大砲がある。
被弾している。
生々しい傷跡。
全体に厚くペンキで塗られていて、それを疑問に思っていた。
痛々しい弾痕。
ペンキで塗らずに、元のままで良かったのではないかと思ったのだけれど、
敢えてペンキで封印したのではないか。
そんな気がする。
だんだんと言葉が失われていく・・・・・・・
もうひとつの大砲。
木のホイール。
こちらも凄まじいダメージ。
これをこれだけ破壊する弾が飛び交っている。
全弾を撃ち尽くして砲とその運命を共に・・・・・・・
ただ英霊に鎮魂の祈りを捧ぐ。
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