2019年12月19日木曜日

HOT ROD CUSTOM SHOW 2019 #8





オールドレーサーな雰囲気のショベリジ。

こういったスタイルは当然オールドモーターが似合う訳ですが

心臓部にコーンショベルを抱かせたというのはナイスなセレクトだと思います。


まぁコーンショベルも立派に十分古いエンジンなんですが(´∀`)

ジェネレーターケース以前のエンジンは色々と大変な面もありますしね。

これから先のことも考えると、ショベル以降のエンジンも選択肢に入ってくるわけで

そういうエンジンを使った作例は重要な存在だと思います。


恐らくフレームは大きくいじらずに外装でのシルエット作りがメインかと。

リジッドフレームのラインを最優先した感じです。


ロッカーカバーだけでなくフレームも逃げを作って避けてるタンク。

こういうのは本当地道な作業ですねぇ。


デロルトポンパー。

口径も色々あるしセッティング幅も広くてアイアンからビッグツインまで使える

何気に良いキャブですね(´∀`)


アイビームスプリンガーはやっぱり良いなぁ。

フロントレッグは幅が細く作り直されてるっぽいです。


ネジ止めになってるセパレートハンドル。

メーターはモトガジェットをタンク埋め込み。


リアタイヤのサイズもありますが、スリムですね。


マフラーは左出し。


んでセルモーターが付いてて楽々始動。

なんやかんや言ってもセル付きは便利です(´∀`)

キックにせよセルにせよスパーンとエンジンかけるのがクールですから。

エンジン選択やセル付きとか、ユーザー目線に立ったバイクじゃないかなと思いました。



こちらはデュオフレームでフルモールディングのパンヘッド。

やっぱり前上がりのこのスタイルはヤメられねーっす。


ピーナッツタンクくっつけですが、タンクはかなり沈めてくっつけてると思われます。

下膨れ気味なピーナッツタンクの下部に柄を入れるというのは上手い手ですね。


ピーナッツタンクはくっつけにするとラインが綺麗になるんですよね。

まぁ全体がラウンドしまくっているので結構大変なんですが(´∀`)


家具の足みたいになってます。

シートも後端が広くなる独特な形状。


サイドナンバー問題でナンバーの位置がめんどくさくなりましたが

シッシーバーにベタ付けでもなくフェンダーに取り付けるでもなく

車検にも対応できちゃいそうな角度でナンバーが付いてます。


二本出しマフラーをまとめる部材に装着されているのはウインカーでしょうか。


丸スイングアームの下側にヒレを生やす感じでモールディング。


片ハブミニドラム。


こういうスタイルで前後サス付きっていうのは難しいですが

腰に優しそうで良いですね。

サスだのセルだのヌルい事言ってんじゃねーよって?

いやいや、初心者とベテランには結構重要です(´∀`)

。
。
。




2019年12月16日月曜日

HOT ROD CUSTOM SHOW 2019 #7





スイッとした感じのアーリーで小綺麗にまとまっていて良いですね(´∀`)

こういうのがストリートでヤレていくと良い雰囲気を醸し出すと思います。


ハンドルは低めに抑えて背中のラインを綺麗にって感じです。

車体中心を貫くショットガンも良いアクセントですねぇ。


AMFカラーなのでゴキタンに見えますがバナナタンクかと思われ。

細かい部品づかいが上手です。


やっぱりジェネレーターケースいいなぁ。

ネジとかキャップの頭をいちいち黒くしてあって細かいです。


極限までアウターをスムージングした35を外バネで。


大径の片ハブドラムはKモデル用を逆付け。

ディスクを左に持っていって右をシンプルに見せるのと同じノリですね。



ものすごくコンパクトな陸王。

サイドバルブの低いヘッドの高さ故の利点を最大限に活用した感じで

アイアンなんかと比べてもさらに一回りくらい小さいと思います。


高さをおさえた事と、恐らくフレーム後ろ側の切り詰めが効いていると思われます。

このくらいの車格で重心も低いとなるとクルクル走れそうでイイですね(´∀`)


なんとも言えない良い感じな表面のキャブは日本気化器かな。

燃料ホースの取り出しが後ろ向いてるのが細かい気遣いですが

この部分さり気に純正なんですよね(本来は横出しだったかと)。


ミッションが小さいのもショートフレームを作りやすいですね。


恐らくですが、このレッグ部分の曲げの分リアが詰まっていると思います。


トップティーから曲線的にハンドルを立ち上げてる。


オイルタンクもかなりタイトなサイズ感。



コアマシンさんは典型的なトラチョッパーという感じで

こちらもサラッとしていてストリート感高いですね。


リブフェンダーの裾が長め。


予めこういうカッコいいドラムブレーキが装備されてるってイイなぁ。

。
。
。


2019年12月14日土曜日

HOT ROD CUSTOM SHOW 2019 #6




この非常に美しいベアメタルボディを纏った車両は1940年式のリンカーン・ゼファーで

あまりにも普通にベアメタルなのであまりにも普通ですが

当然普通じゃなく、と言うか尋常じゃない一台です。


およそ80年も前のボディをベアメタルで見せていると言う事は

とんでもないメタルワークを繰り返さなければ成し得ない事で

このグリルの一本一本の整列具合やフェンダーとボディーの均等なチリ

ウルトラスムーズでハンダすら入れていないボディー外板と


多くのボディーパネルを作り直して、元のボディーを使った部分は丹念に板金されて

しかも純正ではセミモノコックでシャシとボディーが繋がっているのですが

これを分離してシャシとボディーを別体にしてある。

つまりフロアなんかも全面的に張り替えられていて

もう殆ど車を一台作っているレベルです。


自然なラインでチョップされたルーフも

アラが出がちなピラーまで超自然なラインをフルメタルワークで作ってあり

細かい事にレインガーターまで作りこまれています。


この辺のラインも凄く綺麗で、最初からこういうデザインであったかのように自然。

普通はチョップトップの辻褄合わせでこの辺はガタガタで

それをハンダなりパテなりで整形するのが当たり前っちゃ当たり前で

塗ればわからないところなワケですがいやはやスゲーです。


スゲーうえにこの美しい造形ですからたまらんです。

こういうのが本当に凄いってやつなんですよね。


作り直されたフロアもサービスホールのカバーや

ホイールハウスにかぶったバッテリーボックス(多分)の蓋に至るまで鬼のような作り。


ベアメタルの外板に対して丹念に塗り込まれた防錆プライマー。


インナーフェンダーのルーバーも

サスペンションアームを避けるインナーフェンダーに合わせて作り直されていて

オリジナルの補強を生かしている事もあって超自然ですね。


ベアメタルでこの迫力ですから

これが完成したとなればそれはそれはものすごい事になるでしょうね。

完成がめちゃくちゃ楽しみっす。



んでこっちのゼットもスゲーんですが、巷で言うところの旧車的凄さでなく

普通にスゲーカッコいいです。

日本の旧車テイストとローライダー、USDMといった色々な要素がミックスされていて

それでもガチャガチャにならずに独特の路線で綺麗にまとまっていますよね。

左ハンでなく敢えて右ハンがベースになっているのも狙っていると思います。


旧車マニアが大好きなワンテールに行かずに敢えてのツーテールもワザとですねきっと。

そして色の使い方がめちゃくちゃ上手くて

透き通るような深い艶のある少しパールが入ったようなリンゴ飴みたいな赤が

それはそれは美しくて30Zのボディに良く似合っていました。

これでドアミラーだったら台無しだったでしょうねぇ。


クォーターとリアゲートのサンルーバーなんて懐かしのパーツですが

ヲタク臭を感じさせず、黒面積の一環として取り入れている感が強いですね。


深いレッドのボディにクロームとポリッシュが似合うのは当然として

敢えて過度なワイヤータックを行なっていない所も反骨精神を感じます。


そしてローライダーよろしく床面に鏡を敷いたディスプレイと、それに耐えうる仕上げ。

ローライダーの皆さんの凄いところのひとつは異様なまでの車底部への拘りですが

そりゃここまで仕上げたら見せないと勿体無いです。


こういう普段見えないところに拘るのが偉いっていうワケじゃないんですよ。

たとえ誰にもわかってもらえなくても

信念を貫くって言うことが偉いんです。


ドアノブにはエングレービング。

私はこの車両が制作された経緯は当然知りませんが

好きなものを好きな車に投入したんじゃないかなと。

もちろん、全部乗せしようとすれば大いにズッコケる可能性も大きいわけですが

つまりは匙加減とセンス、引きどころの見極めが絶妙なんですね。

まぁ私ごときが語って何になるっていう事なんですが、

今回の写真の2台の主張しない主張というか

たとえ他人に理解されなくとも、カッコ良さを絶対基準に壮絶な作業を積み重ねていく

そのスタンスに脱帽した次第です。


私もそうありたいな。


。
。
。


2019年12月11日水曜日

HOT ROD CUSTOM SHOW 2019 #5





このトヨタピックアップは映画Back to the futureに登場した

スタットラーのカーディーラーから購入した主人公マーティ・マクフライの愛車で

まぁ正確には親に買ってもらった設定ですが、ともかく

私が激しく憧れた究極的ブリハイでして

所謂、当時のディーラーカスタム車ですね。

もう会場の片隅にコレを見つけた瞬間鳥肌が立ちました(´∀`)

会場にはデロリアンも居ましたが、それより遥かに鳥肌が立ちました(´∀`)

しかしコレの何が凄いかってその再現度で、劣化レプリカはちょこちょこ見ますが

コイツはどう見てもマニア中のマニアの仕業です。


まずパート1を見てこの車を覚えている人は、テールゲートのTOYOTAロゴが無い事に

とりあえず違和感を覚えるワケですが

これは手抜かりでは無くパート2および3の仕様になっていて

その証拠にナンバープレートは2BAK860です。


フロントのナンバー2EZP916はパート1仕様という事で

この車両は各シリーズの仕様違いを前後でやってのけたワケで

あまりにもマニアックです。


タイヤは当時と同じグッドイヤーのラングラーですが、流石に当時モノとはいかず

ホワイトレターのRADIALが足りません。

とは言えタイヤサイズや車高っぷりもしっかり劇中車に寄せているうえに

きっちりカッコ良いのでBest 80sアワード獲得も納得です。

というかそのアワードを出している審査員も相当キレてると思います。


ウインドウ上のトヨタバナーもちゃんとパート1仕様で

以降のモデルはフェードが入ると言うかハチマキになっていたハズです。

ダッシュには未来仕様のホログラムキャップ。

Amazonで買えますw


ベッドにはホバーボードと自動で紐を締めてくれる未来のスニーカーNIKE Magで

これは2016年に89足限定で販売されました。

ちなみにホバーボードもAmazonで買えますw


まぁそういう映画的な事を除いても、このブリハイはとてもカッコ良くて

しかも超クリーンに作ってあるので素晴らしいです。

かなり変態なのに変態臭が全くしないところもイイですね。

いやー、こりゃいいもの見させてもらいましたホント。



んでこの真っ白なマスタングも激シブでした。

まず白いボディはかなりきちんと作り込まないとボワっとしちゃって

「ただの白い車」になっちゃいますが

徹底したボディーワークでキチンとエッジを出して段チリをキッチリ合わせてあげると

こういうスーパークリーンなボディになるんですよね。


もちろん、ボディがシャキッとしているだけでなく全体的にバチバチなので

どっからどう見ても速そうでカッコイイです。


なんかオーバーフェンダーとか貼り付けてワイドトレッドにしちゃうような事はせず

純正のアーチの美しさの中にビッチリ納めたサイズと

走りの方向を向いたっぽいタイヤセレクトで

ホントこう言う事は基本中の基本なんですが

それを蔑ろにする駄センス野郎にタイヤカスを煎じて飲ませたい感じの見事さです。


私は個人的にマスタングはファストバックが好きなんですが

もっと言うと68年が好きなんですが

このクーペボディでこういう仕上げだと、むしろファストバックより硬派な感じがして

イヤほんとこの弾丸っぽさ、漢臭さは最高です。

ってか私は地味な車ばっかりに喜んでおります。


こちらはカサカサめのボディですがタイヤ、ホイールとフェンダーの関係を

変態的なまでに詰めてきていてスゲーです。

コレもボディを仕上げにかかると恐ろしい事になりそうな雰囲気満点ですね。


いやはや凄い収まりですね。

。
。
。