2013年11月17日日曜日

スポーツスタータンクの考察


やぁ。


今日は相変わらずスポーツスタータンクの話。


少しは修正をかけて、それでもジュンとこないタンク。

ポイントは2つ。

消失してしまうエンドのラインと底。


普通のスポーツスタータンクを載っけて見てみるとよくわかるんだけれど。

底が捲れたように見えるし、タンクは勾玉のようだ。

これを「ある程度」だけど解消していったのが今のタンク。


こうして純正位置に置くと、件のポイントが全く気にならなくなる。

タンクはスポタンの形に戻ってる。

この、前を下げるっていうのがひとつの解決策。

もうひとつは、新世代スポタンのように底を丸めること。

そうすると切断面が曖昧になって、微妙に面を変えながら片付けることが出来る。


でも今回の挑戦は、底は切りっぱなしでハイマウントだから、

その解決法は使えない。



ほんとによく出来てるタンク。

先端がまっ平らなのも、横から見た時にデコッパチにならないため。


デコの大きなRと、側面の小さなRがキャップ周りの平面のところで混ざる。

その造形としてはかなり歪なんだけれど、狙ってやってるのか調和は取れてる。


ぐっと絞りこまれたように見えるけど、実際は底面と上面の幅は同じくらい。

先端の傾斜角でそう見せてる。


こういうRは綺麗に繋がっていなくて


全体としては角ばっている。



でも横から見た時の丸さ。

そしてもうひとつ秀逸なのが後端の「段」

背中のラインがシートへ繋がっていくようになってる。

だからスポタンの後ろ側のトンネルは、ノートンネルに近いくらい浅い。


エボスポの場合、このタンクの背面の流れに合わせてフレームが作られてる。

だからシートレールが水平になってる。

元々、ハマータンクを他車に流用していたのと違って、フレームをタンクに合わせてある。


タンクありきのフレームワークなんだ。


コウバチョッパーみていにメインチューブとシートレールが一直線だと、それがよくわかる。


ではコウバチョッパーのタンク後端がどういうことになっているかというと。

段が無くてフレームに吸い込まれるように消えていってる。

シートの薄さもあるのだけれど

あの段を作るにはメインチューブが高すぎるのと、おまけに太すぎる。

このメインチューブの高さと太さが特に難しい。

ただ、ベースとして自らエボスポを選んだわけだから、別に言い訳はしないし

それが自分にとっての挑戦だと思う。


タンクの造形としては、この角度。

つまりスポーツスタータンクが最も美しく見える角度からの眺めを踏襲する。


珍しくいっぱい書いたけど、

どこが変わったのかとか、何が気に入らないのかくらいは明確にしておこうかと。


間違い探し。



あまり変わってない作業写真をそう呼んでるけど



ほんとうは実作業こそが間違い探しなのかもしれない。



これまで自分の間違いもよく見てきた。



間違いがわかるっていうことは、正しいこともわかるはずだ。



まぁ間違いが間違ってるかもしれないけどねwwwwww







アディ押忍!