2013年5月15日水曜日


写真の練習をしてる。

思ったような切り取り方を、モニターを見ながら一発で決める練習。

作品撮りならともかく、Showの会場や駐車場でしっかり撮るため・・・・

会場や駐車場での「しっかり」っていうのは、

なるべく歪ませずに短時間で、より広い範囲に目配せをしながら沢山撮るっていうことで。



中々一発では決まらない。

アタマのなかで切り取ったシーンと、モニターに写るシーンにズレがある。

これがファインダーを覗いてるとズレが少なくて良いのだけれど・・・

とても疲れるし、広範囲に目がいかなくなって事務的に撮るようになってしまう。

写真の選別も大変になるし、疲れるし、ボツも多くて良いことが全くない。



公園の風力発電の風車を思ったように撮るのに、8枚も撮ってる。

オートバイも同じで、思い描いていたり絵に描いてる予想図と実物にはズレがあって、

当たり前のように一発では決まらない。

経験値やスキルやセンス・・・・・・・



花の写真を撮った。

洒落たポエムのひとつでも添えればイイのかもしれないけれど、

出てくるのはザリザリとした苛立ちばっかりだ!

でも実は花の写真を撮るのも嫌いじゃない。

花はいいよ。



デザイン科の高校を出て、大学も芸大だった。

コンクール用とか作品として絵を描くし彫塑もする。

だがしかし褒められようと思ってやったことが評価されたことなんて一度もない。


賞をもらったり、世界のうちでも唯一人かもしれない誰かが死ぬほど気に入ってくれたり


そういう作品はザリザリのザラザラの、苛々したものばっかりだった。




強い闘争心と攻撃性。

反骨精神だ。


だからか、花壇に咲いていて、褒めてもらうことが目的で褒めてもらうことが当然な

そんな花よりも




日陰の水辺でヒッソリと咲いている花とか


うち捨てられた花冠のほうが




より素敵に思う。




花壇の花と日陰の花、地面の花。






地面に居るくらいが丁度いい。