C57 139号機。
ひときわシュッとした蒸気機関車だなぁ。
ハイコンプのボイラーに強化ホイールを組んだ車両らしい。
白いラインは「お召し列車」を牽引した時のおめかしの再現とのことです。
製造期間は1937年から1947年だから、ほぼナックル世代ですね。
この辺の時代のものは装飾には無頓着というか、
まず第一に機能や性能であるという素直な造形が見られる。
バンド締めのタンク。
ガードつき。
ガラスも味わい深いなぁ。
連結器のコブのところに二股の補強が立ち上がってる。
これは綺麗だなぁ。
板を捻ったステーだけど強度も考えた捻りが加えられてるみたい。
捻りの最中に綺麗な曲面がある。
配管は無造作。
タイラップは×ですわね・・・・
手すりの足はテーパード。
蒸気ドームと砂箱。
円筒形の胴体に対しての繋がり方なんかは古のハンドルスイッチみたいですね♪
砂を撒く弁。
基本的に圧力制御なんやなぁ。
信頼性が最重要視される輸送機器ならではの贅沢ですね。
汽笛はロッド式。
レスポンスが要るからなぁ。
タービン式の発電機。
蒸気で発電するんですね。
真ん中がすぼむように曲げられた手すりに・・・・ひさしや屋根の形状もいいなぁ。
全体的にまとまりがイイですよね。
運転台は完全に仕事場。
美しいなぁ・・・・・・
圧力弁の数がすごい・・・・これを全部人間がアナログに制御すると思うと震えますね。
奥に目視用の丸窓が設けてある。
蒸気機関車は機能美に溢れていて素敵だなぁ♪
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