ベンベーです。
ところでBMWといえばドイツ読みっぽくベーンベーなのでしょうが
こと車においては昨今ビーエムと呼ばれることが多くて私もそう呼びがちですが
Wは一体何故何処へ消えてしまったのでしょう?
という話はさて置きましてこのR75/6と言うバイク自体の原型すら思い浮かびませんが
こういった認知度の低い、言い換えますればどこを改造してるのか分かりにくい
希少車だとか珍車だとか不人気車をベースに改造するというのは
意外と作り手的にも面白かったりするのではないかと思います。
産みの苦しみは当然あろうかとは思いますが( ´∀`)
それにしてもすげぇエンジンの幅です。
なんとも特徴的な水平対向エンジン。
こういう大きな特徴のある車両はまとめるのが大変というか
キワモノになってしまったりバランスがおかしいただの改造車になってしまったりと
リスキー極まりありませんが、うまくエンジンを引き立てていると思いまして
機械的なシルバーの部分と、柔らかいポリッシュのコントラストが良い感じで
サベージもそうなんですが工業機械的な造形のエンジンは
こういった見せ方ひとつでガラリと印象を変えられますね。
何と言いましょうか、謎の飛行物体感がある。
平和さんらしくこういったペダルとかリンクとかは相変わらずカチッと作られてますね。
マフラーの出口も丁寧な仕上げ。
ビラーゴ750もこういうドライブユニットが付いていますが
流石というかドイツですね( ´∀`)
タンクは純正より小さいけど大きめでエンジンの造形に寄せたシェイプ。
フレームは何処を触っているのか当然わからない感じで
製作者もそれは狙っていると思います。
シートカウル支持部はちゃんと強度がありそうな作り。
アンダーステムはかなり削っているのかな。
HELLAのバックランプに小ぶりなバイザーと
ハンドルクランプとか随所に凝った造形が施されていまして
あまり装飾的というか過美なのはアレですが
私もそろそろアレがナニですので色々勉強中といったところです( ´∀`)
ともかく、もうこのエンジンでイケると確信したら迷わずイクという
こういうスタンスはこれからの業界には必要な事でないかと個人的に思いました。
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