2020年12月24日木曜日

4mm。

 

みなさまごきげんよう( ´∀`)

ようやくタイヤをラブリーなK300GPに交換したというのに

未だテスト走行出来ておりませんで、、、


と、言うのも現状のサスの乗車1Gでの沈み込みの深さと

大きくバンプした際のストロークの長さが気になってしまい

どうにも対策してからでないと走ってみる気にならないわけです。

そもそも1号機は12.5インチ、つまり約320mmというこの手の改造スポーツスターとしては

異様に長いサスペンションを装着しています。

スポーツスターの欠点というか厳しいところは、ええ感じの車高にすると

リアサスが極端に短くなるのと、ガチガチで足が全く動かなくなるってとこですが

それをフレームワークで解消して、シュッと見えて足も動く様にしているという事です。

お陰でソコソコには走れるワケですが、あまりにもギリギリ過ぎると

こういう問題が起きてきて全く最初の設計は本当に大事です。


ひとまず、もう少しプリロードをかけるべく最初に1号機に付いていた純正サスを用意しまして

ちなみに今使っているのはダイナの純正品で共にSHOWA製です。

で、このダンパーの抜けた4速スポーツの純正サスを分解しましたらば


このプリロードアジャスターを取り出しまして。

4速スポーツ純正はプリロードが3段階(ダイナは5段階)なのですが、注目すべきはその高さで

4速スポーツのアジャスターに交換すると、最強の位置で4mm多くプリロードがかけれるので

この部品に交換する事でもうちょっとサグを調整しようという魂胆です。

どうせプリロードは最強の位置しか使いませんのでw


さらにはフルバンプ対策としてバンプストッパーを底上げしました。

言うてもこのバンプラバーはジムニーのシャックルブッシュなんですが。

我ながら相変わらず非常にセコくて涙ぐましいっす。


そしてアッパーカバーも4速スポーツ純正を流用してショックをスリム化してみました。

ちなみに4速スポーツ純正のサスは非常に長い自由長のスプリングを

かなり圧縮して装着してあって、決められたストロークの範囲内でよく動く設定になっていて

後年のメーカー純正指定の短いサスと比べて良く出来ていると思いました。

とは言ってもダンパーがちょっと弱いですけどね。


ともかく、このハイブリッドサスの乗車1Gでの沈み込みとストローク規制は良い感じで

後は実走テストなのですが相変わらずの雨でしてお預けです。

たった4mmの話ですが、サスペンションってこう言うレベルで違ってくるんですよホント。

まぁこういう改造というか小細工は本来のサスのセッティングとはかけ離れていて

普通のオートバイの話とは全然違いますし

フェンダーとタイヤのクリアランスは絶対に崩さないという通常ありえない条件ですので

皆様にはちゃんとしたサスを普通にお勧めしております。

まぁコレでダメなら別なサスペンションを都合するとして

相変わらず私にはサンタさんという救世主が現れる雰囲気も無いので

コレで落ち着いて欲しいと切に願いつつ


ひとまずみなさまメリークリスマス( ´∀`)



ではさらば!