細くなったナックルでしてパーツ的にも寸法的にもこういう引き算の改造が好きです。
引き算は基本的にトータルで引きまくっていかないといけないわけで
必然的に手数は多くなりますが、やった感少なくシンプルにまとまりますね。
勿論、プラスの美学的なものもありますから要は匙加減だと思いますが( ´∀`)
30sのFORDか何かのスペアタイヤカバーかな。
こういう流用技を最初に思いついた人は大したものですね。
良いものが中々少なく、プラッチックばっかりになってしまった現代の車からも
何か流用できたりするかもしれませんから目は離せませんね。
使えるワケねーだろ!と片付けてしまえばそれで終わりです。
タンクも綺麗に細くなってて素敵です。
この辺の年式のタンクは本当に綺麗な形で
何とも目に優しいですな。
水面下で足をバタバタさせる水鳥の如く裏側でヘッドを避けてるところもイイ。
何となく付いてしまうサドルシートもビシッとキメるにはセンス要りますねぇ。
バネが樽型になってなくて線径も太い感じで
見た目だけでなくクッションも良さそうに思いました。
マグの蓋はフィンが立ってて、別に冷却が必要ってワケではないと思いますが
フィンに関しては有効な足し算って感じです( ´∀`)
車体全体にフィンとかはダメですが(そんな事誰もしないですが
サラッとしてて良いなと言うかやっぱりこういうのは飽きない感じです。
30sと思しきナックルですがあんまりイヤミな感じがしなくて
B級とかじゃなく高級っていう感じです。
で、高級とか何級とかは置いておいて先のナックルと同じく細めにボバった感じですが
こういう風にしていく場合純正のサドルシートはデカすぎるよなって感じで
でもポゴスティックの快適性は捨て難いみたいな雰囲気になるのですが
こちらはそこらへんも生かしてこぢんまりとまとまっていて
クッション付き快適シートでこういう雰囲気にしたい場合参考になります。
こういう素敵系のノブみたいなのもちょろっと使うのは良い足し算ですね。
車体全体にノブとか(以下略
そしてフロントエンドはVARDのテレスコピックフォークで
インラインだとネック描くの都合上どうしてもフロントが詰まってしまいますが
オフセットになるとスッキリして細身大径なタイヤがよく似合うようになりますね。
そもそもスピードパーツなので見た目どうこうは関係ない話なのですが
やっぱりスピードに取り憑かれたバイクや部品は魅力的です。
ライザーの巨大な六角はどうなってるのか気になります。
ヘッドライトに半分被るバイザーも気になりますね( ´∀`)
片方をオイルタンクにする事でシート下はスッキリ。
仰々しいオイルホースがのたうっていないのでスマートですし
ヤレた純正と思しきグラフィックも渋いですね。
で、これまたナックルで全体的にかなり綺麗に仕上げてありました。
リプレイスのVARDフォークでロング仕様を別注したらしく。
アウターも長くてストレートです。
スイッチも生かしてあるハマータンク。
こういうスタンスの車両の場合はハイマウントにしなかったのは正解な気がしますね。
シートは畝ったステッチにフリンジ。
恐らくですがシート下にバネがあってフリンジで隠してる感じです。
二本真ん中通しのマフラーもツールボックスマウントを隠す感じで
フレームを極力切り刻まないように配慮されている気がしました。
気がするだけです。
それにしても、もしナックルというベースを与えられたらどうするか
ついつい色々考えてしまいますね( ´∀`)
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