遠目に見てオッ!ACEのバイク( ´∀`)とわかるACEのアイアン。
往年のACEと違ってどこかサラサラっとした印象を受けますが
41のアウターにハンバーガードラムという組み合わせながら
フェンダーマウントを利用してアンカーボルトを奥に追いやり
ケーブルのガイドを出来るだけフォークに寄せる事で
ワイヤーの向きに無理が出ないようにしてあったりして細かい作りです。
サイズ感的には小さいのですが、外装を細く小さくする事で下半身がしっかり見えるので
逆に大きく見えると言うかボリューミーです( ´∀`)
ナローな41はカバー付き。
ハンドル立ち上がり部分のRはVLとかみたいにせずにサラッとしていますが
溶接ビードなんかは丁寧に整形されております。
41ナローのこのマッチョ感はオールドレーサーな雰囲気にはよくマッチしていて
実際剛性も高いので幅が広めのハンドルと相まって乗りやすそうです( ´∀`)
タンクはXR調で造形的にはかなりシンプルで
幅広に見える形状ですがヘッドの幅を考えれば十分にスリムで小ぶりですね。
デロルトポンパーにマグネトー点火。
タンクロゴは筆記体Sportsterをショート化してSportyに。
デロルトのこのキャブはアイアンとのマッチングも良くて
マグでもブリンと始動できちゃったりして優秀ですが
唯一スロットルケーブルの取り出しが真上になっているのが
スリムでタンクを沈めたスタイルにする時に非常に邪魔になって
この車両でもギリギリタンクでケーブルを押さえて何とか収まっています。
しかしながらこの状態だとケーブルが勝手にどこかに引っかかって
ケーブルがスッポ抜けてスロットルが戻らなくなったりするのを防げる感じです。
スミスのDシェイプ。
差し込み式のボルトオンハードテールで固定ボルトは頭を削っていると見えて
シート表皮を留めるネジもマイナス頭だったり
こういうディテールメイクは昔っからツボです。
シートカウルは後ろを少しだけ跳ね上げたりしない方向でサラッとしていました。
Kフレームでボルトオンリジッドにするとフレームとレッグの角度差が大きくなり
フレームが急激に折れるようになってしまいますが、
このシートカウルで処理する手法はそこの所を視覚的に潰すには効果的だと思います。
偶然にもお隣には33.4フォークにハンバーガードラムの車両がおられて
フォークの太さの違いやハンバーガードラムのアームやワイヤーの角度とか
違いが比較できる状態でした( ´∀`)
スプリンガーもハンドルもワイドなパンのチョッパーです。
前出のアイアンがギュギュギュッと詰まったバイクであるのに対して
こちらはバーンとワイドですがぶっといというワケではなくて
ワイドさが細さを演出していてやっぱり見せ方は色々だなってなところです。
ハンドルを逆切りで駐車できるのがロングフォークの特権と言いますか
こういうバイクはやっぱりハンドル逆切り駐車がカッコよろしいです( ´∀`)
と、言いますのも私はハンドルを目一杯左に切って停めるのがどうにも嫌いで
ロングフォークなバイクに乗るまではハンドルは真直ぐで駐車したく
でもハンドルロックは使いたい気分だったりして
ハンドルロックが左、右、中立と3箇所設定してくれたらTPOに応じて使い分けができて
よりユーザーの愉しみが増えると思いますが各メーカー様如何でしょう
まぁハンドルを切る方向を使い分けるTPOって何やねんっていう話ですが。
ヴィンテージなヘッドランプにスプリングの上の玉とETCアンテナの対比がリアルです。
私のバイクにはETC車載器はおろかアンテナすら設置するスペースが無く
いっそ身体にETCを埋め込んでしまいたい気分です( ´∀`)
リアは18インチでサラピンのタイヤが眩しく
リジッドフレームですがリブフェンダーは少し浮かせてマウントされていて
リア18はこういうクリアランスの取り方の面で懐が深いです。
そしてこのフェンダーにビーハイブテールは珍しい組み合わせですね( ´∀`)
フロントカチアゲの定番的チョッパーですが
タンクがバナナタンクであるところが他とは違う雰囲気で良いなと思った次第です。
実際容量的な事もあり、定番のピーナッツやマスタングに対して
ゴキタンやバナナといったちょっと丸長いタンクを使うというのは
機会があればちょっとやってみたいなと思っていたりしたのでした。
前側のマウントはフレームのタブを利用して取り付けてあって
縦方向にフレームに穴を開けずに済むと共に、
タンクを良い位置に持って行っているみたいです。
パンのロッカーカバーも色々な種類がありますねぇ。
座繰り穴に6角穴付きボルトで締め付け強度が高そうで
車のオイルパンに補強でかましてある下駄みたいに
エンジン剛性のアップとかにもなるのでしょうか( ´∀`)
放熱の意味合いもあるかもしれなくて、知らんけどホットな匂いのパーツです。
角度によってはモロに逆光な時間帯になってきて焦ります。
それにしても背後に写り込む車両達を見ても
このラインナップの豊富さがオフラインならではだなと思いました。
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