気持ちよく前が上がったアイアンで、
メーターとかウインカー、フェンダーが純正なところもツボります( ´∀`)
もちろん色々スッキリさせてバリッとキメるのも好きなんですが
純正外装を尊重して角度とかバランス勝負に出るというのも一興で
まぁ人の好き好きで色々あって楽しいです。
良い色のAMFレインボーで、この塗色だからこそこのスタイルなのかもしれませんね。
通称はレインボーなわけですが別に虹色なわけではなく
ベース色に合わせた色彩で非常に計算されていて
HD社はさり気なく色のセンスが良いですね。
単なる通りがかりの不審者にはオリジナルペイントなのかは知る由もありませんが( ´∀`)
フェンダーの具合も良くて、被りが浅めで軽い感じがイカしてます( ´∀`)
因みにフェンダーカットは定番の手法ではありますが
16インチ対応のエボスポーツやFX系の場合は
尻をカットするだけでなく厚みも調整してやるのがベターだと思います。
キジマの90度に折れる燃料フィルターが装着されていて
こういうやり方はホースが急角度で曲がらないので劣化に強くなりますね。
ブレーキペダルはステップの固定部を兼ねたブロックを介してワイヤー引きになっていて
凝った作りです。
因みに細かい事ですがブレーキスイッチのバネが外れてしまっているようでした。
ウイッシュボーンフレームにワイドグライドな41で前を上げたアーリーで
こちらもスキニーな車体にワイドめなハンドルというセットアップでした。
バネ入りのシートですが、
私は長年このシートのクッションはどうなっているのか気になっていましたが
どうやら特別な機構は無くてシートがしなる分だけ
フワフワと動くようになっているらしいです。
フェンダーに干渉しても擦れないようにか、
チップウレタンシマットが裏に貼ってありました。
定番的セットアップですが、奇をてらったところがなくて綺麗にまとめてあるので
長いこと飽きずに乗れるなっていう感じで
ジャンルとかスタイルとかは色々ありますが
バイクがキマッていてサラッとカッコよく乗りこなしてれば
それがカッコいいってなもんです。
こちらも41で上げたスタイルですがフロントエンドは比較的高年式のディスクで
リアは丸スイングアームで長いショックを使いながら落としてありました。
フェンダーのカット具合が非常に上手です。
ストラットに対してフェンダー下部のアーチが合っていないのですが
実はそういうトコロがミソなんですよねぇ。
モフモフのシートは後ろまでいかず、シッシーバーとの隙間は鞄で埋まってます。
フォワードコントロールでステップを上げてあるのですは
ステップ周りにはマスターシリンダーが無く
ペダルからはロッドが伸びていて一体どうなっているのか気になりましたが
ミッドステップの位置で中継して後ろにあるマスターのロッドを押しているようでした。
こういう仕様にしておけば、その気になればミッドコントロールにも移行出来て
いちいちマスターの位置や種類を変更しなくて良いですね。
本来は油圧ドラムの丸スイングアームにバナナキャリパーという組み合わせが新鮮です。
細かい事ですがバナナキャリパーにありがちな引き摺りなども無いようで
ローターのパッド当たり面が非常に綺麗できちんと整備されている様子でした( ´∀`)
こちらは33.4mmフォークで6インチオーバーくらいでしょうか。
フォークとしてはスライダーの機構も含めてかなり剛性感に劣りますが
このくらいの長さまでならそれほどヨレを気にせず乗れますね( ´∀`)
と、言いつつこちらはフォークスライダー間にブレースを入れてあって
目立たない感じにしてありますが元が元だけに結構効く改造です。
そもそもフェンダーが組んである状態が大前提の設計なので
こうやって渡しをかましておくとブッシュの寿命も長そうですよね。
ステップは前方ですがブレーキペダルは後ろ側にあって
これならブレーキング時の足の移動が後ろ向きなので
強く蹴り込みたい時なんかに膝に余裕が出来て良さそうです。
そもそもフォアコンのブレーキペダルは遠すぎなんですよねぇ。
細かい造形も綺麗にやってあります。
チェーンガードも凝った形で、シッシーバーから足を出して吊るようになっていますが
6角穴付きボルトが埋まるボスと綺麗に繋がるようにしてあったり
非常に丁寧なお仕事っぷりでした( ´∀`)
通常ならキックスタンドより前に出ちゃうステップを
マウントを工夫して制作して可能な限り手前に持ってきてあって
これもクラッチワークがしやすいようにという配慮だと思われます。
ペダルが遠かったりストロークが深いと足が攣りますからねぇ。
快適に走らせる為の工夫というか
乗り手に合わせた作りが好感度高く、走ってる感もひしひしとしていて良いですね。
良い感じのオレンジで図柄はサンセットという雰囲気で
こういう世界を描かれたタンクって素敵ですね。
尚且つ、効果的にラインを入れて丸っこいピーナッツタンクをシャープに見せています。
乗車定員の2倍の数のヘルメットがワイヤーにてロックされていました。
どこに行っても悪い奴と言うかクダラネー奴は残念ながら居て、
ヘルメットなんかの盗難もチョロちょろあるようで
同好の者の集いとは言えども
どこからか紛れ込んできた輩からは
やっぱり先ず自分で身を守らないといけませんね。
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