2020年7月7日火曜日

俺のチャンプ。


みなさまごきげんよう。

私が初めて乗ったバイクは赤いチャンプ50 だと何度か書いた事があるので

自意識過剰的に言えば熱狂的読者の方は覚えておられるかもしれません。

で、そのチャンプ50による初ライディングは。。。

盛大にウィリーしてズッコケという甘酸っぱい思い出でして。


そんな甘酸っぱいチャンプ50が25年の時を経てまた私の前に現れました(´∀`)

しかも当時1万円高だったデジタルメーターとインナーラックを装備した

初期にしか存在しないモデルで、ある意味RSより希少です。


パールホワイト(クリーミーホワイト)に赤(ホビーレッドやったか)の洒落た色ですが

元々田んぼに行くのに使われていたみたいで納屋から発見された

まさにバーンファインドです。

「スパークリング・スプリンター」

「生まれつき、サムライ」

と、シビれるキャッチコピーを思い出すわけですが

実際結構速いスクーターでした。


走行は6000とチョイ。

スピードメーターがドット欠けしてて宇宙的数字を表示するのが残念ですが

コレは本気で修理出せば直りそうですね。

ちなみにこのメーターは結構なお値段で取引されております。

ごく一部のマニアの間ではwww


あと面白いポイントとしてメーカー出荷時でしょうかね

右サイドのデカールが前の方にズレて貼られちゃってます(´∀`)


フロントタイヤは8インチ。

コレは減っていたのでリアと揃えてBSのHoopに交換しました(´∀`)

こう見えてこのスクーター、ジョグのスポーツバージョンで

所謂スポーツスクーターの先駆けです。


ヒートガードはコケて傷つけたというより農機具か何かをぶつけたみたいです。


板金修正しましたがダクト部が難しかったです(´∀`)


ミラーは欠品でしたが、穴が逆ネジから正ネジに掘り返されていたので

ナポレオンのラディカルミラーを装着しまして。

コレ、ジャバラが80年代感を醸し出していますが

ジャバラの中はボールジョイントになっていて長さも変更できるという

地味な見た目以上に凝ったミラーです。


ジョグベースのスポーツスクーター とレッツ2 ベースのスポーツスクーター という

同じような生い立ちのスクーターが2台あるのも面白いですが

何とも時代を感じますね。

乗ってみるとやっぱりウィリーマシンで、ブレーキは効かないしサスはブワブワで

ハンドリングは超クィックという。。

よくコレで走ってたなwww


ちなみにZZもエンジン抱き付いたりゴミ出しに行ったりしながら元気にしています。


こういう原付スクーターって粗末に扱われたりしがちなオートバイですが

オートバイと暮らすというライフスタイルがすごく実現しやすい。

通勤、通学にゴミ出しにお買い物、、、

片道7キロの走行でも常に全開大冒険。

事実、昨今はPCXとか2種スクーターがよく売れていますし人気なのは

お手軽感というのもあるのでしょうが、こういう生活に寄り添ってる感。

いつでも一緒に遊べる感じが良いのかもしれませんね。

こんな時代ですから、なんでも良いからみんなバイクに乗ってほしいですね。


あ、、、この超レアな、ごく一部のマニアしか欲しがりそうもないチャンプ50 ですが

一応欲しい方には販売しますのでご相談ください( ´∀`)

ではさらば!