2022年8月9日火曜日

点火と燃料を気にする。

 みなさまごきげんよっと。

エンジンブローして修理を諦めるとお上が決断した2台のJA10。

場所をかなり塞いでいましたので元通り(?)に組み直して引き取って頂きまして。

いやはや壊れたエンジンをもう一回元に戻すという行為は初めてでした。

組み賃はしっかり頂きましたけどね。

で、スペース確保できましたのでFXRさんFXSTCさんとGU74Aさん進めていきます。

まずFXSTCさんキャブやってお次は点火系。

さてさて火が飛んだり飛ばなかったりと

ほんとこういうの続きますね。

点火系の場合プラグから順に不具合を追いかけていきます。

プラグ新品でもダメっと。


今回はかなり下流で不具合発見できました。

ハイテンションコードです。

これのコイル側差し込みが緩い。

先端も斜めで接触面が正常ではないですね。


原因はコレです。

カシメの不良。


この先っちょの部分はコードに噛ませるのではなく、接地面であり抜け防止の返しです。

あたかもコードに噛みつきそうな形状ですが

カシメは根本の部分だけなんです。


もうちょっとグレードの高いプラグコードではこのようにポッチが設けてあって


さらに背面にもポッチがあって、電極の保持が如何に大事か現しています。

ただ、この手のターミナルはかなりしっかり挿さるので、抜く際に結構引っ張るので

専用のカシメ工具でガッチリしっかりカシメる必要があったりして

DIYの場合は前者の方が結果的には良かったりします。


あとキャブの続きでティクラーカップを交換しまして。

ここら辺のパーツはおなじみ岸田精密さん。

ティクラーはSUキャブ特有の機能ですが、まぁ草刈り機にも付いています。

SUが指導性良いと言われるのはこのティクラーによるところが大きいんですが

特別SUだから始動性が良いわけではなく

始動に手こずるパターンって大抵最初の燃料が足らないんですよ。

しっかり燃料ブチ込めば正常なエンジンであればどんなキャブでもかかります。


見てくださいこのリップに張りを持たせる工夫とクオリティ。

たかがカップされどカップ。

しょうもないモノを失敗しながら試行錯誤して組むのもまぁ楽しいですが

やっぱり良いモノをビシッと組んで結果も良好で時間もかからないのが良いです。


さらにこの燃料ホース関係も綺麗にしていきます。

ツインコックなので三又で分岐していますが、分岐はエアホース用の1/4。

勿論コレで機能的には果たすのですが、なんせデカい。

ホース関係はなるべく細くて燃料のフローを邪魔しないものが良いです。


私が多用しているのはネオプレーンで表面コーティングされたタイプで

エンジン付近を取り回す際にこの2層構造が熱から守ってくれます。

分岐もホース内径が細くならないモノを使ってスマートに処理しまして。

ホースバンドでがんじがらめもヤメてクリップで固定。

私ホースバンド嫌いなんですよ。

ガチャガチャしますし、端部は鋭利だし重くなるし。

部位によってはホースバンドを使っていませんが、まず抜ける事は無いです。

配管類はとにかくホースバンドで締めまくりな事がよくありますが

構造的にフレアから奥でキュッと止まってれば良いというか、そういう造りです。

バンド締めすぎでニップルの破損やバンド自体でホースを傷つけているというパターン

ほんと多いんですよ。


コーティングのコンディションが怪しい事もありフィルターも新しく。

容量確保してるので大きめですハイ。

このフィルターの向きが逆なパターンも多いです。

逆でも燃料は流れるしゴミはトラップしてくれるんですけどね。

ゴミが出てきたら早い段階で詰まります。

で、一通りチェックして点火時期調整してあげましたら

無事にキック一発始動。

あとは安定感を求めて細かくツメていきつつ、車体側へと進みます。


んではさらば!


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