栄一二型エンジン。
零戦二一型のエンジンですね。
里帰りを果たした零戦は二二型。
本来は栄二一型エンジンのはずですが、これも歴史の一端なのでしょう。
現在は飛行に向けて組み立てとメンテナンスが行われているようです。
なんと美しいフィンの流れ。
破損したロッカーカバーからロッカーアームとバルブスプリングのリテーナーを覗く。
オイルは外から圧送なんですね。
絡みつくような導風板にビッシリと刻まれた細かい冷却フィン。
最中合わせの排気管。
空気抵抗低減の努力が凄まじい。
この部分は水没していたのかな。
美しい。
このリンクいい形だなぁ。
細かい部分までクラウンナットを用いている。
美しいフィンを隠す導風板がこれまた美しい。
吸気ポートとプラグホール。
こちら側はフィンの破断や部品の欠損が激しい。
鋭い。
長年にわたって目標を達成して、そしてまた次のステップへ・・・・情熱や根性そして努力。
諦めずにひたすら前進し続ける。
今回のOFF LINEをはじめ、ここポートメッセで同時開催された展示に総じて言えることだと思う。
大変刺激を受けました。
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