2015年3月27日金曜日

’78SHOVEL。


みなさまごきげんよう♪


’78ショベルです。

リアブレーキの引きずりでおいでませですが・・・・・・

修理に出しても全く直らないとのこと。



なるほどバナナキャリパーですね。

逆付けなのでガタ止めのステーやらバネは取り付けられていない状態。

キャリパーはOH済みらしいのですが、ブレーキまわりはチンチンに熱くなってます・・

ガタも大。


フロントもバナナ。

こちらもかなりガタが酷い。


以前にマスターのキャップが吹っ飛んだらしいです。


ペダルも穴が楕円に変形してガタガタ。

ピボットのシャフトもプレートとの勘合が痩せてガタガタ。

マフラーがストッパーになってしまっています。

マスターも漏れてますね。

リターンポートの詰まりやピストンの戻り不良を見ますが、ここはセーフ。

まぁ花びらリングの磨耗だろうと思いつつキャリパーを割ってみます。


パッドピンの穴が変形してしまっていますね・・・


こっちも・・・


早い話が全部ダメです。


フロントのここに至っては割れてしまっていますね。

ボディの打痕からして、パッドも相当暴れている様子です。

キャリパー本体がこの状態となると・・・・ブッシュ打ち換えやマウントピン交換どころではない。

ローターも歪んでいました。

要因が多すぎて・・・・・とにかくブレーキシステム全部ダメ!が原因です。


バナナキャリパーは好きだけど、もうブレーキに不安を抱きながら乗るのは嫌だとのことで・・

数パターンある修理方法から選ばれたのは、ブレーキまわり全部交換でした。



4速フレームのショベル・・・・いいベースだからコテンパンにいじりたいところですが。

まずはオートバイとしてちゃんとした状態に戻しましょう♪



と、いうことで他の気になるところも含めて直していきます。