2018年11月23日金曜日

ひきずり。


みなさまごきげんよう。


先日、田舎のチョッパー屋としては珍しい車両が飛び込みで入庫してきまして

ヤマハのスポーツバイクであるFZ1 FAZERという車両で

フェーザーといえばFZ250というタイムスリッパーな私からすると初めて見るバイクです。


そしてコレはその中でもオプションパッケージのGTで

なんやかんやで珍しいオートバイが入庫してくるのが不思議でならない感じです。


で、ベルリンガーの対向6ピストンキャリパーにブレンボのローターと

どエラいブレーキがインストールされているのですが、

これが引きずり気味でタイヤが空転しないというお話です。

まぁここら辺の不具合の相場は決まっていますので高級ブレーキにビビらず

ササっと預かってプリっと直してシャクっとお返しする事にしました( ´∀`)


で、不具合の原因は予想通りにてキャリパーのセンターが出ておらず

ピストンの出方が不均等でして

尚且つ右のキャリパーは外側のピストン3個の動きが悪く

片押し状態になってフローティングディスクを常に押してしまっている状態でした。


ピストンを揉み出ししてあげまして、6つのピストンの動きを揃えてあげましたら

右側2.0mmに左側1.5mmそれぞれキャリパーをオフセットさせまして

両側のピストンが均等に出てくるようにセンターを出せば問題は解決しました( ´∀`)


ブレーキですからきちんと走らせてチェックしつつパッドの当たりも出しておきました。

それにしてもローター取り付け部分は凄く肉が抜いてありますしハブも小さく

ぶっといアクスルシャフトは中空だったりと今のバイクはスゲーですね。

こういったブレーキ関係は基本的にポン付けでも付いてしまいますが

センター出しに関しては目見当で行わず

キャリパーの合わせ目の線で合わせる事も多いかと思いますが、

何度もシムで調整してピストンが出る量が均等になるように揃えてあげた方が

より確実かと思います。


役得という感じで試乗させて頂きまして。

因みに試乗が楽しくないと言えば大嘘になりますが

別に遊んでいるわけではなく特にブレーキや足回り、タイヤ等はきちんと走らせて

不具合が無いか必ず確認するのが当方のポリシーですので

そこの所はご承知頂けましたら幸いです。

それにしてもこのFZ1というオートバイ

ものすごいトルクがフラットに絞り出されているうえに

ハンドリングが素直で車体のデカさを感じさせないのは凄いですね。

同じように速度感も感じ難いので気がつくと吹っ飛んでいるかもしれませんが( ´∀`)

こりゃぶっ飛ばしてる新型の大型バイクが多いのも頷けます。

今時のバイクに触れまして色々と勉強になる修理でした。

ところで

相変わらず重整備車両、ライトカスタムにフルカスタム車両がパンパンでして

ご予約も2月あたりまで埋まり始めておりますので

今回のような軽作業は随時対応可能ですが、時間のかかりそうな作業をご希望の場合

お早めにご相談ご予約のほど宜しくお願い致します。

尚、お待たせしております皆様におかれましては今しばらくお時間くださいませ。




それではごきげんよう♪





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