みなさまごきげんよう。
GWもやっと明けてくれたのでスポークの製作計画を進めるべく、
スプールハブにベアリングを圧入したりしつつ(曲がってるように見えるのは影のマジック)。
ずっとこねくり回してきた燃料タンクの作り直し。
一体いつまで続けるのかと思われるかもしれないけれど。
前回はかなりの修正を加えて、思っているような形状に近づけていった。
今回はその修正を最小限にとどめるべく作り直す。
寸法的な修正はともかく、パテや半田でしか実現できない整形と、予め板金で片付けておく整形。
これらをしっかり役割分担して形作っていくことにする。
寸法としては高さを5mm増すのと、長さの微調整。
ピチピチに作っていたトンネルはやや大きめにする。
前回のタンクはベアメタルで見せるという都合上、全て半田で整形したのだけれど
そのお陰で鑢目が光って叩くべきラインが非常にわかり易くなっていたのは幸いだった。
後々の整形作業を助けるように、ベースを叩く。
刻みを入れる箇所もRをつける箇所も、いい加減理解できている。
ほぼ全てのRは叩き直してあるのだけれど、そうすると当然切り口が合わなくなる。
ので、20mm真ん中を抜いて、あとで5mmの板を継いで左右を合わせる。
と、いうのもセンター割りにすると真ん中の継ぎ目が整形時に微妙に邪魔だったから。
そんなものセンターを凹ませればいいいじゃないかという話ではあるのだけれども、
この辺は手法や道具の違いであると思う。
前と同じ切り口で作っていくことも可能ではあるのだけれど、
自分の中で新しいというか別のやり方にも挑戦してみたい。
そのお陰で鉄板を叩きまわしているときはザラついた気持ちになるけれど、
ほんの僅かでも良くしたい。
時間が長大にかかってしまっていることを憂いても仕方がない。
かけてきた時間をしっかり生かす。
それしかない。
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