みなさまごきげんよう。
相変わらず黒く塗られたエンジンとの格闘です。
別にフルポリッシュの綺麗なエンジンを目指すわけではないのです。
愛情の感じられるエンジンにしたい。
右サイド。
ここは鋳肌が粗いうえに複雑な形状・・・・・
そしてプッシュロッドが通っている。
汚れと腐食と塗膜でかなり苦労しそうですね。
実際・・・・・・苦労します。
リアバンク
完。
続いてフロントも。
執念では絶対に負けん。
できました。
落としきれていない部分も勿論ありますが、細かいところはボチボチやっていきます。
これでプロジェクトスタートできる状態になりました。
販売車両ですから当然コストをかけないように考えなくてはいけませんが・・・・
このようなエンジンの場合はコスト高になってしまいますね。
今回エンジンを綺麗にしたのは、汚いエンジンが可愛そうだったからです。
OHを伴うのであれば清掃も同時進行で良いのでしょうが、
分解は避けたかったので組んだまま清掃しました。
汚いエンジンでも、誰かが綺麗にすればこれからは綺麗なエンジンとして生きていけますね。
オーナーになる人もエンジンも気持ちいいはずです。
ではその為に今回の清掃にかかったコストを車両価格に反映するかといえば・・・・
それはしません。
車両解体時をスタート地点としなかったのはその為です。
こういうベース車を選んだのは私ですから。
青いとか臭いとかあるかもしれませんが、まぁ気持ちの問題ですよね。
これから製作記を記していきますが、これはまだ見ぬオーナーへの手紙みたいなものだと。
そう思っています。
そんなわけで、現在入庫車両があるのとコウバの電源関係の手直しがありますので・・・
着手はキリのいい4月1日とします。
オーナー様は随時募集中ですよ♪
宜しくお願い致します。
。
。
。