やぁ。
今日は相変わらずスポーツスタータンクの話。
少しは修正をかけて、それでもジュンとこないタンク。
ポイントは2つ。
消失してしまうエンドのラインと底。
普通のスポーツスタータンクを載っけて見てみるとよくわかるんだけれど。
底が捲れたように見えるし、タンクは勾玉のようだ。
これを「ある程度」だけど解消していったのが今のタンク。
こうして純正位置に置くと、件のポイントが全く気にならなくなる。
タンクはスポタンの形に戻ってる。
この、前を下げるっていうのがひとつの解決策。
もうひとつは、新世代スポタンのように底を丸めること。
そうすると切断面が曖昧になって、微妙に面を変えながら片付けることが出来る。
でも今回の挑戦は、底は切りっぱなしでハイマウントだから、
その解決法は使えない。
ほんとによく出来てるタンク。
先端がまっ平らなのも、横から見た時にデコッパチにならないため。
デコの大きなRと、側面の小さなRがキャップ周りの平面のところで混ざる。
その造形としてはかなり歪なんだけれど、狙ってやってるのか調和は取れてる。
ぐっと絞りこまれたように見えるけど、実際は底面と上面の幅は同じくらい。
先端の傾斜角でそう見せてる。
こういうRは綺麗に繋がっていなくて
全体としては角ばっている。
でも横から見た時の丸さ。
そしてもうひとつ秀逸なのが後端の「段」
背中のラインがシートへ繋がっていくようになってる。
だからスポタンの後ろ側のトンネルは、ノートンネルに近いくらい浅い。
エボスポの場合、このタンクの背面の流れに合わせてフレームが作られてる。
だからシートレールが水平になってる。
元々、ハマータンクを他車に流用していたのと違って、フレームをタンクに合わせてある。
タンクありきのフレームワークなんだ。
コウバチョッパーみていにメインチューブとシートレールが一直線だと、それがよくわかる。
ではコウバチョッパーのタンク後端がどういうことになっているかというと。
段が無くてフレームに吸い込まれるように消えていってる。
シートの薄さもあるのだけれど
あの段を作るにはメインチューブが高すぎるのと、おまけに太すぎる。
このメインチューブの高さと太さが特に難しい。
ただ、ベースとして自らエボスポを選んだわけだから、別に言い訳はしないし
それが自分にとっての挑戦だと思う。
タンクの造形としては、この角度。
つまりスポーツスタータンクが最も美しく見える角度からの眺めを踏襲する。
珍しくいっぱい書いたけど、
どこが変わったのかとか、何が気に入らないのかくらいは明確にしておこうかと。
間違い探し。
あまり変わってない作業写真をそう呼んでるけど
ほんとうは実作業こそが間違い探しなのかもしれない。
これまで自分の間違いもよく見てきた。
間違いがわかるっていうことは、正しいこともわかるはずだ。
まぁ間違いが間違ってるかもしれないけどねwwwwww
アディ押忍!
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