これまたウルトラクリーンかつ立ち姿が凄くカッコいい720キングキャブ。
ペイントも渋くまとめてクロームとの組み合わせが程々で落ち着いた仕上げですね。
トラッキンも90年代初頭のあの頃から比べると大人の趣味になってきたように思います。
車高っぷりですとかフレームワークなんかは現代的な手法でこなされていますが
当時実現できなかったような事が今は可能になったりして
改造野郎には良い時代になったのかもしれません( ´∀`)
それにしても隙無くビシッと作られていて愛情満点で素敵です。
インテリアも黒系を基調にボディ色のシルバーへグラデーションするように
同系色でまとめてあって渋いです。
ドアパネルも同じ色調で製作されていてオサレですが、そんな事より
ドアロックノブまできちんと埋めてあったりする所が個人的にツボでして
外側のキーシリンダーをシェイブしているのに、ドア内にノブが残っているのが
恐らく許せねぇ!って事で埋めてあると思われます。
敢えてプレスだけは残してある辺りはそういうアピールではないかと思いますね。
なぜならばここまでヤルならプレスも無くしてしまう事も容易ですから。
エンジンもZ18を徹底的にディテールアップしてあって
どう考えてもナナキン大好き間違い無い感じです。
リアフレームはノッチされていますが、サスユニット後方に安全タンクが綺麗に収まり
スペースを上手く使いつつ見た目もスッキリしていまして
恐らくライドハイトも相当低そうです。
ラグトップの黒がこれまた全体の色と合っていて引き締まっています( ´∀`)
ルーフを黒く塗ったりすると帽子みたいになっちゃうので
ラグトップは適度に黒面積が増えて良いですね。
っつーか普通に開放感があって走るのが楽しそうです。
ボンネットフードのフックまでクロームして仕上げてあって
当然キャッチの方もビシバシに仕上げてあって気持ち良すぎます。
フードの先端やコアサポートも手抜きなく仕上がっていて
こうなっているとフードを開ける作業すら楽しくてしょうがない予感満点です。
大径のホイール奥にはWilwoodの大径ブレーキが覗いていて
見た目だけで大径履いてるんじゃねぇぞっていう説得力がありますね。
本来大径ホイールはデカいブレーキローターを収める為の存在でありますから
デカいホイールでスポークの隙間から小さいドラムブレーキが見えていたりするのは
ちと悲しくてその場合ブレーキが見えない系のデザインのホイールがよろしいですね。
因みに私のNV350は18インチのスポークから
バリッバリにちっこい純正ドラムブレーキが丸見えで
私の言ってる事は説得力無い感じですw
してこちらはポーターバンですが
ちっこくてカワイイ♪を通り越してエラくカッコ良い雰囲気を醸し出しております。
エンジンベイにはスズキのF6Aツインカムが突っ込んであり
これはカプチーノのエンジンですね。
マツダにスズキのエンジンかよ!と思う人も居るかもしれませんが
2代目キャロルはF6Aエンジンでしたし
OEM含めてメーカー同士の関係から言えば大いにアリな組み合わせですね。
クイックリリースの小径ハンドルにビレットコラムで本気臭が漂うコックピット。
ダッシュ中央に電動式でなくスポイトでチューチューするウインドウウオッシャーが
ポツンと残っているのが微笑ましいです( ´∀`)
チルトンのオルガンペダルにWilwoodのマスターで、マジ過ぎてビビりますね。
フロントのトレッドが狭くてひょろっこい姿なのを逆手に取って
ドラッグレーサーにする事でフロントがナロードしたかのように見えちゃって
ワザアリな感じです。
屋根は敢えてチョップせずにこのまま怪しいレーサーになって欲しいです( ´∀`)
リアアクスルもキチンとナロードしてあってトルクサーストをがっぽり飲み込む
5穴ですからデフはFord9インチとかスゲーの入ってるのかな(ちゃんと見とけよって話
遊び心にしては本気すぎると言いますか
作ってても絶対楽しそうでスタンスもカッコ良いので
コレは完成するのが非常に楽しみです。
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