2021年11月7日日曜日

お車検②(構造変更検査)


みなさまごきげんよう( ´∀`)

さて、XLH883車検に向けて色々と作業を進めまして。


まず絶対に車検に通らないのはこの動いていないメーターで

やはりエンジンハンガーへの電気式メーターの取り付けはハイリスクです。

オーナー様に色々伺ったところ、どうもメーター本体の故障っぽいので

メーターは正確なものに交換、常設する方向で進めていきます。


このテープでぐるぐる巻きの部分がメーター関係の配線のようで

解析を進めていきますが電源関係は全て直近のイグニッションスイッチから

ヒューズやブレーカーを経由せずに直に配線されていまして。

恐らくは車検時に別なメーターに取り替える為に

この盲腸のような配線の塊があるようです。


メーターは48mm径のアジャスタブルタイプをクランプでフォークに固定。

色は黒いアルミパーツが付いている車両なのでソレに合わせまして。

最近ウチでは一番よくやるマウント方式です。

メーター自体はコストとの兼ね合い

マウント方式についてはコストとリスクの兼ね合いがありまして

1号機はちょっと高価だけどシンプルな文字盤のVELONAを

リスク覚悟のエンジンハンガーマウントでしかもエンジンベタ寄せマウントですが

やっぱりエンジン熱でレンズ内が結露しますし

ぶっ壊れてまた同じメーターを買ってまたぶっ壊れる可能性も高く

それは自分が背負っても良いリスクであって

自分が相手に背負わせるべきリスクではないので

その辺はきちんと切り分けて考えるようにしています。


視認性の面もありますしね。

エンジンハンガーマウントの48mmメーターって走行中殆ど見れませんので。

まぁ私はメーターをあんまり見ないので問題ないですが

エンジンハンガーマウントのメーターを凝視すると結構危険なんすよ。

オートバイって目線の方向に舵を切りますから。


エンジンハンガーまわりはかなりスッキリしまして。

CEVのスイッチを上手くマウントしてあるのがよく見えて良いですね( ´ ▽ ` )


配線はイグニッションスイッチから直に接続するのをやめて

きちんと15Aのヒューズを経由した電源系統で作り直しまして

電源線は太く、信号線は細く作っていき


こちらも無くては車検には絶対通らないフロントブレーキランプのスイッチも増設して


ネックに向かう9本の配線をなるべく細く仕上げてあげますれば

車検に対応しつつシンプルな増設ハーネスが完成。

ホーン用の電源取り出しも予め用意しておきまして

この線を上手く使えば後付けヒューズ無しで他のアクセサリーを追加できる仕様に。

ここのところメーターとかハーネスの話題が多いですが

こういった箇所の処理はトラブル時の対応や

確実な動作において本当に重要ですので

軽視せずにきっちり考えてもらいたいんです。


ヘッドライトは4.5インチのベーツタイプでバルブはPH7という仕様でしたが

当然暗くて見辛いのと

車両をパッと見た時の印象から

5.75インチでH4バルブ仕様に変更。

このサイズは明るくて車検も問題なくパスできるうえに

ノーマルフォークのスパンに丁度良いサイズです。

そうこうしている間に数回訂正を強いられた構造変更検査の書類が

無事決裁おりまして

レッツ構造変更検査です( ´∀`)

んがしかし、スピードメーターがパルスを拾わなくなるというトラブルが発生しまして


車速センサーには鉄粉がウニのように積層。

スポーツスターにおいてこのセンサーへの鉄粉の付着が悪さをするのは有名ですので

清掃して確認するとパルスは出てる。

でも車体に取り付けるとパルスは出ないという事態に陥りまして


どうもリーチの短いセンサーを取り付けてあったのがよろしくなかったようで

検出部との距離が標準より遠い事からセンサーが劣化して能力が低下してくると

検出部との距離が足らずにセンシングできなくなるようで

やっぱり設計に応じたデバイスを使用するというのは大事な事ですね。

ひとまずは無事にベルトからチェーンへの構造変更検査は無事に終了して

実際に公道を走らせてのチェックを行いますが

走っているいるとカランカランと金属音が、、、、

車速には比例しますがクラッチや回転数とは関連していない様子なので

ミッションやエンジンとは無関係の回転部分んk異音。

オーナー様に伺ったところ以前は気にならなかったとの事で

そうなってくるとお預かりしてから手を入れた部分が怪しく


検証した結果、ココに問題がありました。

パッと見普通なのは正解なのですが

このブレーキラインを固定するボルトに

菊ワッシャーが入っているにも関わらずSワッシャーが入っていまして

当然、必要が無いのでSワッシャーを省いて組んだワケですが


このボルトの先がチェーンと干渉していまして。

なるほどあのSワッシャーはボルトの突き出しを無くす為のスペーサーだったわけですね。


元通りに組んだら異音は解消されました。

4速や5速初期のチェーンドライブが標準の車両にばかり接していると忘れがちですが

そう言えばベルトドライブモデルはこのカバー内のクリアランスがタイトなんですよね。

実際、カバーを削らないとチェーンが干渉する部分がありますし。

これは標準では無いから要らないだろうと判断したものが実は必要なものだった。

そう改造車なんですよね。

やってある事には理由がある。

それはマニュアルには載ってない。

そういうコトをちゃんと読み取れなきゃいけなかった。

いやはや勉強になりました。


私がアホなせいでケチがつきましたが、ようやっと気持ちよく走れるようになりまして

エンジンは静かだし非常に調子が良いオートバイである事が確認できました。

こういった1人のオーナーが長く所有されている車両って基本的に調子の良い個体が多く

幾人もオーナーが変わっている車両は微妙に調子が悪い事が多いです。

次の課題はブレーキパッド交換とタイヤ交換といったところですかね。


そして何よりこの車両は前後ともサンダンスのトラックテックが入っていて

アシが非常に良いんですね。

このアシが良いっていうのはアドバンテージが高いです。

アシが良いとタイヤをめいっぱい使える。

峠とかで端まで使うって意味じゃないですよ。

タイヤが劣化したり摩耗したりという止められないネガを補ってくれるという意味です。

逆に私の1号機なんかはタイヤへの依存度がすんごく高い作りなんですね。

この辺のアプローチの仕方は車両や乗り手によってマチマチなので

ナニが正解ってワケではないのですが

車両が激変する項目ですので、改造に飽きてする事無くなってきたら

ちょろっと考えてみると面白いですよ( ´∀`)


やっぱりスポーツは良いバイクだなぁ( ´∀`)


GOOD TIME

原産国とか車種とか排気量とか値段とか改造してるとかしてないとか

そんコトは関係なく

何に乗っても乗る時は問答無用でGOOD TIME。

やっぱコレだよね( ´∀`)


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2021年11月6日土曜日

お車検①(構造変更検査)


毎度かなりおサボりがちのコウバ長でございます。

なんと10月は1度も更新をしておらず、実はこれは当ブログ始まって以来の出来事です。

インスタはマメに投稿してるくせに、、

そうSNSは楽なんですよ。

自分の中ではSNSは備忘録とか絵日記的に考えていて、

対してブログは記録なんですよね。

そうなってくると記録より絵日記の方が当然やりやすくて

しかも楽な方をこなす事で達成感を感じて満足しちゃうからダメなんです。

いや、ダメって事はないんだろうけども。

んでまぁなんで楽な方へ流されちゃうかっていうと、忙しいんですな。

これまた忙しいとか言うとなんやかんや言うヤツもいますが

ほんといろんな事をやらかしてるのでキャパオーバー寸前なんすな。

特にここのところ改造屋のくせに修理とか車検が多くてですね。

脳みその容量が少ない私にとっちゃ考えたり悩んだり調べる事が多すぎるわけです。

おお、なんか言い訳が長ぇw

ってなワケでお車検のご様子です。


車両は99年式のエボスポーツ。

ご覧のように動力伝達装置がベルトからチェーンに変更されていますが

駆動方式の変更は構造変更が必要です。

ので、他の部分も含めて保安基準に適合するように手を入れていくのが今回のお題です。


何はともあれまずは積年の油や泥を丹念に落として綺麗にしていきまして。

私はお預かりした車両を結構な勢いで洗車していますが

業務用の超強力洗剤を2000円分くらいドバドバ使っていて

なんかリッチになった気分です(*⁰▿⁰*)


ザザッと綺麗にしましたらば、構造変更用の写真を撮影しまして。

動力伝達装置の構造変更の場合は

改造自動車届出書に改造概要等説明書、保安基準検討書に加え

車両外観図、改造部分詳細図と強度検討書が必要でして

この強度検討書が曲者です。

要はチェーンとスプロケットが保安基準上十分な強度を有するかを証明するわけですが

まぁデスクワークが苦手な私の場合発狂寸前になりながら書類を作成しております。

で、発狂するなら夜間の方が良いので昼間はその他の作業を進めまして。


以前、空気圧低下のご相談を頂いた際にエアバルブからのエア漏れは判明していたので

エアバルブを交換します。

が、タイヤの硬化が進んでいるのでビードが切れてしまう恐れがあり

一旦はやめときましょうとご報告してものの、、

しょっちゅうエアを充填しなきゃならないのは気持ちよくないので

ちろっと裏技を駆使してエアバルブを交換しました。

計算上では手が3本要るんですけどもね。


そして外したついでにまたまたホイールとタイヤを洗浄しまして

私は綺麗好きというより洗剤を使うのが好きなだけなんじゃないかと錯覚する勢いです。


スプロケットもディスクローターもビカビカに掃除しまして


スイングアームの裏や普段手を入れられない所も洗いまくりまして

こう記述すると汚ないバイクを綺麗にしているように誤解されてしまいがちですが

あくまでも普通のユーザーさんが普通に洗車しても落とせない箇所を綺麗にしているだけで

実際この車両の磨けるところは綺麗に磨かれていて愛情を感じるんです。

だからこそ、ここまでヤル気になるんです。

私は主に感情だけで動くタイプですので( ´∀`)


アクスル周りも綺麗にして色々チェック。


ブレーキも当然洗浄してチェックしていきます。


ブレーキの汚れは特に、ブレーキパッドが言葉の通り身を粉にして頑張った結果ですので

汚いという気持ちよりも労いの心をもって誠心誠意綺麗にしてあげる事が大丈夫です。

汚れた理由は必ずあるわけですからね。

ああそう思うと汚れすら愛おしいですなぁ。


フルードも交換。


この辺は1年に1回、最低でもお車検ごとの交換がお勧めです。

フルードの劣化を体感する機会は殆ど無いと思いますが

一般的にこれを体感するハメになる時は大抵エラい事になるか

エラい事にならなくても超怖い思いをする事になるので

きちんと予防整備しときましょってな事です。


ちなみに私はサビたブリーダープラグは必ず新品に交するようにしていまして。


ハーレーはシリコン系フルードを使うモデルが多いので

フルードが吸湿してサビが出てしまいブリーダーを詰まらせるという事はあまりありませんが

ブリーダープラグのスレッドがサビで荒れていてキャリパー側を傷めるのがイヤ

というのが最大の理由です。

あとキャップは必ず付けとかないとゴミや水が入ってよろしくないですよ。


チェーンも清掃しまくりまして綺麗になりましたね。


ローター側もピカピカで気持ちよろしい( ´∀`)

と、こんな具合に整備と車検対応作業を進めつつ

チェーン化公認の書類を作成していきますです。


んじゃとりあえずさらば。

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2021年9月29日水曜日

ダメ探し。

 みなさまごきげんよう(*゚∀゚*)

1号機のために耐フェード性に優れたメタリカのパッドを購入したのに

全然組む時間が無いコウバ長です。


さて作業は81FXS。

ハーネスをフルに引き直しまして。


このゴミ溜めみたいなシート下から格段にスッキリしました。

サーキットブレーカーはいつも通り3個設置でイグニッションとアクセサリーで系統分け。

基本的に灯火類は別系統にしていますがテールだけは別で常時点灯するようになっています。

これはたとえば灯火類のショートで全ての灯火が全滅した時に、

尾灯だけは点灯を続けるわけです。

夜間の灯火類ダウンという状況で、尾灯は消えないという事の大切さは

そういうトラブルに遭った事が無ければわからないと思います。

路上でのトラブル時に危険が迫ってくるのは後ろからが多いんですよ。

逆にイグニッションがダウンしてもブレーキを握ればブレーキランプが点灯するんです。

さらには、3個ブレーカーがあるワケですから、ダメな回路を見つけたら

他所から最低限の電源を供給してあげられるし

ブレーカーの故障であれば、他のブレーカーを使って復帰させる事ができる。

あってはならない事ですし、あってほしくない事ですが

トラブルの事を常に考えるというのは大事な事だと考えています。


配線はハンドル中通しですが、ハンドルの中を通しにくいからといって

こんな髪の毛みたいな細い線を使ってはいけません。

実際燃えてますし。

信号線ならコレで良いんですが、流れる電流に応じたスケア数のワイヤーを使わないと

配線なんて簡単に熱をもって燃えます。


ハーネスの引き直しというと実際高額なメンテナンスですが

ブレーカーやメインヒューズ1個で後は線を繋いでいくだけというのはただ結線しただけです。

必要に応じた機能や安全策、綺麗な取り回しや配線を傷めない取り回しに被覆

トラブルシューティングのし易さ、そしてトラブルからの復帰のし易さ。

そして故障現場での応急処置の可否を考慮して

結構な時間と材料費、工夫が束ねられているのがハーネスです。

イチから再構築するわけですから当然なんですが

こういう事が気持ちよく乗るという事にも繋がるんですよね。

不安は気持ち悪いですから(*´ω`*)


メーターはリアドライブからフロントドライブに戻して

安物メーターをギア比の違ったギアで駆動するという方式とは決別。

このメーターは機械式ですがパルス設定は電気的に行えるので

使用しているホイールやタイヤサイズに応じて極めて正確な設定が可能です。

さらにはオドに加えてトリップも2つ付いていて便利です。

この手のメーターはエンジン近くに配置すると故障しやすい事もあって

視認性も含めてフォーククランプがお勧めかと思いますね。

ちなみにメーターは目立たない左側だろと突っ込んだ貴方は偉いですが

FXはドライブユニットが右側なので

無理に反対に持っていってタイヤでケーブルを傷めるのが嫌なので

大人しく右にメーターを付けてます。


もちろん左に取り付ける事も可能ですが

結構色々加工が要って費用が嵩みますので

ここは費用対効果です。

個人的にベストなのは完全に電気式のメーターでリアからパルス拾うやり方です。

自身の車両はそうしてますからね。

言うてもエンジンハンガーにマウントしちゃってますが(*゚∀゚*)


ハンドルまわりもガタガタのスロットルにビロビロのケーブル

そして溶解したグリップを全部一新しまして。

グリップは神戸グリップ2型縦溝。

私はコレが好きですね。

なんて言うかな、TZグリップに近いです。

だけど7年使っても全然擦り減らない。

以前はグリップは擦り切れてきちゃって消耗品だったんですけどね。

まぁグリップが擦り減る前に劣化してボロボロ(というかネチョネチョ)な人が多い昨今ですが

もっと言えばグリップがボロくなる前に乗らなくなっちゃうとかね。


んでリアブレーキは新品キャリパーを投入しましたがフィールが悪すぎる。

原因はメーターをリアドライブにする為に

アクスル内部構成パーツを適当に削った事によるものです。

そのガタ2mm。

この差異ってアクスルシャフトを締め上げちゃうとスイングアームが縮んで潰れるんです。

元々のバナナキャリパーがガタガタだったからわかりにくかったワケですが

キャリパーがしっかりするとこういうのが効いてきます。

だからアクスルを規定トルクで締めるとローターとキャリパーの位置が合わない。

そうすると微妙に引き摺ったブレーキになる。

メーターをフロントドライブに直したのもこれが理由です。

キャリパーピストンの戻り量って基本的にキャリパーシールの「たわみ」なんです。

1ミリとか2ミリという数値はごく小さいと思われるかもしれませんが

この世界ではものすごく大きな数値なんです。


だからキャリパーの固定にもシムリングを使ってきちんとセンターを出す。

そういうアライメントというものは無形ですが

フィーリングには絶大な影響を与える。

知識や技術は関係なく人間が一番感じられるのがフィーリングなんです。

だから良いフィールを得るために色々と手をかける。

それを疎かにするような事はしたくない。


そしてリア周りをいじっていてふとチェーンのジョイントが目に入りましたが

どう考えてもおかしいですね。


このクリップは630チェーン用で、実際のチェーンサイズは530。

これ、走行中に外れたらどうなるでしょうね。

自身の被害としては暴れたチェーンが絡まってリアロックするかもしれないし

チェーンにビンタされてクランクケースが割れるかもしれません。

後続車は外れたチェーンが飛んでくるわけですよね。

どうですかね。


そもそもクリップジョイントというのは私自身あまり好きじゃないです。

自身の車両も全てカシメジョイントですし。

ただ、サイズ違いのクリップを入れるというのはどんな理由があろうとおかしい。

ご覧になられている皆さんも私が重箱の隅を突ついているようでイラつくかと思いますが

良くする=ダメ探しなんですよ。

私の仕事もどこかでダメだコリャと叱られる部分もあると思います。

その時の依頼主の予算がとか

その時できる範囲で何とかしたというのは十分にわかりますが

絶対にやっちゃいけない事はやっちゃダメだろと。

いくら予算がなかろうが設備がなかろうが

命に関わるようなトコに手を抜くのはダメだろうと。

ミッションが固定されていない

チェーンがきちんと繋がっていない

ブレーキが正常に作動しない

ステムが締めつけられていない。

適当に片付けてお安く仕上がって本当にコレで良いんですか?っていう話です。

組み手も乗り手も。

そしてその家族も。

さらには道ゆく人々

そしてその道ゆく人々の家族も。

走るってのはそういうコトなんじゃないのかと。


まぁ相変わらず言いたい放題ですが

イイんですそれで。人間そうそう変わりませんから

わからないヤツにわかってもらおうとも思いません。

で、クラッチを分解清掃したりキャブを調整したり

シートを固定するためにフレームを加工したりサイレンサーを固定したり

まぁそれはそれはあちこちいじりましたらば。


こんな感じです(´∀`*)

リアフェンダーとタイヤの隙間が大きめだと思われるかもしれませんが

乗り手は中々のウェイトですので。


外観は好き好きですかね。

しかし写真で見てもわかるように全体がユルい。


実際あちこちユルユルだったわけですが。

そういうのは立ち姿に表れます。


写真でもかなりバリッとしたかなと。

この車両の場合

前後タイヤ交換
ミッション固定、アライメント調整
リアブレーキキャリパー新品交換
リアブレーキディアクローター交換
キャリパートルクロッド固定方法修正
キャリパーアライメント補正
リアアクスルシャフト構成部品再設定
フロントブレーキキャリパーO/H
フロントブレーキパッド交換
フロントディスクローター清掃
前後ブレーキフルード交換
ステム調整
メータードライブユニット交換
スピードメーター交換
バッテリー交換
ハーネス全引き直し
操作系スイッチ全交換
フロントブレーキランプスイッチ交換
ヘッドライト交換
リアビューミラー左右取り付け
オイルタンク洗浄
スロットルホルダー交換
スロットルケーブル交換
ハンドルグリップ交換
フューエルコック交換
フューエルフィルター装着
フューエルホース交換
ホースクリップ交換
送り側オイルホース交換
リアサスペンション交換
フロントフォークセッティング変更
リアフェンダー変更、加工
フェンダーマウント製作
クラッチ分解清掃
ロッカークラッチ修正
キャブレター調整
マフラーサイレンサー交換
サイレンサーマウント製作
シート変更
シートマウント作製
外装塗装剥離、防錆処理
オールペイント
前後ホイール塗装剥離
ジョッキーシフトシフター製作
キックスタンドストッパー加工取り付け
エンジンオイル交換
ミッションオイル交換
車検整備
構造変更検査

と、言う具合の作業内容になっています。


ここんトコ毎度お馴染みの重量測定は実測220kg。

FXSノーマルの280kgに対して60kgの減量ですが

今回は別に軽さは意識していません。

それでも60kgもの減量というのは、元が如何に重いかを表していますね。

私の1号機で30kg減の200kg

サベージ650が22kg減で150kg。

このFXSの220kgはGSX-R1100と同じ重さです。

もちろん重心は全然違いますけどね。

でもノーマルのエボスポーツより10kg軽くて1340ccのトルクですよ。

軽い車両をさらに軽くするのは大変ですが、

元が重い車両は軽量化がテキメンに効いてきます。

しかも減量するのは主に上モノで、マスが勝手に集中化する。

人はそれっぽい改造車を指してチョッパーチョッパー言いますが、本質はコレです。

軽くする事で運動性能もブレーキ性能も上がる。

考え方はHOT RODなんです。

見た目なんか二の次でひたすら性能を追求した結果、機能美を得るのがレーサーならば

見た目も考えながら走れるセットアップをしていくのがChopperであると私は認識しています。

そこで生まれる機能美もまたありますし。

これだけの作業をこなしてもまだスタート地点。

走らせて何が不満か、何に満足か。

これからも走らせて育てていかなきゃならない。

終わりは無い。

終わりが無いからイヤになる人もいるかもしれませんが

終わりが無いからこそ、こんなにハマれるんだっていう人もいる。

何を求めるかで見え方は全然違ってくるんですよね。

いつまでこういうコトが出来るかわからない今だからこそ

どう乗るか、どう作るかは考えていきたいなって思う今日このごろなんです。


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2021年9月21日火曜日

何をもってよしとするか。

 みなさまごきげんよう(*´◒`*)

さて。私の長男は数年前からトミカにハマっておりまして。

コレクションももう100台近くになったのかな。

モノを集めまくる性癖は父親に似てしまったようで残念な限りです。

して、我が家の自動車は日産のNV350キャラバンなのですが

標準車よりホイールベースが長くルーフが高いヤツで

福祉車両や警察車両、救急車によく使われています。

当然、おウチのクルマなワケですからNV350キャラバンのトミカも色々持ってますが


この救急車を見て言うんですね。

スーパーロングちゃうやん!

標準ボディにプラスチックを被せてハイルーフにしただけやん!

ニセモノやん!

これはどういう事なんだと。


箱絵はもちろんスーパーロングハイルーフ。

基本的に結構よくできてるトミカとしては確かに箱絵とのギャップが激しいですね。

そりゃメーカー(タカラトミー)としては救急車の為だけに新たな金型をおこすなんて

非常にコスト高になるので、ラインナップにある標準ボディを流用する。

なぜそうまでしてNV350救急車を出したいかと言うと、売れるから。

消防車、救急車、パトカーはチビッコに絶大な人気がありますからね。

事実歴代で一番売れてるトミカはスーパーカーでも大衆車でもなく消防車です。

メーカーとしては最低限のコストで売れる商品を出したい。

しかし最も注目すべきは、メーカーがこういうモノを作ったという事じゃないんだよと。

ホイールベースが違う=ホンモノと全く違うプロポーション。

それは確かに違和感がある。

でもどうだろう。

違和感を覚えるのはコレを手にしたチビッコ、あるいはその親の何%だろうか?

そこまで求められてない。

コレで十分なんだよとメーカーもユーザーも示してる。

だからそういう結果になってる。

君がコレをニセモノだと憤るのは確かに正しいけれど

コレを手にして普通に喜ぶチビッコたち(時には大きなお友達w)の姿もまた正しいんだよと。

つまり何が正しいとか正しくないとかじゃない。

何をもってよしとするのか。

どこで満足するのか、どこで妥協するのか。どこにそのポイントをもっていくのか。

そして何をして最終的に何を得るのか。

得たモノに対して支払う対価に満足できるのか否か。

そういう事なんだよ。

望めば自分が思うニセモノをホンモノに、他にはない自分だけのモノにする事は叶う。

それに伴う金銭や時間、労力を無駄と思うかどうかなんだよと。

既製品で満足できれば幸せかもしれないけれど

そこから一歩抜きん出る為に汗水流すコトもまた幸せなんだ。

何が正しいとか正しくないとかじゃない。

その判断基準でいけば誰もが正しいという答えに行き着く。

何をもってよしとするか

よしとできない場合はどこまで抗うか。

ポイントはソコだろう。

ってな事をお風呂で小学2年生と話したわけだけど

話しててホントそうだよなって。

ウチなんかにバイクを預けてくる皆さんとダブるんですね。

もちろん自分自身もそうだろうけど。

自分で話した事なのに教えられた気分だなと。


ところでNV350救急車に関しては実は廉価版のポケットトミカでは

きちんと忠実にスーパーロングハイルーフが再現されています。

スケールが全然違う事、素材がプラスチックである事から可能になったんだろうけど

これはメーカーがトミカで出来なかった事をポケットトミカでやったんじゃないかと。

あのトミカのNV350救急車に憤りを覚えた数%のチビッコ(もしくは大きなお友達)への

せめてもの罪滅ぼしであり、メーカーとしての意地なんじゃないかって。

そんなふうに思うんですよね。

多くの人が望む事を叶えるのも正しいし

ごく少数のマイノリティの望みを叶える事もまた正しい。

正しいか正しくないかじゃない。

何をもってよしとするか。

よしとできない場合はどこまで抗うのか。

そしてそういう事に気づけるかどうか。

それが全てだ。


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2021年9月12日日曜日

熟成。

 みなさまごきげんよう( ´∀`)


愛してやまない1号機ですがいよいよ製作から丸7年、8年目に突入です。

リアタイヤをハイグリップに替えてサスもセットし直し

かなり気持ちよく走れるようになってきたのですが。。


今度はフロントタイヤがズルズルになりまして。

以前履いていたリアタイヤが全然減らないのに対して

フロントは結構な勢いで摩耗してしまうのはロングフォークである事と

そのフォークの捩れでタイヤを引き摺り回すのが原因で

今回はタイヤと同時にフォークのセットアップも変更する作戦です( ´∀`)


タイヤは相変わらずAVONのSPMK2。

コレ、クラシックなパターンですけど結構食うんですよね。

ちょっと高いですがw


フロントフォークは12インチオーバーから8インチオーバーに。

ブッシュにガタが出ていないオイルシール付きの後期アウターに変更して

フォークオイルはヤマハ15番とワコーズ20番を5:3ブレンドに

イニシャルは+5mm。

実はフロント8インチオーバーのこの姿勢って7年前に作った形そのものなんですよね。

外装も当然それに合わせてるから、こっちの方が横から見た時のおさまりがイイ。

おさまりってのはタンクの前側の傾斜の事ね。

実はずっと気にしてたんですよね。

それくらい、真横ってのを気にして作ったバイクなんです。


早速走らせてみますが、もうね、、、、、

抜群に乗りやすいです( ´∀`)

フォークが捩れないっていう当たり前のスタビリティなんですが

それが有るっていうのはこういうコトなのかと今更にw

フロントに荷がかかる長さじゃないんだけど

タイヤ2本分は内を回る感じですね。


7年間でちょこちょこいじり続けて

ここ最近で足回りやり直して、ようやく熟成されてきのかなと。

まぁ普通はセットアップはパパッと終わらせるモノですが

やっぱり乗り手も走る環境も変わっていきますから

立ち止まるもんじゃないよなって思いますね。


そりゃ速くは走れないけどイイ走りはしたいし

納得できるように走りたい。

単車ですからね( ´∀`)

まだまだガンガン走りたいところですが、今度はリアブレーキのフェードが気になるので

丁度減ってきたデイトナのゴールデンパッドを

もっと耐フェード性の高い(値段も高い)メタリカの7735に変更してみたいと思います🎶


ではさらば!

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