2019年1月7日月曜日

HOT ROD CUSTOM SHOW 2018 #23





エストレヤベースのカフェ仕様と言えばそれまでですが

フレームの形状がややこしいエストレヤを敢えてベースに選んだ感じで

シートレールが真っ直ぐな250TRのフレームをベースにした方が簡単にいけそうなんですが

リアまわりをバッサリ切り落としてモノサス化されています。



バッサリというかモノサスのアッパーマウントの為に

シートレール下のフレームは一旦一本にまとめるようになっていて


それによって生まれた空間にマフラーが通してあったりして

早い話がかなりトータルでまとめてあって気合い入っています( ´∀`)

モノサス化するだけでなくスイングアームにキチンと補強も入っていますし

あんまりわかりやすい改造ではありませんが、そこが素敵ですね。


純正で斜めに立ち上がるハンドルポストは曲者ですが

それを逆手にとってカバーを作ってツノみたいにしてあったりして

エストレヤベースである事を感じさせます。

セパハン化して変にハンドルポストが残る車種に対して

これはエストレヤならではの良いアイディアですね。


何故かフレームに渦巻き型のホーンが装着されていて勿体ない気がしましたが

やり過ぎになりがちな250ccクラスでありながら手数の多さと寸止め所が良かったです。



ボバーテイストのモデルKでこれはSWINGのバイクですね。

WL調のリジッドにしてあったりしてエンジンの背が低いのを活用した感じです。


タンクを分割して前1/4くらいがオイルタンクになってる。

この位置にオイルタンク持ってくると冷却の面で有利っぽいです( ´∀`)

ホースのクランプはバンドよりステップレスイヤークランプの方が雰囲気かも知れません

(個人的な勝手な意見です)


分割ライザーに綺麗なRのハンドルにカニ足風のライザーで

多分作ってるんだと思いますが丁寧な仕事ですね( ´∀`)


この表面処理いいなぁ。


造形されたブレーキアームも凝った形状。

ブレーキロッドはドラムの留めを避ける為に曲げてあるみたいでギリギリを通ってる。


33.4フォークに片ハブドラム。


Kもベースとしてチャレンジしてみたい一台で

フレームワークとか考えてるとワクワクしますね♪


4速フレームをベースにしてネックを前に出しつつ寝かせてあると思われ

ピーナッツタンクが小ぶりなのでストレッチ感が2割増しくらいに感じますね。

CRIBさんはエボスポの時もそうですが

マフラーの取り回しとかを上手く使ってサス付きフレームの隙間埋めをこなしますね。


タンクとフェンダーがフレームにくっついてる。

ピーナッツタンクとセットになりがちな細いフェンダーでなく

幅があって被りが深いのはサスがストロークする為ですね。


キャンディーというのかな。こういう下地に何かあるような塗装もいいなと。

2号機のね、色を色々と考えているもので( ´∀`)


サスのスタッドとフレームに一体化したフェンダーの図で

フェンダーをくっつけるとなると、ここの処理がキモになりますね。


ピーナッツくっつけは昨年夏に私も施工しましたが

ピーナッツタンクは底面まで丸っこいので意外と手間がかかったりします。


水中花みたいになってますね。

四角く区切って樹脂を流すのではなくて

暗い色をベースにして切れ目が無いようにしてあるので不思議な感じを醸し出していて

これも表現技法のひとつとしてアリな感じです。