2019年7月8日月曜日

福山自動車時計博物館再訪 #10





シルバーピジョンですな。

なんと言いますかとても簡素な作りな訳ですが

限られた設備や技術のなかでオリジナリティを出そうと頑張った事がわかります。

言うても早い話が個性だとかを重視すると最もらしい言い訳しつつブサイクにするより

いっそこのように潔く要らん事をしない方が良かったりする方が良いと

個人的には思います(´∀`)


これもピジョンですがベスパなんかはレッグシールドの縁にモールを噛ませていますが

こちらはバンパーのようにぐるっとケージを作ってその中にパネルがある作りで

なんとも質実剛健というか合理的な作りだなと思います。

因みに余談ですが普通にロールケージをロールゲージと言う人がおられますが

リジッドとリジットは発音が曖昧なのでどちらでも良いと思いますが

ケージとゲージは全くの別物なのできちんと使い分けるべきかと思います。

と、言うことを以前書いた気がするのですが

これは車業界あるあるかと思っていたのですが何と

ペット業界でも同じようで、あちらでもケージの事をゲージと言っちゃうパターンで

とにかくケージはゲージと間違われやすいみたいでその理由がクッソ気になります。

嘘ですどうでもいいです。(´∀`)


ケサブローです。

最近のマツダはデザインが凄く綺麗というか頑張っていて素敵だなと思いますが

この時代もまた素敵ですね。

ボディのラインは全体的に絞り込まれていて

こういうラインは少しでもハズすと別物になっちゃうパターンですから

これをデザインされた小杉二郎さんは凄いですね。

因みに前出のR360クーペや、シルバーピジョンのデザインもこの方が手がけられてます。


1959年のデザインとは思えないくらい素敵です。

パネルの分割ラインすらデザインのうちって事がわかりますね。


ヒンジもとても可愛いですが

ドア側に対してボディ側のピボット部が弱そうに見えます。

それはさて置いて、こういうヒンジが取り付く部分に補強のプレスが入っていると

グッと質感が上がるのでテールランプやフェンダーの取り付け時に取り入れたいですね。


荷台の縁になる部分は折り返したパネルが外板に被さっていて

その部分に紐をかけるためのフックが設置されていて非常に良く考えられてます。


そしてオーバーフェンダーが標準装備です(´∀`)

こういう荷箱のデザイン1つとっても現代より個性的ですが

ボコボコになった時の補修や惜しげなさを考慮すると

現代の軽トラの素っ気ない荷箱は大正解というか

軽トラは本当に道具として正常進化を遂げているんだなと思いました。


稲村ジェーンであまりにも有名な型のミゼット

どうでもいいですがJETと書いてゼットと読ませるダイハツのネーミング作法は

上位機種のハイゼットにも当然受け継がれていてダイハツの頑なさに感動します。


バーハンドルのミゼット。

こちらはトゥクトゥクが同じ形状な事から結構有名な形だと思います。

バーハンドルのミゼットは確か戦後賠償で結構な数が東南アジアへ出たはずですが

彼の地でトゥクトゥクとして進化を遂げて日本に逆輸入されてきたりしていて

何ともドラマチックというか不思議な車ですね。


バーハンドルのエンブレムがカッコいい(´∀`)


これは消防ポンプに使われているフォードのフラットヘッドで

因みに私は消防団員なのですが

可搬ポンプはショボい2サイクルですし

ポンプ車も2サイクルポンプを積んでいてうるさくて煙たいのですが

こんな消防ポンプなら喜んで操作したいと思います。

っていうかエンジンだけでも欲しいっす。


これは日野ルノーのリアフェンダーで

ホイールアーチの被りっぷりとリムの深さの関係がカッコいいなと思って

普通に風景を撮るように撮影して一枚で

日野ルノーの写真はこれしかない事に後で気づいて驚きました。


そして前回来訪時は催されていなかったのですが

何とこのボンネットバスの試乗会が開催されていました(*゚∀゚*)


日野製のボンネットバスで、BH15という型らしく保存されているのはたったの4台。

ボロボロの状態からレストアされたようで、エンジンはスワップされて

車検証上ではBH15改なんですってよ。


丸頭のリベットが新車時のもので

真ん中に穴の空いているブラインドリベットが再生時のものと思われます。


架装した会社のネームプレート。

この辺はバスマニアなら詳しくご存知なのかと思いますが

私はマニアではない上に公共交通機関が大の苦手という社会不適合者ですので

早い話がよくわかりません(´∀`)


乗降口にある足元を照らすランプのガードがイカしてました。

プレスでバチコーンと抜いたのが見て取れる細部形状ですが

良い雰囲気を醸し出していると思います。

まぁとにかくこの貴重なバスに乗せてもらえるということで楽しみでなりません。。。


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2019年7月2日火曜日

福山自動車時計博物館再訪 #9



みなさまごきげんよう。

あっという間に7月ですな。

先月の投稿回数は3回とこれまでに無い少なさで私自身びっくりなのですが

いかんせんやらにゃならぬ事が多すぎる状況でして

ちと不甲斐ないと思いつつ、現況を打破すべく精進したい所存です。


まぁ、やらにゃならぬ。

しなければならないというのは義務的で嫌いなのですが

やりたい事もこれまた沢山あって

やらなきゃならない事がやりたい事を圧迫していたらいけないわけでしてね。

しかし自分で課せた義務もこれまたきちっと果たさねばならず


やりたい事をやるにはそこはクリアしとかなきゃなと思うわけです。

あまり長引くと迷惑をかける事もありますしね。

少しは何かを犠牲にして到達速度を上げなきゃなと。


基本的に与えられた時間には限りがあるわけで、それを如何様に使い切るか

という事なんですが

それが為に義務を果たすだけで時間を使い切ってしまいがちなわけで

本当の夢を見るのは難しいもんです。


時間といえば時計なわけですが、福山自動車時計博物館と言うだけあって

ここには沢山の時計があります。

私は常々、時間という単位を計る時計という機械が不思議でなりません。

と言うか時計が、時間という単位がなければ我々は一体どうなってしまうんだと。


時計が時を刻まなければ時間という概念というか区切りが無くなって自由な気もする。

だけど恐らく、区切りがなければものすごく時間を無駄遣いしちゃうんじゃないかな。

人間ってそういうもんよねー。

そこら辺、虫とか微生物とか他の動物はフルに時間を使い切ってると思う。

まったくピュアだぜ。


で、その時を刻むマシーンである時計ですけれども

ここにあるのは大型で全てが機械仕掛けであって電気じかけではない。

時計に魅せられる人が多いのも頷けますよね。

まぁ調度品だとかステータスシンボルみたいな側面もあるんだろうけど

時を刻むマシーンである事が根底にある魅力だと思います。


それにしても歯車の組み合わせであるのは確かだけれども

一体どういう理屈なのかサッパリサッッッパリわかりませんw


こういう原点的な機構のものは古いほどシンプルという風に思いがちですが

時計に関しては電気じかけの新しいものの方が断然シンプルですね。


だがしかし、このメカニカルな雰囲気に男子はヤラれちゃうんですわな。

否、、、最近の男子はそうでないかもしれないけど

そうであってほしくてたまらないですね。


全体に対してほんの僅かな面積でしかない文字盤。

ここにある数本の針を規則正しく各々駆動する為だけに

この膨大な量の歯車が運動していると思うと脳が痺れてくる。


ただぼーっと眺めていると

作動音がコチコチと気持ちよくて気持ちも痺れてくる。


造形的な要素はほぼ無くて

全面にあるのはひたすら機能。

あとは少しの装飾で

その装飾は作り手の自己主張だったり製品としての価値だったり。

これを見てわかるように、そういうコトは少しで充分なんだな。

とかく工業製品においては。


まぁ色んなことを考えるわけですが。

やっぱりね、家でじっとしてても中々色んな事って考えられないもので

生きる為の活動としての生活であるはずなんだけど

その生活ってのが夢だとかほかの大事な事柄なんかを圧迫しちゃったりして

もう一体何やってんだろうね?

みたいな。


今の感覚としては2.5から3人分くらいの個人が自分の時間の中に在る感じで

ついつい、時間が足りない!って愚痴ってしまうのだけれども

実際のところ、足りないわけじゃないんだなと。

1分1秒を大切に、なんて1秒以上費やしてホザくより

どんな形にせよ前を向いて必死で生かねばならぬ。

必ず死ぬわけだからすなわち誰もが必死なわけだけどもさ。


補強じゃなくて肉抜きが中心になっててカッコいい。

強度を保つように肉抜きすれば意味としては補強と同じだしね。

そういう、引き算の美学っていうのかな。

好きだな。


ストーブなんかも沢山ある。

収集癖ってほんとどうしようもない欲求なんよなー。


誠実さの欠片もなく笑っている奴が居るよ


こういう引き出しにネジとか入れたりして

なんかそういうカッコいい作業場なんかにも憧れるなぁ。

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2019年6月25日火曜日

福山自動車時計博物館再訪 #8






LA21ミニカのデラックスです。

何を隠そう何も隠しませんが私の家内の愛車もH42Vミニカでして。

元々がバン(三菱360)ベースの軽自動車っていう事もあってか、ミニカバンは良い車で

その初代がこのミニカって事で感慨深いですな。

45年も続いたミニカという商標ですが、最後はバンのみの販売で

バンに始まりバンに終わるという色んな面で潔い車です。


しかしこの小さなボディにしてトランクを設けたうえに

テールフィンまで生やしているのには恐れ入りますね。


そりゃ世界のトレンドたるアメリカ車を手本にしたのは明確ですが

こもサイズ感の車にリサイズするというのは結構なセンスだと思います。

ある意味、モノづくりに狂っていた時代だったんじゃないかと。


結構彫りの深いプレスに少しスラントしたフード。

エンブレムもダイキャストで非常に凝っているというか

イメージ的には丸っこい車体をテールフィンやこういうプレスが引き締めている感じ。


インテリアもそれなりに乗用車チックで

20年くらい後のジムニー(SJ30あたりですな)の内装の方がよっぽどチープですw

助手席側にアシストグリップがしっかり装備されていたり

ホーンリングが無い代わりに大きなホーンボタンとか細かい配慮ですね。

マニュアルのコラムシフトって今時のドライバーは運転できないんじゃなかろうか。


ホイールアーチの被りもいい感じ。

ハブキャップは可愛いデザインでハイトのあるタイヤによく合ってますね。

フェンダーの裾は流石に腐食がありますがこの程度なら極上レベルです。


三角窓に無鉛ガソリンと点火時期調整シール。

三角窓と共に現代にはもう無いディテールですな。


R360クーペはマツダとして初めての乗用車だったと思いますが

いきなりクーペで攻めてくるあたりはイケイケすぎて素敵ですね🎶


エンジンを尻に持ってきているのはこの

小さいボデーで最大限のスペースを得るためなんじゃないかと思います。


バブリーなウインドウから見える室内には後部座席があり

このサイズでクーペスタイルながら4座を実現しててスゲーです。


ちゃっかりテールフィンも生えてて

チープというより愛らしい姿をしていますが、かなり気合入ってますね。


自転車に取り付ける原動機はBSモーターで

小型の50ccユニットですが倒立なのが面白いです。


富士精密工業が作ってブリヂストンが売ってた感じみたいです。


倒立エンジンなのでヘッドが下にある。

そしてこのキャブカバーがすごく気に入った次第です。


旧BSマークが入ったクランク。

わざわざプレスを入れたこんなカバーを取り付けているとか

自転車といえど高級車であり誇りだったんじゃないかなと思いますね。


エロすぎる曲線を描くガーターフォーク。


この消音器の意匠はミサイルじゃなくて飛行機でしょうね。

富士精密工業って中島飛行機から派生した会社だそうですから(´∀`)


倒立になっているのは何か理由があるのかなぁ。


こちらはカブF型だったと思います(´∀`)


横置きにされていてヘッドは真ん前を向いているので冷却は厳しそうです。


そしてこのキャブカバーは当時の汎用品なんでしょうか。


タンクの形状が素敵。。。


マフラーはスラッシュカット。


ピンストの入った松葉フォークはちゃんとバネとショックを持っている。

今回は全体像を撮らないパターンがちょこちょこありますが

これはこれで悪くないですな。

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