2022年2月21日月曜日

大神戸共榮圏×RadJalopyオフセット分割ライザー。

 

みなさまごきげんよう( ´∀`)

さて、最近アイツは派手な改造とかめっきりやってなくて修理屋さんみたいな事をしてると。

まぁそれも事実です。

1号機が2014年ですからね。

2号機はどうしたって、そりゃ常に頭にあります。

やるやる詐欺です。

その辺の詐欺事件に関しては現在きちんとケジメをつけるように進めていますが

1号機の2年後2016年にリリースされた渾身作が

大神戸共榮圏とコラボで製作したオフセット分割ライザーで


リリースから2年後に原型をリニューアルして現在に至り、

この度クロームとパーカーが1つずつ入手できました。


新型の2ショットは初めてかもしれないです。


初期型から左右を渡すリブを新設したり

クランプ部分の改善など


別物レベルで原型をやり直したニューバージョン。


クロームとパーカーそれぞれで表情が違い、正直どっちも所有しておきたいです。


リブの見え方も双方面白いです。

パーカー仕様は鋳肌でエッジがくっきり浮き出ます。

対してクローム仕様はバフ研磨されているのでヌルッとした表情。

まさに光と影。


機会があれば純正の分割ライザーと見比べて頂きたい。


ルックスもさることながらポジションを適正化する機能部品でもあります。


このエッジでいて足元のテーパー形状。

これが鋳物だっていうんだから驚きですよね。

原型を製作した私が一番驚いたと思いますが。


機械加工ももちろん抜群です。

1インチ未満のハンドルバーが存在する事に対して

差し込みを深くしたり割りを適度に取ったりという改善も常に行われています。


こういうプロダクトに関われた事は大きな財産です。


お時間ありましたら過去記事も是非ご覧ください。

製作過程

原型修正

改良型オフセットライザー


こういうことが出来てた。

そう懐かしむ気持ちが無くはない。

1号機なんかも同じ気持ちなんです。

俺はこういうことが出来てたんだと。

そう思わせてくれるもの。

そしてそういうものっていうのは、大きなもう一歩を進もうとする時の

勇気にも足枷にもなる諸刃の刃。

形として残す事の意味ですよね。


こちらは二度と新しく造られることのない初期型。

これはこれでやっぱり愛くるしい。

私は原型こそ造ったけど、大神戸共榮圏からオファーを頂き

鋳物屋さんや加工屋さんがそれを形にしてくれて

関わったみんなの技術と愛情がこもってる。

こんなに複数人の愛にまみれたプロダクトの一端に自分も居る。

私事ではありますが。


この時だって手を抜いたりしなかったし

今も手抜きなんてしない。

それは改造でも修理でも

ハーレーでもスーパーカブでも

派手だろうが地味だろうが

やっぱり同じ。

大量生産はできないけれど、是非手に取って感じて頂きたいなと。


Spirit of loveです。

プライスはパーカー仕様25,000円(2022/03/20当方在庫分SOLD)

クロームメッキ仕様30,000円(2022/02/22当方在庫分SOLD)

+送料にて。