2022年11月21日月曜日

各社のラインナップを見て驚く。

 

みなさまごきげんよう( ´ ▽ ` )

コウバ長です。

もうね、ここんとこほんとにバイクブームです。

んで免許取ってオートバイに乗り出す人も増えているし

ウチなんかはツーリングスポットなのでオートバイ自体もよく見ます。

中でもよく見かけるのは新型のレブル250ですね。


実際オートバイの新車で1番売れてるらしいです。

って言うか売れていて、4年連続でクラストップの販売台数で

2020年なんて13297台も売れてるんですね。

よく見かける大型トップのZ900RSでも2020年で4000台弱ですから実に3倍以上。

そりゃよく見かけるわって話です。

で、なにゆえにそんなに人気があるのか気になっていたんですが

たまたま国産4社のラインナップを見ていて納得しました。

コレしか選択肢が無いんですね。





クルーザーに至ってはほぼ絶滅していてレブルかバルカンSくらいしかない。

中型となるとレブル一択。

同じく死滅しつつあるのが400ccクラス。

スズキなんてバーグマンしかない。

あぁGBが売れるわけだ。

そしてオフロードはKLXかCRFで後はアドベンチャーか競技車両。

言うても今の人気はアドベンチャーだからKLXやCRFがそんな売れてるワケでもない。

ラインナップの多さを見るとなんやかんや言ってもカワサキは頑張ってる感ありますね。

今の傾向はラインアップが充実してるスポーツバイクや

アウトドアブームなせいかアドベンチャーが人気な感じですが

所謂ネイキッドやクルーザーはホントにもう無い。

レブルだって最初はロードスポーツっていうカテゴリーで売ってましたしね。

50ccの原付一種も絶滅ほぼ確定でしょう。

125cc〜250ccまでのアジア圏で人気のあるクラスが死滅する事は当分無いでしょうが

中古車が高騰しているのも納得できるわって話です。

だって乗りたいバイクを新車から選べないんですから。

ウチは最近修理ばっかりしてるイメージですが

実際のところ古めというか古いオートバイに乗るにあたって

メンテナンスっていうのはかなり重要な項目です。

それに伴って各部の調律も必要になってくる。

今はバイクブームで暇なバイク屋さんなんてどこにも無いと思います。

だからといって良い時代がやってきたとは言い切れません。

むしろユーザーに見限られる機会がやってきたとも言えます。

こうも古めのバイクの流通が活性化すると

そういう車両を仕上げる能力に欠ける店は淘汰されていくでしょうし

ポンコツを高く売りつけるなんてのはそうそういつまでも続きません。

今やオートバイ、それも中古車に乗るっていうのは結構贅沢な趣味になりつつあるというか

既に贅沢な趣味だと思います。

ユーザーにとっても店側そしてメーカーにとってもオートバイ乱世は間違いない。

ここからどれだけ好き者が残るのか

我々は常に篩にかけられているような気がしますね。