みなさまごきげんよう。
世の中には色々なバイクがあるもので、こんなバイク全然知りませんでした。
JAWA(ヤワ)500 OHC。
チェコスロバキアのバイクです。
チェコといえばタトラやシュコダといったメーカーやボヘミアングラスが有名ですが・・・
とにかく産業大国ですね。
本来はこういうバイクみたい。
角パイプフレーム。
東側諸国は産業発展の為にもコストに寛容な為か先進的で耐久性のある、
あるいは独創的な車両が作られることが多いですね。
マグネシウムのカバー。
キャブはシングルで、オイルタンクの真ん中にエアクリーナがある様子。
バンドの形状がいいなぁ。
こういう部品も結合部以外はバンドで締めてある。
かなり整然と、まとまりのある作り。
オイルポンプ部がシャフトの駆動を兼ねてるのかな。
ベベルギア駆動。
美しい造形のヘッド。
プランジャーサスペンションのようで。
アブソーバーで減衰も行っている。
伸び側のストロークはバネを引くようになるのかな。
リベット締めのスプロケット。
深いフィンのドラム。
ハブのギザギザはスポークを受ける為。
本来はこういうカバーがつくみたいです。
鉄アウターのボトムチューブ。
メーターギアの駆動部?も丁寧な作り。
バックステップになっているので、ペダルは新造されている。
マフラーはホンダの。
こういうところは鋳物をザックリ切削。
プレスでメーカーロゴを・・・・・・
いやはやものすごい車両を見させてもらいました。
フェンダーなんかもズッシリ重くて、耐用年数の想定が根本的に違う。
日本車が発展段階で捨ててきた多くのものが、こういった車両にはしっかり在るんですよね。
東側諸国では未だにそういう車両を実直に造っていたりするので大変魅力的であります。
。
。
。