2013年5月26日日曜日

細油槽


こきげんよう!

今日は久しぶりに自分のスポーツスターの話をしようと思う。



スポーツスターといえばスポーツスタータンク。


そしてスポーツスタータンクといえばハマータンク。



スポーツスターに使われるようになった由縁とかそういうのはともかく

Chopperにとってはあまりにも定番な名タンク。



今回は迷走の果てに、やっぱりスポーツスタータンクでいこう!

と。

元々、ハマータンクは超ハイトンネルで、ほぼメインフレームのラインに添ってる。



エボスポになるとミドルトンネル。

これはまだ走れてた頃の写真・・・こうして久しぶりに見ると、車体がうすら長い!


そしてこれが最初に作りかけたナロースポーツスタータンク。

横から観た時に完全にスポーツスタータンクのシルエットになるように幅を詰めた。

なるべく背骨に沿うように沈めて・・・・


だけれど


当然というかスポーツスタータンクの美しくない部分は完全に残る。


具体的には意外と鋭角なサイドのRと、平たいタンクキャップ周辺のパネル。


この2つのせいで、サイドのRが一旦折れ曲がるみたいになって綺麗に繋がらない。


だからスポーツスタータンクはカクカクしてる。


そしてロートンネルでハイマウントすると、よりカクカクが強調される!




なのでやり直す。

サイドのRは叩きなおして柔らかく。頂部のペッタンコも膨らませる。

ローラーでゴロゴロやる道具があると楽かもしれないけど、1.6㍉厚の鉄板を叩いて作る。




さらにサイドのパネルを整形して、下側のRを作る。

前部を絞り込むとサイドが出っ張ってくるから、サイドが開き過ぎないように。

そして半自動溶接機で裏と表から溶接。

半自動は薄板溶接には向かないけど、手棒でやってた頃より楽だし全然できるよ。




デコッパチも直す。

下側を絞り込むのと、オデコを丸めるのは相反する行為で、

これが中々に難しい。

とにかくあまり上に尖らないようにしたい。


ここまでで叩くこと15時間くらい。


元のタンクの形をした部分は・・・・えーっと・・・・無い。



載っけてみる。

ローマウントだといいのだけれど、ハイマウントだとこれでも先が尖り過ぎてる。

修正したはずの背中のラインもダメに見える。

正確には、先が尖ってるんじゃなくて上面の盛り上がり方が少し足りないということ。

そこを正せば背中のラインもセクシーになる。



元の絵がこれ。

スポーツスタータンクにしてはあまりにも極端に丸くしすぎてるけど。

この絵が全てっていうわけではなく、あくまでも点と点を繋いだもの。

これに囚われることはない!



こうして重ねて見ることも出来る。

そうすると、気に入らない理由も意外とハッキリ見えるカモネ~


実際にはタンクキャップとかもつくから、この限りではありません。


もっと空間的な事だから。




っていう、パソコンいじっててもバイクは完成しないぜ!っていうハナシ。








日曜の朝っぱらから書いてみるハナシ。





ごきげんよう。