2017年11月4日土曜日

防錆とパテそして横浜。



みなさごきげんよう♪

目下全速で改造のビラーゴ750。


テールカウルの溶接ビードを綺麗に研磨したり

電装ボックスに縁をつけたり、バッテリーの固定用部材を製作したりと金属加工が進みまして。


シートカウルの縁は鉄板切りっ放しでは強度的にも見た目的にもよろしくありませんので

縁に丸棒を溶接していきます。

ここは鉄板と丸棒の重ね合わせ方、溶加棒の入れ具合がポイントですね。

鉄板の端を溶かし落とさないように、尚且つ裏波を出しながら歪まないように溶接します。


ビードを綺麗に均しますれば、綺麗に全周厚みと強度の増し見た目にも美しい状態になります。

覗き込まなければわからないですが、オーナー様は磨く度に手を入れたり眺めたりする訳ですから

所有感が増すこういう所は大事ですね。


電装ボックスのマウントも溶接しまして防錆塗装を施します。


シートベース等も組み合わせて一旦仮組みして

スムーズに脱着出来るか、所定の位置に固定できているかを確認しておきます。


ほぼほぼパテ修正無しでいけそうですね。


仮組み、確認を終えたら防錆塗装を足付けして一足先にサフを入れておきます。


タンクの方はその他の作業の合間合間にひたすらパテ処理していきまして、

現在ほぼ終了という状態です。

アルミ粉とファイバーが混入された非常に高強度なパテですが

迷彩柄の如くなっているのは、巣穴を作らないように薄く幾度も重ねてパテを入れていく為です。

タンクのパテが大方終了しましたら、サフを入れて他の外装と共に小さな直しを入れていき

サイドサフ入れ、サフ研ぎでようやくペイントといった具合ですね。




さて、車両製作は順調に進んでおりますが、

先だってお知らせさせて頂きました事由により色々と検討を重ねました結果

オーナー様および主催者様にも了解を得たうえで

12月3日の横浜ホットロッドカスタムショーへの出展を断念する事と致しました。

ギリギリまで決断を引き伸ばしておりましたが、イベント1ヶ月前という事で

これ以上は他方に多大なご迷惑をおかけする事になると考えての決定です。

快諾頂きましたオーナー様、主催者様には感謝の念しかありません。

出展を楽しみにして頂いておりました皆様におかれましては

大変申し訳御座いませんがご理解の程宜しくお願い致します。


ロッドショーへの出展は断念する事になりましたが、

これまでと変わらず良いバイクを作り上げるべく、ペースは落とさず製作に励むつもりです。

次回は外装の仕上げ、フレームの仕上げに足回りのセットアップと進めていきたいと思います♪


それではひとまずごきげんよう!