みなさまおはようございます。
さて11月に入りましたね・・・・・いよいよ本気であと1ヶ月でございます。
製作記はどーしたってトコですが、バイクは極めて順調に進んでおります(今日雨で外に出せないケド)。
今は作業の合間合間に他の雑多な作業を突っ込んでいるので話がまとまらないんですね。
と、いうワケでちょっとエッチな写真でも眺めて・・・・・・・
銀のバイクを見せられ続けて疲れた目を癒してくださいw
もう眺めているダケで酒が呑めるレベル。
走って楽しいのはバイクや車なんだから当たり前で、
それはワケのわからんスクーターやら
理想とは程遠いボロい軽四のエンジンを初めてかけたあの頃からみんな知ってる。
でもある時それだけでは我慢ができなくなって、
なんていうのかな、誇りが欲しくなる。
デュースでもないしマーキュリーでもないけど
「あのポンコツいつ捨てるんだ」と言われていた自分の車を仕上げるのに、
10年以上かかった。
その10年の大半は技術がないとか設備がないとかの言い訳みたいな期間だったと思う。
当然苦しみもあったし、納得できなくてやり直しも何度もした。
最後はダラダラとした感覚を排除して、本当に没頭したものだった。
苦しいこともたくさんあったけれども、完成して火を入れたあの瞬間・・・・
ギアを1速に入れてタイヤが転がりだしたあの瞬間・・・・
あの感覚はやっぱり忘れられないし、あの頃から覚えている感動に近いものだ。
それはカブでもお客さんの車両でも同じで必ずある。
禁欲的に取り組んでるとかバイクを苦しみながら作ってるとか言われる事があるけれど、
それはちょっとちがう。
確かに苦しんだり悩んだりもするけれど。
ちゃんと達成感はあるし喜びも毎日ある。
ただ、辿り着くまでは手放しで喜べないし、すぐまた次の困難がやってくるから気は抜けない。
相手は自分だから尚更手も抜けない。
確かに苦しんだり悩んだりもするけれど、
そんなことは本当はどうでもいいし大変だとは思わない。
最後に笑えるかどうかだと思う。
そして10年後もまた笑えるかだとも思う。
山に登った感想が「大変だった」とか「苦労した」なワケない。
苦労や努力は当然あるけど、そんなことは相殺してありあまる感動しかないはずだ。
ヘリで頂上を目指す者が、徒歩で山を登る者を見下ろせば大変そうに見えるかもしれない。
でもその大変そうな感じは未来とか希望とか夢に満ち溢れていると思う。
こういう車両で走れたら楽しいだろうなぁ。
誇りだろうなぁ。
いいなぁ。
楽々作れる車両じゃないのは見ればわかるけど、
「作るの大変そうだ」とか「苦労しただろうな」なんて事じゃなくて。
ほんとにイイよね!
話は変わるようで変わりませんが・・・・
さて今日も銀のバイクをいじくろう。
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