2017年3月8日水曜日

4速スポーツのミッション。


みなさまごきげんよう♪

ミッションが粉砕してしまった4速スポーツスターの修理です。


マイナス0.020インチのシフトフォークがようやく届きまして一気に組んでいきます。

これによりカウンター2速と3速ギアのクリアランスが適正になりましたので

それによって変化してくる1速と2速ギアのクリアランスもシムを組み替えて再設定していきます。


各ギア間のクリアランス規正を終えましたら、ミッション一式をクランクケースに組みまして・・

メイン&カウンターシャフトのエンドプレイを規定値内に設定していきます。

いちいちアクセスカバーをこじって外すのが若干面倒ですが、

このクリアランスとエンドプレイの設定が全てですから手は抜けません。


全ての調整が完了しましたら、メインシャフトオイルシールを打ち込んでミッションはOKですね。


アクセスカバーのボルトは一本だけ短いので注意が必要です。


プライマリーチェーンテンショナーのパッドもこの際なので新品交換しておきます。


結局のところ、ミッションアッセンブリー交換にギア4枚交換、ベアリング類総入れ替えになりまして。

以前に組まれて間もないこともありミッション本体のベアリング類が無事だったのは幸いですが・・・

ギアやシャフト類まで交換することになるとコスト的に結構大変な事になります。


破壊して外したナットも交換しまして無事に組み上げ終了。


あとはひたすら走り込みですね。


このスペックですとミッションは'87以降のクロスミッションが合っているようです。

加えてアンドリュースのギアはドグ部の切削に工夫があってより送り込みやすくなっています。

4速スポーツの場合は意外とクラッチワークも重要で、特にエンジンブレーキ時や

もう一速下げるか粘らせるか微妙な段階では、バックトルクをある程度押さえ込む意味でも

クラッチである程度誤魔化しつつ走らせるのが良いと思います。


トラクションをかけていく際も同様に、良いギアにハマらない時はクラッチワークでカバーすべきですね。

こういうバイクと乗り手の「噛み合い」が楽しめるのも4速スポーツの醍醐味です♪


もう少し走り込んでからお渡ししたいとおもいます。

それではみなさまごきげんよう!






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