2021年6月28日月曜日

1981FXSローライダー。

 

みなさまごきげんよう( ^ω^ )

さてバイクを手放すのも手に入れるのも色々事情があって

そこには色々なドラマがあるわけですが今回も当然の如く色々あって

ショベルを手放してまたショベルを手に入れるという話で

ベース車状態で購入されて即入庫といういつものパターンです。


車両は面影全くありませんが1981年のFXSローライダー( ´∀`)

エンジンフレームナンバーマッチングでベースとしては上々です。


当然ベース車なワケですから難ありな部分も多く

と言うかエンジン以外は全体的に難ありっぽいですが

コレを車検受けて元気に走れつつ、見た目もサラッと変えちゃおうというワケです。


リジッドバー。

車検はもちろんですがシートはフカフカで乗り心地良いのがご希望なので

サスも動いてきちんとストロークさせて干渉の無いようにしないといけませんね。


後期バナナキャリパーはガッタガタで、固定穴が広がっているだけなら

穴を修正してブッシュを打ち込めば改善されますが

ガタガタのまま放置しすぎてパッドピンの穴が潰れているので

そういった修正を加えるのであればブレーキ自体交換した方が良いですね。

と、言うのも今回はなるべく低予算でいかなければならないので。


フロントはフルードがダダ漏れでローターにフルードが染み込んじゃってます。

そしてフロントのキャリパーもガッタガタw

幸い、キャリパーの固定穴は壊れていないので、フォーク側のブッシュ打ち替えと

キャリパーO/Hで復活できそうです。

フォークはシール部にまだシリコングリスが残っているのでバラされてから走ってないかな。


ロータリートップでオープンベルトのロッカークラッチ でジョッキーシフト。

アームは強引に延長してますねぇ。


ベルトはダルンダルン。

クラッチも香ばしい。

スプリングも締め上げすぎな感じ。


って言うかそもそもミッションプレートのボルト入ってねぇwww

ミッションはガクガク動きます。


スイングアームピボットも怪しい。

ミッションプレートのボルトこそ入っていますがSワッシャーが破断してユルユル。


と、まぁ本当に平成28年まで車検あって走ってたのかよ?って感じですが

ベース車としては適正価格で購入されているので別に何とも思わないですね( ´∀`)

コレを高く売りつけられたというなら話は別ですが、、

ベース車の安さを活かしてなるべく低予算で乗り出せる作戦を立てて

外観ももっと大人っぽくというか落ち着いた風情に仕上げてやろうと思います。

やっぱ外観も大事ですからね。

つまりワンオフとかはなるべくせず、中古パーツとかを使ってサラッと仕上げてみようと。

因みにいちばん安く仕上がるのは「おまかせ」で、今回もソレで

と言うかウチの場合殆どが「おまかせ」仕事です( ´∀`)

ついでに話しておきますが

低予算っていうのは言葉で言うよりずっと難しくて、

部品代であるとかは固定のものですからいちばんカットできるコストは工賃です。

ハイ。

工賃を下げるということは手を抜くしか無いのは簡単にご理解頂けるかと思いますが

手を抜いて安く仕上げるとほぼ100%後でトラブルが出てきますのでダメ。

ではどこでコストカットするかと言うとですね、「おまかせ」にしてもらう事で

こちらは最も費用対効果の高いやり方、持っていき方ができるわけです。

まぁその為にはお客様に信頼してもらわないといけないわけなんですが。

さらについでに要らん事を言いますと

結構簡単に言われますが「作って」がいちばん高くつきます( ´∀`)

が、みんな大好きな世界にひとつだけの花が手に入るので費用対効果も高いんですけどね

と、いう余談はさておき

ひとまずバラして作業に入りたいと思います。


ではさらば!