2018年12月29日土曜日

HOT ROD CUSTOM SHOW 2018 #20





イラストレーターの中沢ヨシオさんのファルコン。

ご本人とはお姿こそお見かけしますがお話などした事は無く一方的に知っているだけで

20年くらい前でしょうか、まだこのファルコンがサフェーサー状態の頃に

オールドタイマー誌の記事で拝見したのが最初で

その誌面上で一緒に並んでいた別のファルコンのオーナーが実は

スポーツスター好きの皆さんはご存知の東京ステップでお馴染みのE/Jさんだったりして

個人的にご縁があるというか思い出深い車両です。

20年前の私は、まさかE/Jさんと知り合ったり20年後にこのファルコンの実車を生で見て

写真を撮るなんて想像だにしていなかったでしょうね。


そうなんです。

20年以上、このファルコンはオーナーのもとでずっと生きていて

未だこんなに綺麗で現役なんです。

勿論、どう見てもあれからまた塗り直されていますが

ラジオフライヤーをひっくり返したエアスクープも懐かしい。


サフェーサーの状態から綺麗なブルーメタリックにペイントされて、

そのペイントは単色ながらここ横浜でBest paint workアワードを獲得する程美しく

当時もボロい車に乗っていた私はそうやって仕上げられていく様を

雑誌で楽しみに見ていて、いつかは自分もこの手で綺麗に仕上げるんだ!と

憧れのようなものを抱いていましたね。


しかしその翌年だったかな、交差点で横から車にTボーンアタックを食らって

美しく仕上がったファルコンは無残に大破。

当時ものすごいショックでしたが

今の姿をご覧の通り、不死鳥のごとく蘇った姿に再び感動したのを思い出します( ´∀`)

ってソレももう15年くらい前の話なのか。


ナニがあってもコイツ!っていうのがあるんだろうなと。

私も35年同じ車と暮らしてて、自分で手を入れて仕上げてきたからわかるんです。

言葉の通り、愛車って奴ですね( ´∀`)


愛し方とか接し方なんてそれこそ人それぞれで正解なんて無いんだけど

ただ個人的に、こもファルコンのはすごく共感できるところが多くて

早い話が好きですw

なんつーか。


そして好きと言えば私、2代目バラクーダも大好きで

マッスルマッスルモパーモパーしていない大人しめの姿に強心臓をブチ込んだ手法は勿論

流れるようなボディデザインも素敵で、もうアレですね

私のどこが好き?

全部だよっ

っていうバカップルっぽい感じです。


そしてしかも、この車両はバラクーダの中でも非常に珍しいフォーミュラSで

エンブレムに気づいた瞬間思わず立ち尽くしてしまいました( ´∀`)


エンジンは340で同じくフォーミュラSには383バージョンもあり

さらにはクーダ440という440エンジンを積んだモンスターマシーンもあったりして

いや、あったりするらしいです。

とにかく、コレは滅多に見れない素晴らしい車両で私は何て運が良いのでしょう( ´∀`)


グラスエリアも大きくて開放的な感じが走っても気持ち良さそうだし

なんというか凄みを感じさせない柔らかい曲線が凄みを感じさせる感じで

そしてコイツが速い!ってぇのがカッコよろしく。


バンパー後ろの小さな埋め込み式のサイドマーカーとかも素敵で

目立たないようにしつつ、バンパーでしっかり保護してあって

機能的デザインという面でも素敵です。


アバタもエクボという言葉がありますが

私にとってはバラクーダは全部エクボです( ´∀`)


誰かボロいバラクーダください( ´∀`)




で、その向かいにはまたバラクーダがあって、もうどっちを見て良いのやらという感じで

ルーフに載ったフードのスクープからしてPro stockなのかと思いつつ

エンジンルームのオレンジの塊は


KBのレーシングヘミエンジンでビビります。


で、このバラクーダはHemi fishって書いてあって

Hemi fishだとすれば昔ドラッグレースで走っていたあのバラクーダの事なんでしょうか。

だとしたらこれもまた凄いことですね。


まぁ私の薄い記憶だけの話なので何とも言えませんが( ´∀`)

出展者の方にお話を聞けばよかったですね。今思えば。


今回は以前と違って、結構色んな出展者の方とお話したりしたんだけれども

興味のある事は素直に尋ねた方がイイですねと実感しました。

まぁ会場も混んでますし難しい面もありますが。


地味だけど良いデザインですなぁ。


何か色々脱線してごめんなさいw

それにしても単焦点25mmで車まで撮影するのは限界に近いですね( ´∀`)

次からオートバイ編に戻ります。