3型KATANAがカッケー!!
実際私は刀が大好きだったりしますがキリン的GSX1100Sよりも
少しコンパクトで足回りしっかりやればクリンクリン曲がりそうな3型の車格や
スズキの変態臭がムンムンするデザインが超絶に好きで
おまけにこの車両はワルい雰囲気がビシバシでいやはやCoolです。
FCRじゃなくてCRなところがまたツボると言うか
金のフレームに白い外装という3型カタナをここまで真っ黒くするのは相当な手間ですし
スズ菌感染者っぽくなくSUZUKIロゴが何処にも無い仕上げでタマランです。
シートカウルの後端部分は純正だとナンバーステーや泥除けで
ピョロっと垂れてる部分があるのですが
当然のごとくカットされていて本来の美しいデザインを引き立たせてありまして
ベースの良さを活かした改造というのは、
このようにメーカーがやりたくても出来なかった所をツメていくという事でもあります。
そしてホイールは前後ともミッチェルのシケインで
これまた黒塗りで存在感を消していますがそこがまたイイ!感じです。
というかどう考えてもマニアな感じですがマニア臭がせず
私はこういうテイストやスタンスが超好きです。
ブレーキホースの取り回しはシンプルなバイピース。
リアのミッチェルも渋いですが集合管は4-1-2でちょっと変わった仕様ですが
是非とも音を聞いてみたい感じで、とにかくこの車両はワルいです( ´∀`)
ちなみにワルいというのは私の場合褒め言葉です。
スズキってRFなんかもそうですが
こういうフェラーリ的というかテスタロッサ的というか
どう説明したら良いかわかりませんがこのダクト感がカッコいいです。
速そうな多分XSでTXかもしれませんがそれはオーナー様のみぞ知るところで
ヤマハのXSとTXの650やらXSとGXの250やら想像でモノを言う私にはややこいです。
で、フロントの車高も下げていると思われますがストロークは残してある風で
フロントダブルディスクですから当然かと思いますが
走りも考えている作りが好感度高いです。
大径のフローティングディスクにブレンボキャリパーで
配管の取り出しも地面や回転部分との干渉が無いように配慮されていてヤル気です。
恐らくフロントホイール流用でディスク化されているっぽいです。
フロントはもリアと同じくフローティングローターにブレンボのおむすびキャリパー。
ところで握り飯に関して「おむすび」派と「おにぎり」派に分かれるかと思いますが
このキャリパーの呼び方も同様に2通りあるようで、
これは地域による物なのか、育った環境による物なのか激烈に気になりました。
因みに私は「おにぎり」派です。
が、キャリパーは「おむすび」と呼んでいます( ´∀`)
マスターシリンダーなんかは裏手に隠されているっぽくて
XSのスイングアーム幅の広いフレームのスペースを生かしている風です。
そしてスイングアームピボットにはちゃんとグリスニップルがあって真面目です。
ピボット固着で有名なSRも同様にグリス封入口があって
ニップルは工具箱の蓋についていて整備毎に取り付けるようになっていたと思いますが
ニップルが露出していないせいかグリスアップを怠ってしまいがちなんですかね。
まぁニップルの存在意味もグリスアップの必要性も感じないユーザーも多いのですが。
キーシリンダーの取り付け部を利用してヘッドライトを吊りつつ
メーターもカップを作って一緒に固定されていて、
細かいですがスマートにまとめてあります。
スペーサーになっているパイプもドリルドしてきちんと面取りされていて丁寧ですね。
このノブは一体何なのか気になりましたが、
恐らくこれはノブではなくスマホホルダーのボールマウントみたいです。
つまり駐車時にホルダー自体をきちんと取り外しておられるようで
見られるという事に対する意識が非常に高くて素晴らしいです( ´∀`)
リアは19インチなんでしょうか。
そういう事を確認している余裕が無いほどに駐車場は時間との勝負ですねん。
なんかスゲー軽くそうで重心は低いっぽくて
650ccツインのトルクぶりぶりで走る感じが想像できますね。
フロントに39を入れたアーリーショベルです。
39フォークは何気に35フォークよりもアウターが細くて
インナーが35に対して4mmも太いのに結構細く見えるのと
ビッグツインクラスに装着すると41ナローくらいの幅感で結構使えるフォークですね。
アウターとトリプルがもっとカッコ良くできれば最高ですが。
頑丈なナンバーステーに頑丈なバックプレートで
ナンバーの固定ボルトとバックプレートの固定ボルトが別になっているので
振動にも強そうです。
丸スイングアームでリア18、サスの動きは生かしたままという
結構スペースとのせめぎ合いが大変なセットアップになっていますが
4速フレームベースでイク場合は間違いのない組み合わせですね( ´∀`)
タンクの前側はフレームの貫通穴を利用してタブを付けずにマウントされています。
不要なコック穴はプラグで潰してありますが
プラグごと塗装しちゃう事で一体化を狙われているようです。
まぁ皆さん色々工夫されていて、見させて頂いていると楽しいですね( ´∀`)
。
。
。