2019年2月2日土曜日

HOT ROD CUSTOM SHOW 2018 #33





タンクにサイドカバーからフェンダーまで一体になっているのはともかくとして

やたらとスッキリしているSR。

スッキリと見えるのはフロントアクスルがオフセットした

トレール車用のアウターを流用しているのもありますが


シートレールが立ち上がり部分からぶった切ってあって、要はフレームが少ないので

そりゃスッキリしてるわなという話です。

スイングアームのはパイプの補強を入れて、その隙間をブレーキロッドが通ってる。


果たして強度的に大丈夫なのかというところですが、

支えを失った分、エンジンサイドにサブフレームが追加されていました( ´∀`)

ボルトオンのようですがエンジンマウント近辺を始点としてあります。


サイドカバーとの繋がり方を見ても、実際サスのアッパーマウントに向かっているので

恐らくサイドカバー内にはかなりゴツいフレームが在ると思われます。


フェンダーの隙間からそのフレームがチラ見えしております。

SRは結構ネックが立っていたりして純正のフォークも短いのですが

この車両はそこら辺を上手く潰して良い感じに仕上がっているなと思いました。



同じく外装繋がりつながりで、こちらはトレイシーボディでしょうか。


タンクが細いというよりフレームにがっぽり被せるサイド部がデカくて

お陰で非常にグラマラスになってよろしい感じです。

しかし単に繋げると言っても点と点を繋ぐわけではなく難しいですね。


4本出しのマフラーともよく合っていて、何気にタンクも絞れていて

何というか女性的な美しさがあり

淡いペイントもそれを助けていると思います( ´∀`)


エキマニのフランジがカッコ良いです。


チェリアーニをスプールで。


美しいトップブリッジ。

このトップブリッジはハンドルのクランプ幅が狭いっぽくて

そりゃ皆んな好きだわなって感じです。


こういう国産旧車をサラサラっと乗るのもいいですね( ´∀`)


そしてチャリバージョンもあったりして。

キャブのとこがパフパフになってるみたいでイカします。


エボスポのリジッドフレーム車もおりました( ´∀`)

何を隠そう否、何も隠しませんが私はリジッドフレームで2号機を作るつもりで、

つもりだけならこのまま作らずに死にそうなのでボチボチ着手する決意をしまして

リジッドのスポーツには以前から非常に興味がある次第です。


ミッションと一体型のエンジンはコンパクトと言われますが

後ろ側にマウントがあるので特にリジッドフレームにするとシート下が狭くなり

やはりと言いますかこの車両もバッテリーはフェンダー前に置かれています。

というかここに無駄な空間が出来るくらいならこうして埋めてしまった方が効果的です。


そして極端に幅の狭いアンダーチューブが故に、エンジン脱着の関係上

メインチューブとリアのロッカーカバーの間に空間が必要だったりして

こちらはかなりその隙間は詰められています。


もう一つは大きなロッカーボックスのこの角度が浅く、この角度に合わせていくと

リアレッグが長くなってしまうのもポイントですね。


恐らくパウコのフレームがベースと思われますが

単なるプレートでしかないアクスルプレートには周囲にリブを立ててあります。


ネックは少し寝かせて鉄板を溶接してからのモールディングという感じでした。

何をするにしてもそうですがエボスポーツにはエボスポーツなりに

落ち着く形やスタイルがありますが

そこから一歩でも踏み出そうとすると途端に難しくなるベース車でもあって

しかしながら敢えてそれを選択するという反骨精神こそが

エボスポーツ最大の魅せ場であると思います( ´∀`)