みなさまごきげんよう。
今回外装のペイントをお願いしたのは田中屋塗装店。
自らのイメージを具現化すべくペインターに想いを託し・・・・というようなカッコいいっぽい事は無く。
グラフィックのアイディアは大神戸河田氏に頂きました。
何も考えていなかった訳ではなく、色々考えていただけに悔しくもあるが・・・・・
「銀塩モノクロ写真のような表現」というテーマがとてもドンときた。
このグラフィックに対するイメージや理想、つまり思い入れは発案者が最も強いと思う。
そしてこの難しいテーマを具現化するペインターにも当然の如く「やり遂げる」という思いがある。
このタンクの欠点を上手く潰してくれている。
自分で考え抜いた塗装ではないことは確かに悔しく思った。
自分は出る幕が無いじゃないかと。
しかしだからと言って自分の思い入れが希薄な訳ではないことにも気づいた。
このラインを見たときに、思わず頬が緩んだ。
このバイクを良くしたいと思う気持ちは全員同じで
もちろんその思い入れは自分が一番強い。
出る幕が無いんじゃない。
自分はバイクを少しでも良くすることに集中する。
その為に塗装を頼んだ。
その為に皆が協力してくれている。
結局のところいつもの結論で、バイクで応えるしかない!
もうすぐ外装が戻ってくる。
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