2018年12月10日月曜日

HOT ROD CUSTOM SHOW 2018 #6


みなさまごきげんよう。


いやはや私最近250ccでガッツリ作りたいという妄想を常々持っているのですが

それだけにコレにはやられた感が強かった一台でした。

ベースはレブル250で、フレームの感じからトラのフレームをベースにしたのかと思いきや

何とイチからフルスクラッチされていまして

鋳物風の差し込みや敢えてのボルトオンリジッドな構造

地味ですが雰囲気良くまとまっていて素直に良かったです。


エンジンもフィンを削ったり飛び出しがちなマフラーを手曲げで手前に寄せたり

さらにはキックまで付いていて愛が感じられますね( ´∀`)

確かCD系のパーツでキック化できるんでしたっけ??

フレーム自体はクランクケースを構造部材とする方式。


ややカッチリし過ぎな感じもありますが手間をかけて鋳物風に。


リンク類もきちんとしていますね。


クランクケースのブリーザーは銅パイプで取り出して車体下に持って行ってる。


ドラムの留めも工夫してあるうえに、ブレーキランプスイッチも同時に隠してある。


トリプルは殆ど手削りでワンオフ。


マニもワンオフ製作でシングルキャブ化。


その先にはCR。

ここら辺は走りを捨てない姿勢と見ました。


古のハーレーみたいなボックスにメインスイッチとメーターをビルトインしてある。


小さいクロッカーテールはただ乗っけるだけでなくて台座に鉄板を一枚貼ってある。

こういうのは効きますよね。

フェンダーのステーはリベット締め風に工作されています。


ハーレーのタンクがベースになっているようで

ハーレーやトライアンフといった所謂人気の旧車のテイストが散りばめられている感じで

そういうのが好きな人が観れば楽しめるでしょうね( ´∀`)


マフラーの吊り具も丁寧な作り。


ペイントはエナメルで吹いて磨き上げたと伺いました。

ハンドルのサイズ感をもうちょい調整したり、アルミパーツをくすませたり

というか自然と汚れてくればもっと貫禄が出てきそうで

リムも鉄リムにしてパーカライズドとかも良さそうですね。

また好き勝手言っていますが国産250でここまでやれるのは夢があると思います。

そしてこういうバイクを作る方が居られるというのは個人的に嬉しいです( ´∀`)

ブレずに続けていってもらいたいですね♪