこにでもあるヤスリが工具箱に転がってるだろう?
だったら削ればイイ。
納得いくまでやればイイ。
クラッチレバーなんてちっぽけな部品で御座います。
何日も苦労してアルミを削って、カタチを見て、また削って・・・・・たかがレバーで御座います。
それでもこのちっこい部品は、コウバ長なりの反骨精神なので御座います。
左右のレバーが不揃いでもキモチ悪くないならそれはそれで結構なコトで御座います。
合う部品が無ぇとかカネが無ぇとか設備が無ぇとか
そういうのはむしろ有難いコトで御座います。
合う部品が無ぇから、有り余るカネなんてどこにも無ぇから、何でもチョチョイと加工できるような設備が無ぇから・・・・
だからこそ反骨精神が湧き溢れてくるんじゃないカナ。
左右のレバーの違和感を気にしながら誰が見てもChopperといわれる「スタイル」の単車に跨ってるヤツより
単車がChopperとは程遠いスタイルだったとしても、自分が納得いくように、削って、切って、一生懸命に違和感を解消して、よりカッコよく、胸はって乗れるように!っていう改造のスタイルを貫いてるヤツのほうが
よっぽどChopperだと思うので御座います。
出来ることがあるならやりましょう。
出来ることが見当たらないなら見つけましょう。
どっちにしても、ヤスリで削りましょう。
反骨精神をもちましょう。
俺だって、やればできるんだ!
んなコトぁどうでもイイんで御座います。
問題は、やるか、やらないか。
そんなグリメ化クラッチレバーのお話で御座いました。
それでは皆様、日曜の夜をごゆるりとお過ごしくださいませ♪