みなさまごきげんよう。
我が愛すべきポンコツZX-10ですが
実は6ヶ月前に売却が決まっておりまして
何とオーナーは某K社に就職が決まった若人で
せっせとバイク貯金してお金を貯めて、よりによって30年以上前の
当時の世界最速車を購入するという今時珍しいパターンでして。
この度、約束通りの期間で貯金を達成したとの事で納車日が決まりまして。
綺麗に洗車して各部チェック、エンジン始動したら燃料がボタ漏れになりまして。
あれれオーバーフローかい?と思いキャブ洗浄して組むもまたダダ漏れで
結局キャブのジョイントのOリングが死亡しており
予備のキャブ(UK仕様)に交換するも、こっちも同じところからダダ漏れと
なんで問題なく使えてた物が2個ともいきなり壊れるのか大いに疑問というか
私の業の深さを現しているようで笑えます(実際には笑っていません)。
明日納車なのにどーするよw
部品頼んでも間に合わないし、、
と思っていたらOリングを在庫していた事を思い出し
またキャブをバラしてOリング交換してギリギリ修理完了できました。
それにしてもZX-10は整備性が良くて助かります。
自分でいじる際に整備性が良いポンコツと整備性が悪いポンコツでは
心の折れっぷりがだいぶ違うので、整備性の良いポンコツがお勧めです。
と、言うかポンコツじゃない乗り物が一番なんですが( ´∀`)
最後の最後までポンコツっぷりをいかんなく発揮してくれた鯱君ですが
んーやっぱこの単車も好きだなぁ(好きだから買ったんですけどね)。
そしてお渡し前に交換した部品や整備した箇所がわかりやすいように
まとめてプリントしておこうと一通り書き出してみましたが
いやはや結構な勢いです↓
外装全バラ清掃、バフがけ
黒樹脂パーツ劣化修理
スクリーン研磨,ウェルナット交換
外装ビス類ブラックステンレス交換
カウル類破損修正
バッテリー新品交換
スパークプラグ交換
エンジンオイル、フィルター交換(MOTUL7100 20W-50)
ウォーターポンプ交換
ウォーターライン洗浄クーラント交換
サーモスタット交換
ラジエーターキャップ交換
冷却水ラドウェルド注入
クラッチマスターO/H
クラッチレリーズシリンダーO/H
クラッチフルード交換
クラッチ分解清掃
クラッチカバーガスケット交換
オルターネーターカップリングブレード増し締め
ハンドル交換(バーハンから純正戻し)
ブレーキレバー、クラッチレバー交換
ハンドルセンターカバー交換
タンクキャップキーシリンダー固着解除
タンクキャップ分解清掃(エアベント)
ミラー左右交換
シート交換
メーターマウントブッシュ新品交換
燃料コックO/H
キャブレターO/H
キャブレタージョイントOリング交換
キャブレター交換(フルパワー化)
マフラーサイレンサーO/H
フューエルポンプ交換
フューエルフィルター交換
フューエルホース交換
エアクリーナーエレメント交換(K&N)
前後ブレーキフルード交換
正直整備代だけでもスゲーっす( ´∀`)
これだけやっても今後まだ何があるかはわからないのが古い単車の悲しいところですが
これから乗りながら部品を探したり、気になるところを綺麗にしたり
やろうと思えば色んなことができるので結構楽しいんじゃないかなと。
勉強にもなりますしね。
大事に可愛がってくれたら嬉しいな。
さらば俺のZX-10!
そんなわけでさらば!
。
。
。